「あいのり」新シリーズ初カップル・帰国後の裕ちゃん&アスカを直撃!三角関係を回顧・壮絶な過去を打ち明けられて…ラブワゴンだから生まれた恋<モデルプレスインタビュー前編>
2018.02.15 18:00
フジテレビ系で放送されていた恋愛観察バラエティー「あいのり」の新シリーズ「あいのり:Asian Journey」の第17話が15日、Netflixにて配信スタート(毎週木曜日独占配信中)。どら焼き職人でキックボクサーの裕ちゃん(27)の告白をモデルの卵・アスカ(23)がOKし、シリーズ初のカップルが誕生。モデルプレスでは2人にインタビューを実施した。
“最後の初期メンバー”裕ちゃん&アスカがシーズン初カップルに
2人は10月末から配信が始まった新シリーズ最後の初期メンバー。告白やリタイアで入れ替わってきた男女7人のメンバーだが、2人はベトナム、ミャンマー、台湾、タイを一緒に旅してきた。アスカは彼女いない歴10年の男子・裕ちゃんの男らしさや純粋な部分に惹かれ1カ国目で恋をしたが、一時は“恋愛できないロボ”と化した裕ちゃんの鈍感さに心が折れてしまう。しかし、台湾で再び裕ちゃんと向き合いたい、と矢印が復活した頃、裕ちゃんも旅を通じて大きく成長しているアスカへの思いを自覚するようになり、両思いに。4連続告白が失敗していた「Asian Journey」で念願の告白成功となった。
裕ちゃん&アスカ、お互いに惹かれた部分は?
― カップルでの帰国、おめでとうございます!お互いどういったところに惹かれましたか?アスカ:男らしくて、頼りがいがあるところですね。海外だから、分からないことばかりだし、携帯もないという状況だったんですけど、「どうにかなる、ついてこい」みたいな感じで裕ちゃんは男らしく引っ張ってくれたのでカッコいいなと思って。あとは、格闘技という1つのことを追い求めてチャンピオンを目指して頑張っていることへの尊敬もありました。
― 今まで好きになった人とタイプは違いますか?
アスカ:ルックスは似たタイプの人が多かったんですけど、性格のタイプは違うかもしれません。これまでは、結構遊んで来たつもりなので(笑)、遊びは「もういいかな」と思って今回あいのりに参加したんです。だから、あいのりでは、本当にフィーリングとか心で見ていて、裕ちゃんの優しい部分に惹かれました。
― 裕ちゃんさんはどうですか?
裕ちゃん:始めは全然好きとかじゃなかったですね。純粋に旅を楽しんでいました。でも、メンバーがどんどん帰ってしまうなかでアスカと残って2人で過ごす時間がどんどん長くなっていって。そこで良いところも悪いところも知って段々と好きになっていきました。
― ありがとうございます。では、ここからは2人の旅を振り返りながら、お話をお聞きしたいと思います。
裕ちゃん&アスカ、でっぱりんとの三角関係を回顧
第2話、1カ国目・ベトナムで裕ちゃんを最初に好きになったのは初期メンバーイチの強烈なキャラクターでシリーズに様々な事件を巻き起こした博多弁バリバリの元気娘のでっぱりん(21)。第3話でアスカも裕ちゃんを気になりだしたことが発覚し、三角関係に発展した。― ベトナムやミャンマーでは、裕ちゃんさんを巡るでっぱりんさんとの三角関係も話題になりました。アスカさんは気付いていましたか?
アスカ:はい、気付いていました。でっぱりんは、裕ちゃんにグイグイ行っていて、分かりやすかったので。
― そのときは「私も頑張んなきゃ」と?
アスカ:思いました!「負けないし!」って。
― (笑)。女子同士はバチバチした感じになったり、直接話をしたことはあったんですか?
アスカ:そういう感じの話をしたことはありました。「裕ちゃんカッコよかった」と言っていて、「え、私も思ったんだけど」みたいな。「マジかよ」とは思ったんですけど、「お互い頑張ろう」となりました。
裕ちゃん、でっぱりん&アスカの気持ちに本当に気付いてなかった?
第7話では、裕ちゃんは、アスカとでっぱりんから同時にデートに誘われ、“両手に花”状態でデートに行くも2人からのアプローチに気付かないという鈍感ぶりを発揮。キックボクシングに集中するため、10年間恋愛禁止を自らに課した裕ちゃんは、恋愛に麻痺状態で、“恋愛できないロボット”と番組から名付けられるほど。その鈍感ぶりで女子2人を悩ませ、アスカは一時、裕ちゃんへの思いを封印した。一方、同じく鈍感な裕ちゃんに心折れかけていたでっぱりんも、第11話で加入した美大生のあきら(25)に一目惚れをし、第13話でスピード告白をした結果、玉砕した。
― 一時、“両手に花”状態となっていましたが、裕ちゃんさんは、本当に何にも気付いてなかったんですか?
