本郷奏多、嵐・二宮和也主催の食事会&ドラマ現場の裏話を語る モデルプレスインタビュー
2014.04.12 07:00
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12日よる9時より、嵐・二宮和也主演の日本テレビ系4月連続ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」がスタート。モデルプレスでは今回、同作に出演する俳優・本郷奏多にインタビューを行い、作品の魅力や現場でのエピソード、またそこから垣間見える彼の素顔に迫った。
新ドラマ「弱くても勝てます」に出演
同作は、高橋秀実「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」(新潮社刊)を原作に描かれる笑いと涙の青春学園ドラマ。東大で生物の研究を続けてきた田茂青志(二宮)が、1年間だけの臨時教師を頼まれ、毎年多くの生徒を東大に送り込む日本有数の進学校・小田原城徳高校へ。そこで「部員は5人しかいない」「創部以来、勝ったことなし」「1試合でエラー20個」といった“超へっぽこ野球部”に出会い甲子園を目指す。本郷は2002年の俳優デビュー以降数々の映画やドラマで主演をつとめ、2014年6月には秋元才加とのW主演映画「奴隷区 僕と23人の奴隷」の公開が控える実力派。今作では“超へっぽこ野球部”のメンバーで、東大医学部を志望する3年生・亀沢俊一(かめざわしゅんいち)役に挑戦。人一倍目立ちたがり屋で、バッターボックスで注目を浴びることに快感を抱くという役どころを演じる。
嵐・二宮と再共演、「すごく素敵なお兄さん」
― いよいよドラマがスタートしますね。まずは本作で、本郷さんが演じる亀沢について教えて下さい。本郷:亀沢は、野球部員の1人です。男性キャストがたくさん登場するんですが、亀沢含め個々のキャラクターは徐々に明らかになっていくと思います。特徴があるとすれば、人より目立ちたがり屋なところです。
― 主演の二宮さんとは、映画「GANTZ」(2011年)以来の共演ですね。
本郷:はい。仲良くさせていただいてます。撮影現場では、色んな話をしています。
― 現場の雰囲気はどうですか?
本郷:初日はシーンとしてたんですけど、最初の頃に二宮さんがみんなでご飯に行こうって計画してくださって。それがあってから、キャストが一気に打ち解けました。みんなの人柄の良さに触れることができたので、二宮さんに感謝です。
― 二宮さんを中心に早速いいチームワークが出来上がっているんですね。
本郷:二宮さんって、本当に別け隔てなく開いて下さる方なんです。僕はみんなより少し長い付き合いなので、「あっ先生やってるな」って思って見ていました。すごく素敵なお兄さんですよ。飲み会があってからは、みんなが本当に仲良くなって、今日も楽屋が超うるさかったです(笑)。同世代のキャストがいっぱいいて、新しい友達もできそうだし楽しそうな現場なので、今からの3ヵ月が楽しみです。
― では、この作品を通して視聴者に伝えたいメッセージをお願いします。
本郷:野球ものって言ったら普通、ものすごい練習を重ねて気合でいくみたいなイメージがあると思うんです。でも、この作品に関しては、別に練習をして上手くなるんじゃなくて、頭を使っていかに現状のまま勝てるかという点が描かれていきます。今まであったスポーツものとは、根源の考え方が全く違うのかなって思って。もしかしたら、ものすごく斬新でものすごくヒットするかもしれないし、すごい勢いを秘めてるのかもしれない。若くて勢いのあるキャストの方もたくさん出ているので、僕も楽しみにしています。
「衣食住を全部放棄してる」
― ますます放送が楽しみになりますね。話は変わって、ここからは本郷さんのプライベートな部分に迫っていきたいと思います。ミステリアスなイメージの強い本郷さんですが、休日は何をして過ごすことが多いですか?本郷:めちゃくちゃ多趣味で、50個くらい趣味があるんです。最近特にハマっているのは、ビリヤードですね。マイキューも買いました。あとは、犬を飼っているんですけど、その子と遊んでいるときもすごい幸せです。ほかにも、テニスとか運動もするし、家に引きこもってゲームやガンプラ(「機動戦士ガンダム」のプラモデル)を作ることもあるし…。
― インドアからアウトドアまで、幅広い趣味をお持ちなんですね。
本郷:そうですね。広いし、全部深いと思います。
― 休日には、芸能界の友人と会うことも?
本郷:はい。最近だと、昔から仲良くさせてもらってるGACKTさんに、スノーボードに連れていってもらいました。教えるのがすごく上手だし、ストイックで素敵な兄貴ですね。そのほかにも同世代だと、神木隆之介くんと仲が良いです。「あいくるしい」(TBS系、2005年4月期)で共演してからなので、人生の半分以上を一緒に過ごしてます。
― 長いお付き合いなんですね。今日は、お衣装ということですが、普段はどんなファッションが好きなんですか?
