知英(ジヨン)の苦悩と努力「悔しい思いもある」 日本で活動再開から約半年
2015.03.23 16:35
views
元KARAの知英(ジヨン)がモデルプレスのインタビューに応じた。昨年8月に日本での女優活動再開を発表し、連続ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』、特別ドラマ『ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル』に出演。公開中の映画『暗殺教室』ではスクリーンデビューも果たしており、まさに順風満帆といったところだが、その影には知られざる苦悩と努力があった。
日本語と向き合う日々…「悔しい思いもある」「落ち込むこともある」
通訳は一切なし、日本語で受け答えする知英にはいつも驚かされるが、本人はその語学力に満足している様子はない。「時間があれば勉強しているのに、どうしても直らないイントネーションがあって『なんでできないんだろう』って悩むことは何回もあります。お芝居も日本語で悔しい思いをすることもあって…。今の目標はスタッフさんにイントネーションを指摘されないようにすることです」。
言葉の壁にぶつかり、涙したこともあるという。そんな時、『地獄先生ぬ~べ~』の現場でもらったアドバイスが、知英の心を立て直した。
「お芝居にもっと集中したいのに言葉の問題でできない、その繰り返しですごく落ち込んでいたことがあったんですけど、その時に『そういうの心配しなくていいから、知英のまま頑張って』とアドバイスをいただきました。『暗殺教室』も原作がある役なので、どうすればいいのかわからなくなった時もあって、『どうすればいいですか?』って聞いたら『いいんじゃない?知英はこのままで』って。本当に嬉しかったです。皆さんの支えでいろんなことを吹っ切って演じることができたと思います」。
お色気たっぷり“セクシー先生”に悪戦苦闘
『暗殺教室』では殺し屋で、のちに外国語教師となる“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチ役。セクシーさも求められる役どころに悪戦苦闘したようだ。「セクシーな女の人って本当に難しいです(笑)。露出の多い衣装だったので、さらにそこから意図的にセクシーを足すのか、それとも自然に演じたらセクシーに見えるのか、わからなかったです。漫画を読んで声や足の組み方、さらにただ立っている時も腰を入れるなど、どうしたらセクシーに見えるのかを頑張って研究しました」。
知英が自身の失態に怒り?
劇中では壮絶な銃撃戦を行うなどアクションシーンも。役には共感する部分も多く「怒った時とかは、そのままの私でした(笑)」と茶目っ気たっぷりに話した。それにちなみ、最近プライベートで怒りがこみ上げてきたことについて聞いてみると…。「この前、地方に行っていて4日間、家を空けていたんですけど、家に帰って来たら、床暖房を消してなくて(笑)。『家に帰ったら寒いんだろうな』って思って入ったら暖かくて…『アホだなー私!』って思いました。自分に怒りました(笑)」。
夢を叶える秘訣
日本での生活も慣れてきたという知英。一つひとつ着実にステップアップする彼女に、最後に夢を叶える秘訣を自身の経験から語ってもらった。「自分を信じること、そして周りの人たちを信じることが一番大事だと思います。一人で何でもできる人もいるかもしれませんが、私は監督やプロデューサーさん、マネージャーさん、その他たくさんの人の支えがあって今のお仕事ができています。信じている人たちの言葉にきちんと耳を傾けて、どうしたらいいかしっかり考えることで、夢に近づいていけると思います」。(modelpress編集部)
■知英(ジヨン)プロフィール
生年月日:1994年1月18日
出身地:韓国
身長:167cm
血液型:O型
趣味:写真を撮ること、音楽鑑賞、映画鑑賞、アロマキャンドル
特技:語学(日本語・英語)、ダンス、ギター、ピアノ
好きなスポーツ:ボクシング、乗馬
好きな食べ物:カレー、野菜、ぶどう、いちご、ブルーベリー、海老
KARAのメンバーとして活躍後、14年8月から本格的に日本で女優活動をスタート。日本テレビ系連続ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(14年10月期)ではWヒロインの一人、雪女のゆきめ役を演じ注目される。初の写真集『知英物語 ~生まれたての私~』が発売中。
【Not Sponsored 記事】