裕ちゃん:ははっ(笑)。
アスカ:聞いてやってくださいよ(笑)!
― 本当に、気付いてなかったんですか?
裕ちゃん:始めは訳が分からなかったです。でっぱりんがグイグイ来るし「何で?」と。
― 何で誘われているのかも分からない?
裕ちゃん:はい。「これはどういうことだ?」と思って。アスカも誘ってくれるけど難しい顔しているし、「なんだろう?」という状態で。2人でいても楽しそうな顔を一切しないし、「なんか怖いなー」と思いながら接していました(笑)。
アスカ:そう!「怖い」って言うんですよ!ドキドキしてたの(笑)!
― 緊張していた?
アスカ:変に緊張してずっと喋れなかった時期があったんです。
― 自分に矢印が向いているという発想にはならなかった?
裕ちゃん:そうです…さすがに最後の最後、でっぱりんからは来ているのかなと少し感じました。そしたらあきらに告白したので「…えっ?」と驚きました(笑)。
アスカ:でっぱりんは「裕ちゃん、裕ちゃん」って、めっちゃいい感じだったよね。
― アスカさんも驚かれましたか?
アスカ:めっちゃ、「え?」でした。結構でっぱりんと裕ちゃんは良い感じだったんですよね。それがでっぱりんはラブだったけど、多分裕ちゃんはライクだった。2人はすごく波長が合っていたから、私も喋りたかったのに時間がなかったときは「ヤバいな」と焦ることもあったので。
― 裕ちゃんさんも「俺じゃなかったんだ」っていうのは、ちょっとあったんですね。
裕ちゃん:ちょっとありました。
アスカ:めっちゃ告白される準備していたのにね。
― 告白される準備?
裕ちゃん:心の準備はしていたんですよ…。
一同:(笑)
― 裕ちゃんさんにとってでっぱりんさんはやはり友だちという感じだったんでしょうか?
裕ちゃん:そうですね、好きな友だちでした。
― アスカさんも、一度諦めていましたね。
アスカ:(裕ちゃんが)あまりにも鈍感すぎてイライラして、1回諦めたんですよ(笑)。「話になんねーわ」と思って(笑)!
裕ちゃん:ふふ…そう言われても、どうしようもないですよね(笑)。
アスカ:ははっ、言い過ぎたかな(笑)。でも1回諦めたから変に意識せずに話せるようになったかも!1回それがあって良かったのかなと思います。台湾くらいから、沈黙も全然気にならないし普通に話せるようになりました。
裕ちゃん、アスカは「日本で出会っていたら、間違いなく付き合っていなかった」
第11話で旅の開始当初からリーダー的役割としてメンバーを引っ張ってきたハト胸(27)がアスカに告白し、帰国。さらに、ウェディングプランナーのウェディング(23)が体調不良のためリタイア。そして、第13話ではでっぱりんも卒業と、初期メンバーが続々と帰国していく中で、裕ちゃんも恋愛をしようと心を決め、アスカに惹かれていった。― でっぱりんさんが帰られた頃は、アスカさんへの気持ちはどのくらい自覚されていたんですか?
裕ちゃん:あの頃も少しはあったんですけど、そんなに思いっきりという感じではなくて。
― 自分の気持ちを自覚したのはどういう瞬間でしたか?一度自分も恋愛をしよう、と心に決めたタイミングでアスカさんへの思いを始めて口にされていましたね。
裕ちゃん:そうですね。ふと、アスカが好きかなって…。
― 「あいのりに参加しなかったら、絶対付き合わなかったタイプ」とおっしゃっていました。
裕ちゃん:日本で出会っていたら、間違いなく付き合っていなかったなと。あの旅に行ったからですね。
― 表面だけで見ていたら恋には発展しなかった?
裕ちゃん:旅を通じて1人の人間として中身も全部知ることができたので、それが大きかったです。
― アスカさんに1番惹かれた部分はどこですか?
裕ちゃん:思ったことをズバズバ言うし、弱いところもあるし、女性の強さみたいなものも持っているし、良いところも悪いところも含めて全部好きです。
アスカ、裕ちゃんからの手繋ぎは「パーフェクト」
第14話、裕ちゃんが現地のタイのムエタイ選手と試合を行ったことで、2人は急接近。アスカに闘う姿を見せたい、という気持ちを持って勝負に挑んだ裕ちゃんの姿に、アスカの思いも強まった。― アスカさんの気持ちも、告白する頃は気付いていらしたんですか?
