米倉涼子、内田有紀 (画像提供:テレビ朝日)

<「ドクターX」米倉涼子&内田有紀インタビュー>初共演から5年、“新たな局面”迎えた2人の関係性 撮影中のエピソードもたっぷり

2017.11.13 07:00

第5シリーズを迎えたテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜よる9時~)に出演する米倉涼子と内田有紀がインタビューに応じた。

  
同作は、米倉演じるフリーランスの天才外科医・大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。内田が演じるフリーランスの麻酔科医・城之内博美は、第1シリーズでは未知子と対立しつつも、プロ意識という共通項を糸口に信頼関係を築き上げてきた。

しかし、11月16日放送の第6話では、ひょんなことから仲たがいすることに。そこで、新たな局面を迎える未知子役の米倉と博美役の内田がインタビューに応じ、2人の関係を語った。

初共演から5年、2人の関係性

― おふたりは『ドクターX』が初共演。まずは第1シリーズ(2012年)で初めて会った際の第一印象を教えてください。

米倉:正直なところ、今の関係が自然すぎて、第一印象をハッキリと覚えていないんです(笑)。

内田:実は私たち、ちゃんとした“はじめまして”という場の前に、医療リハーサルに入ったんですよ。そこから怒涛のように撮影が始まって…。お互い自然にスーッと距離が縮まったよね?

米倉:うん。何だろう…有紀ちゃんは気楽に話せる人だったんですよね。もちろん、性格的に似ているところも似てないところも両方あるんですよ。ただ、私は何事もチャッチャッとやってくれる人がいいなって思う、せっかちな性格で、そこが有紀ちゃんとは合ったというか…。

内田:お互いのリズム感はすごく近いですよね。

米倉:あと、何と言ってもお互いにあまり踏み込まない性格!

内田:私たちの関係ってサッパリしていて、ちょうどいい距離感なんですよ。

米倉:そうそう!プライベートでは全然会わないしね(笑)。ただ、やっぱり5年の付き合いですから、信頼関係が年々厚くなっているのは感じますね。今では、深いこともサクッと言い合うことができる関係なんですよ。しかも、その話を引きずらない!

内田:なので、とても心地いいですね。米ちゃんはどんなに大変な撮影も力強く乗り切ってくれるので頼もしいし、とても信頼できる人です。

米倉:有紀ちゃんをはじめ、信頼できる人たちに囲まれているからこそ、大変な撮影でも頑張れるんです。これぞ人と人が支え合う、“人”という漢字の由来に通じる関係だな、と思います。

― 決してベタベタはしないけど、その根底にはお互いへのリスペクトの念がある…。お話を聞いていると、おふたりの関係は未知子と博美の関係に似ているのかな、と。

米倉:そうかもしれないです。もちろん、生活のリズムもそれぞれだし、すべてが共感し合えるとは思っていないんです。でも、お互いに『えっ、そうなの!?』と思う考え方が飛び出しても、ケンカにはならない気がするんですよ(笑)。

内田:多くは語らずともお互いの気持ちは分かるけど、だからと言ってすべて肯定しなければ成立しない関係ではないんですよね。その加減がとても居心地よく感じるんです。

米倉:そう!女性特有のヌタ~ッとした感じが有紀ちゃんにはないから、大好きなんですよ。

内田:私も米ちゃんに対してそう思ってる!自分がちょっとイヤだな…と感じる部分が、お互いに似ているんでしょうね。そうやって共有できる相手に出会えたことは、とても幸せだなって思います。

米倉涼子、岸部一徳、内田有紀 (画像提供:テレビ朝日)

米倉涼子&内田有紀にとっての岸部一徳

― ちなみに、未知子と博美が揃うシーンのひとつが「名医紹介所」。そのシーンに欠かせない岸部一徳さんは、どんな存在ですか?

内田:一徳さんはまさにプロの中のプロ、どんな状況でも常にブレない信念を感じさせてくださる方。あんなふうに年を取れたら、プロとしては最高だなって思います。それは西田敏行さん然り、ほかの俳優さんたちからも感じることなんですけど。

米倉:私にとって、一徳さんはありのままを出して寄り添える存在。これ以上はないというくらい、未知子は晶さんに甘えているし、私自身も一徳さんに甘えていると思います。親密度も毎年上がっている実感がありますね。そういえば最近、みんなで飲んでいると、一徳さんが『もうちょっと飲んでいい?』といった風情で、チラッと私の方を見るんですよ(笑)。
内田:米ちゃんと一徳さんは時に娘とお父さん、時にお母さんと息子――つまり“家族”なんです!時々、家族同士のちょっとした掛け合いみたいな感じになることもあるし(笑)。それは共演者の皆さん全員にどこか通じるところがあって、みんなで集まると、ひらすらラクな親戚の集まりみたいになるんです。

米倉:そういう関係性と信頼感が根底にあるから、撮影でも余計な心配をすることがないんですよ。

内田:『ドクターX』の現場は出番直前までのやすらぎと、本番の緊張感が同居しているんですよね。

米倉:確かに、この現場ではいつも、まるで“ひとっ風呂浴びて、芝居する”みたいな(笑)、気持ちのいい切り替えがナチュラルにできるんですよね。

内田:医療用語ひとつ取っても大変ですし、いつも緊張していたら疲れてしまう。しかも、出演者それぞれが『この役にはこのくらいの見せ方が必要だ』という理想に向かって尽力しているから、どうしても飛躍のための“ひとっ風呂”は大切なんですよね。

ケンカのシーンを振り返る

― お2人で一緒にお芝居をしているときの心境は、いかがですか?第6話には未知子と博美がひょんなことから仲たがいするという展開もありますが…。

米倉:ケンカのシーンがまた楽しくて!劇中でにらみ合っては、大笑いしていたんですよ。

内田:信頼できる役者さんだからこそ、芝居の掛け合いも濃くなる。ケンカのシーンは本当に楽しんでやれました。

米倉:第4シリーズで博美さんが病に倒れるシーンもそうだったんですけど、隠し事を察知するといった密なやりとりが、芝居としてはとても楽しいんです。未知子と博美さんの関係が軸にあるから、小ざっぱりとはしているんですけど、お互いの気持ちが浮き彫りになるから、とても気持ちいいんですよね。

内田:米ちゃんと未知子さんがすごく重なるので、私も安心感を覚えて、お芝居がしやすいんです。何と言っても、米ちゃん自身が素直だから、私も一緒にいると感情のスイッチが入りやすい!

米倉:この間、一徳さんにも『いろんなことが分かりやすい人なんだね』と言われたんですよ…。私ってどれだけ包み隠せず、面白味のない人間なんだろう!?って思いました(笑)。

内田:包み隠すこと=面白味じゃないから!ストレートな米ちゃんとのお芝居がとても楽しいんですよ。

米倉:私は有紀ちゃんに頼りっぱなしです(笑)。同い年ではあるけれど、有紀ちゃんは私より断然キャリアも長いし、精神的にも大人!お姉ちゃんみたいな安心感があるんですよね。

「ドクターX」第6話の見どころ

― 最後に、第6話の見どころをお願いします。

内田:患者になったことがない未知子と、患者として未知子に救われた経験のある博美。2人の感じ方の違いも浮き彫りになってきますし、そこから未知子が何を感じ、どういった道を進んでいくのかが楽しみになってくる回になっていると思います。

米倉:平泉成さんと松金よね子さん演じる患者夫婦にも“愛”があるし、信頼し合う未知子と博美の間にも友情という名の“愛”がある。いろんな愛の形を感じていただけたらな、と思います。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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