高梨臨(C)NHK

高梨臨「花子とアン」以来の共演・鈴木亮平の“別人ぶり”語る 初大河ドラマ「西郷どん」への思いとは<インタビュー>

2018.03.03 07:00

女優の高梨臨が、2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(毎週日曜よる8時~)の第9回「江戸のヒー様」(3月4日放送予定)より登場。このほど、インタビューに応じ、初の大河ドラマ出演への意気込みや、共演者とのエピソードを語った。

  
同作は林真理子氏の「西郷どん!」が原作。幕末から明治にかけての日本史の中で大きな役割を果たした薩摩藩士・西郷吉之助(隆盛)の生涯を追う歴史ドラマ。

高梨は、もともとは薩摩の貧しい農家の娘だったが、借金のかたに身売りされてしまい、品川宿(江戸)にある宿屋「磯田屋」で働く給仕・ふき役。第2回「立派なお侍」(1月14日放送)では、吉之助(鈴木)が身売りされていくふきを助けようとするも叶わなかったが、第9回で再会することになる。

高梨臨、初大河ドラマへの想い

大河ドラマ初出演に関して、「もちろん、嬉しい気持ちが1番にありました」と喜ぶとともに、「大河ドラマという作品は歴史があり、さらに日本の歴史が好きな人が観ていますので、そこへのプレッシャーといいますか、『やらないとな』という緊張も大きかったです」と吐露。イベントで鹿児島を訪れた時のことも振り返り、「鹿児島の人たちが西郷さんのことを本当に大好きで、『西郷どん』に期待してくださっていることを肌で感じました。自分自身にとっては初の大河でもありますし、地元のみなさんの熱量も感じましたので、真剣に取り組んでいきたいと気合いが入りました」と力を込めた。

加えて、「大ベテランの方やほんとうにたくさんの役者さんにお会いできることも大河ドラマならでは」と胸を高鳴らせた高梨。「今までやったことがないような役柄でもありますので、色々なものを吸収して、新しい自分を見せられたらいいなと思っています」と意気込んだ。

高梨臨(C)NHK

「西郷どん」ふき役語る

自身が演じるふきについては、「強い女性だなと思うことが圧倒的に多いです」と紹介。「2話での西郷さんがいたからこそ、ふきは、親と別れたときに心が折れずに生きていけたのだと思いますし、磯田屋で明るく、たくましく生きていられるのかなと思っています」と演技を通しての実感を言葉に。

「西郷さんにとって、ふきは“あの時に助けることができなかった存在”という思いが大きいと思います。ふきと西郷さんは江戸で再会を果たすのですが、ふきにとってはきっと、自分が明るく振る舞うことが西郷さんへの恩返しにもなるので、そこを1番気をつけているイメージです」と演技する上でのポイントを明かした。

鈴木亮平と「花子とアン」以来の共演

高梨と鈴木は、連続テレビ小説「花子とアン」以来の共演。鈴木との再会は「まず見た目が全然別人になっていて、『本当に亮平君?』みたいな感じになっていました(笑)」と感じたそうで、「体も大きくなりましたし、今回は座長ということで存在感も、安心感も大きくなって、さらに頼れる人になっていました」と声を弾ませた高梨。

根本的な部分は変わっていないようだが、「見た目もぜんぜん違いますし、本当に西郷さんと話している感じです」といい、「(『花子とアン』で演じていた)村岡印刷さんの面影がまったくなくなっていました(笑)」と笑いを誘った。

松田翔太と初共演

さらに、ふきが恋愛感情を抱くことになる“ヒー様”こと一橋慶喜役の松田翔太について、「松田さんは気さくな方でしたし、趣味の話などもしてくださって、1週間で打ち解けた感じでした。自然体な方でした」と初対面の印象を告白。

「ふきにとっての“ヒー様”の魅力とは?」と尋ねられると、「松田さん自身がそうということもあるのですが、ものすごく色気のある方だと思っています」と話し、「(“ヒー様”は)絵を描くのが得意だと言います。松田さんも空き時間に、実際に西郷さんの絵を描かれていて、それがすごく上手いのです。“ヒー様”には、松田さん自身の魅力も反映されているような感じがしました」とも打ち明けた。(modelpress編集部)

高梨臨(たかなし・りん)プロフィール

生年月日:1988年12月17日
血液型:A型
出身地:千葉県

2014年、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」出演で話題に。「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)、「ヒガンバナ」(日本テレビ系)、「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)、「あいの結婚相談所」(テレビ朝日系)など連続ドラマにコンスタントに出演。

不倫を題材にした大人の濃厚ラブストーリー「不機嫌な果実」にて離婚経験者実年齢よりも年上の設定の役を演じたかと思えば、「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ・読売テレビ系)では恋愛に不器用なキャリアウーマンを好演し高い演技力を発揮。また、2017年より雑誌「andGIRL」のレギュラーモデルとしても活躍している。
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 槙野智章、妻・高梨臨からの“ダメ出し”明かし照れ笑い 左手薬指に指輪

    モデルプレス

  2. 高梨臨、美背中ちらり ハワイでヘルシーボディを披露

    モデルプレス

  3. サッカー槙野智章と結婚の高梨臨、祝福メッセージに感謝「変わらず真摯に」

    モデルプレス

  4. サッカー槙野智章と結婚の高梨臨、朝ドラから月9まで…高い演技力で話題作出演多数<略歴>

    モデルプレス

  5. 高梨臨&サッカー槙野智章、結婚を発表<コメント全文>

    モデルプレス

  6. 高梨臨、憧れの人との共演に「あぁ…生きててよかった」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 10月のカバーモデルはドラマ「ぼくたちん家」及川光博&手越祐也

    特集

  2. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  3. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  4. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

  7. 日本テレビ系日曜ドラマ「ぼくたちん家」の情報をたっぷり紹介

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    なにわ男子・長尾謙杜&山田杏奈、再共演で挑んだ“危うい恋”「出会いが正解だったのか、間違いだったのか」【「恋に至る病」インタビュー】

    モデルプレス

  2. 02

    20周年「ハンサムライブ」歴代名場面&全員が復活願う“伝説の演目” 小関裕太・猪塚健太・溝口琢矢・松岡広大が思い出トーク【モデルプレスインタビュー】

    モデルプレス

  3. 03

    JO1豆原一成、俳優としての転機に気づいたことと変わらぬ闘争心「芝居には“かっこつけ”はいらない」【「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」インタビュー】

    モデルプレス

  4. 04

    「ばけばけ」板垣李光人が語る“三之丞”の在り方 一貫して大事にしたいこと「ただ可哀想な三男坊にはしたくなかった」【インタビュー】

    モデルプレス

  5. 05

    福本大晴、ソロ活動で感じる不安・セルフプロデュースで大事にしている思い「僕のファンの人は優しくて」【STARRZ TOKYO 2025】

    モデルプレス