裕ちゃん:そうですね。タイとか最後の方がずっと2人でいたんです。
アスカ:ラブワゴンも私がずっと裕ちゃんの横座っていました。
裕ちゃん:他の人と沢山話すわけでもなくアスカが自然と隣にいて。付き合っていないけど2人でずっといるみたいな感じでした。
アスカ:タイは、特にずっときゅんきゅんしていました。
― そうなんですね!ムエタイの試合のときとか?
アスカ:「やっぱりこの人だ」と思いました。
― 翌日には、2人でランニングをしていましたね。
アスカ:私もランニングが好きで、「一緒に走ろう」と前から話していたので、待ち合わせました。
― エラワンの滝の場面では、裕ちゃんさんから手を繋ぎましたよね(第15話)。
2人:ふふふふ(照れる)。
― あのときはどういう心境でしたか?
アスカ:あれは、本当にヤバかったです(笑)!
裕ちゃん:俺も。あのときは「どのタイミングかな?どのタイミングかな?」って。
アスカ:でもあれはパーフェクトでした。
― お互いがそういう気持ちな気がしたということですよね?
裕ちゃん:「好き」と言ってしまったら告白になってしまうので、ルール的に突然「好き」とは言えないんですよね。だから気持ちを確かめ合うじゃないけど、手を繋いだら、アスカも繋ぎ返してくれたので、「あ」と思って。
アスカ:私も手のやり場に困っていたんですよ。「当たっちゃうなー、どうしよう」って思っていたらバッと来たので、「きゃー!」と思って(笑)。
― あのシーンとっても感動しました!裕ちゃんさんの成長が感じられて…。
アスカ:本当に最初の頃と比べると考えられないですよね(笑)!
裕ちゃん:すげえ頑張った!すげえ頑張った!
アスカに壮絶な過去を打ち明けられた裕ちゃん
第15話では、アスカの壮絶な過去が明らかに。2歳のときに、フィリピン人の母親と日本人の父親が離婚し、児童養護施設にあずけられ、18歳まで施設で育ったアスカ。実は施設にあずけられた理由は母親から虐待を受けていたためで、「あんたなんか産まなきゃよかった」と言われたことも。自分の心の闇を裕ちゃんに話すか悩んでいたが、第16話で全て打ち明け、最終的にその気持ちを受け止めた裕ちゃんが告白を決意するきっかけとなった。― 過去の話を全て打ち明けるのは、アスカさんの中ではやはりハードルが高いことでしたか?
アスカ:付き合ったらずっと一緒にいることになるじゃないですか?そう考えたときに全部分かった上で付き合いたかったんですよね。たまにお酒を飲んだときに裕ちゃんに色々こぼすこともあったので、そういうのもちゃんと分かって欲しくて。言うことで嫌われちゃうんじゃないかなと、ちょっと怖いところもあったんですけど、受け入れてくれたので良かったです。
― 友人など近しい人にもあまり話していない内容だったんでしょうか?
アスカ:知らない人ばっかりだと思います。
― これまでの恋人には?
アスカ:付き合ってからとか、親の話になったときとかは言っていましたけど、こんな風に付き合う前にちゃんと話したことはなかったです。
― 打ち明けられて裕ちゃんさんはどういう心境でしたか?
裕ちゃん:結構ヘビーな話だったので、「自分が何ができるか」とか「どうしたらいいんだろう」みたいな戸惑いもあったんですけど、それも全部ひっくるめてアスカだから受け止めようと。
アスカ:(嬉しそうに見つめる)。
― それから告白決意するまでは悩みましたか?一瞬距離を置いたように見えたようなシーンがありましたが。
裕ちゃん:話を聞いた直後はどうしたらいいか分からなかったんです。今までアスカみたいな境遇の人に出会ったことがなかったので、どんな風に言葉を掛けてあげたら良いのか、と。
― 自分から告白しよう、と思ったのはどういう流れだったんでしょうか?
裕ちゃん:それでもそんなアスカのことも守ってあげたいし、それ以上に好きという気持ちが大きかったからです。
― あいのりの旅では孤児院を訪れることもありましたが、アスカさんはあいのりを通して、自分の境遇について考え方が変わることはありましたか?
アスカ:なんだろう…現地の子どもたちってただ楽しそうにしていたんですよね。自分の事情を分かってない子も多分いると思うし。でも本当に自分が強く生きるだけだなと改めて思いました。私はまだ日本にいたから、色んな制度とかも整っていたけど、世界には色々な人たちがいるからこんなことで悩んでいる場合じゃないなと。
裕ちゃん&アスカ、カップル成立でキスした直後は…
そして、迎えた第17話。同時に告白を決めていた2人だったが、スタッフの計らいで裕ちゃんから告白してもらうことに。「この旅で終わるんじゃなくて日本帰ってもアスカのことを守りたいし、支えたいから一緒に日本に帰ってください」と裕ちゃんが思いを伝え、アスカも「裕ちゃんの弱いところもいっぱいあるし私もあるしそこを日本に帰ってお互い支え合っていけたら」「私も裕ちゃんに負けないくらい好き」と答え、キスをした。― 裕ちゃんさんは告白されたとき、アスカさんの答えに自信はなかったんでしょうか?放送で話されていたように半々だった?
裕ちゃん:半々でした。
― OKされたときはどういう気持ちでした?
裕ちゃん:素直にすーっごい嬉しかったです。「良かったー!」って。
― カップルになって一緒に飛行機で帰られたと思うんですけど、成立してメンバーを見送った直後はお2人でどんな話をされたんですか?
アスカ:ただ解放感が(笑)。
裕ちゃん:アスカはすごくそれが大きかったと思います。「やっと帰れる~!」って。
アスカ:でも告白されてキスして、その夜が別々の部屋だったので一緒にいたかったね、という話はしていて。飛行機の中は隣同士だったので仲良くしていました。
アスカ、裕ちゃんを「支えたい」結婚は?
そして、2人はともに日本に帰国。同シリーズ記念すべき初カップルとなり、現在日本でラブラブな生活を送っている。― 現在交際中ですが、旅の間と関係性は変わりましたか?
アスカ:全然違うかも…。一緒にいてこの人が私を守ってくれるんだっていう安心感がめっちゃあります!
― 裕ちゃんさんはどうですか?
裕ちゃん:そうですね、旅のときとは全然違います。アスカはアスカで旅のときから変わらないですけど。
アスカ:えー!そんなことないじゃん!
― (笑)。
アスカ:素直に甘えられるようになりました!
裕ちゃん:それはある。付き合って素直になったので、そこは全然違いますね。
― これからはどんな関係性でいたいですか?
アスカ:裕ちゃんは私のために色々してくれるし、私もちゃんと支えたいから、裕ちゃんのためにできることをもっとしたいなと思います。
裕ちゃん:俺も支えてもらったからにはちゃんとキックボクシングで、結果を残していきたいです。アスカも喜んでくれると思うので。
― 結婚など、将来のことは考えたりしますか?
アスカ:できたらいいなとは思います。まだ23歳なんですが、そろそろ落ち着きたいです。
裕ちゃん:僕こう見えて結構いい歳なんで…(笑)。できたらいいなとは思います。
― 良いパパになりそうですよね。
アスカ:ねー!
※後編に続く
インタビューこぼれ話
カップルになった裕ちゃん&アスカはどんな空気感なのか…番組の2人からは想像がつかなかったが、慣れない撮影やインタビューにガチガチの裕ちゃんをアスカが優しく助けたり、密着してくるアスカに照れながら裕ちゃんが応じたり…すっかりカップルらしくなった2人の姿が印象的だった。2人の近況やあいのりの旅全体について深掘りしたインタビュー後編も後日配信予定、お楽しみに!
あいのり:Asian Journey
オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す「恋愛観察バラエティーあいのり」。地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」と放送されてきたが、現在放送中の新シリーズでは、タレントのベッキーとお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がMCを務め、スタジオゲストとしてモデルの河北麻友子と大倉士門が出演。
また、地上波でも1月12日よりフジテレビ系にて毎週金曜日24時55分から放送中。現在、第5話まで放送されている。
現在のメンバーは、ラジオクリエイターのシャイボーイ(28)、美大生のあきら(25)、パティシエ見習いのトム(22)、受付嬢のかすが(26)、元美容部員のかにゃ(25)。第17話ではタイから5カ国目・マレーシアに移動し、コンサルタントの社長(27)とペットショップ店員のユウちゃん(21)が新たに加入。
現在両思いのシャイボーイ&かすがは無事一緒に帰国できるのか?強烈キャラクターの新メンバーはどんな風を巻き起こすか?まだまだラブワゴンから目が離せない。(modelpress編集部)
裕ちゃんプロフィール
どら焼き職人/27歳/長野県/A型アスカプロフィール
フィリピン人とのハーフでモデルの卵・飲食店アルバイト/23歳/鹿児島県/O型
【Not Sponsored 記事】