本郷:実はファッションに全く興味がなくて…。おしゃれに気を使ってて、みんなすごいなって思います。お金かけて綺麗にしてって素敵なことだけど、僕には全くそういう欲がないんです。暑くなくて寒くなければいいって思ってるし、誰にも見られてないだろうし(笑)。それに、自分をかっこ良く見せようとすることが恥ずかしくて…。
― そうなんですか!?多趣味な本郷さんなので、ファッションにもこだわりあるのかと…意外です。
本郷:でもファッションだけじゃなく、食べることにも全く興味がないんです。美味しいものを食べたいとかもなくて、できるなら口の中にものを入れたくない。色々とおかしいんだと思います(笑)。住む所もいいところに住みたいとかも思わないし、小さい部屋で手の届くところに全部あった方がいいかなって思っちゃう。衣食住を全部放棄してるんですよね、人間の3本柱を全部(笑)。
― 面白いです(笑)。情熱は、すべて趣味や仕事に向かっているんですね。
本郷:そうなのかもしれません。ほかにも、おしゃれができないのと一緒で、髪型にも興味がないです。髪を染めるのって人間として無意味な行為じゃないですか。
― ずっと黒髪なのは、そういった理由からですか?
本郷:はい。それって逆にこだわりがあると思われがちなんですけど、こだわりがないからこそずっと一緒の髪型なんです。役によって、髪型を変えることもあるんですけど、それは理由があるから納得できる。そうじゃないと、恥ずかしい(笑)。
― 恥ずかしがり屋なんですね。
本郷:基本的にそうです(笑)。人にあんまり見られたくないのかもしれない。
ミステリアスな本郷奏多、恋愛観は?
― 先程、ご自身のファッションや髪型には興味がないとおっしゃっていましたが、女性の場合だと?本郷:よく女性のファッションを何系って分類すると思うんですけど、そういうのも分からないんです。というか、その人がおしゃれかおしゃれじゃないのかも分からない(笑)。ただ、髪は自然なままの黒髪がいいですね。
― では、好きな女性のタイプは?
本郷:見た目のタイプでいったら、スラっとして綺麗な人より小さくて可愛らしい子の方が好きですね。でも、1番は頭が良くて空気が読める子。あと、僕の趣味ってマニアックなものが多いので、それを理解してくれる人だと嬉しいです。例えば、ガンプラは10000人女の子がいたら、9999人の子は興味がないと思うんです。でもそれを、一緒になって「ここの光沢すごいね」って言ってくれたら楽しいだろうなって。
― 趣味を共有できる関係性が理想なんですね。憧れのデートコースはどこですか?
本郷:ずっと憧れだったのは、制服デート。お仕事してたっていうのもありますし、叶わなかったので。放課後、校門の前で待って、6時に家に帰るみたいなデートに憧れていました。
― 青春ですよね。現実では叶わなかったかもしれませんが、ドラマの中では擬似体験ができたんじゃないですか?
本郷:確かに、そうかもしれないです。役者のお仕事って、普段絶対できないことを擬似体験できるってとこが魅力だったりするので。そういうところで、僕は何かを発散してるんだと思います。
― 役者として生きてきた本郷さんだからこその言葉ですね。では、最後になってしまいますが、ファンの方に向けてメッセージをお願いします。
本郷:ドラマももちろんですが、初夏に映画も公開になりますし、今年はいいお仕事がたくさんできるかなって思っています。なので、注目して応援してくれたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
― ありがとうございました。
インタビュー中には、何度となく「恥ずかしい」という言葉を口にしていた本郷。作品や役者業を語る場面ではアツく、プライベートに迫る場面では照れくさそうに。どこか無機質で美しい顔立ちからミステリアスなイメージが強い彼だが、それだけではない人間的な奥深さを感じさせた。ドラマでは、「人一倍目立ちたがり屋」という本人とはかけ離れた役柄に挑戦。新境地に挑む本郷が見せる演技に注目だ。(モデルプレス)
■日本テレビ系4月連続ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(4月12日スタート、初回20分拡大放送)
主演:二宮和也(嵐)
出演:福士蒼汰、有村架純、中島裕翔(Hey!Say!JUMP)、山崎賢人(※「崎」は正式には旧字:立つ崎)、本郷奏多、間宮祥太朗、桜田通、鈴木勝大、栁俊太郎、平岡拓真、薬師丸ひろ子
【あらすじ】
舞台は毎年、東京大学に多くの生徒を送る日本有数の進学校。東大で生物の研究を続けてきた30歳目前の新米教師・田茂青志(二宮)が、創立以来勝ったことのない部員5人の“超へっぽこ野球部”部員たちと甲子園を目指して奮闘していく様を描く。
■本郷奏多(ほんごうかなた)プロフィール
生年月日:1990年11月15日
血液型:O型
出身地:宮城県
身長:174cm
2002年8月公開の映画「リターナー」で俳優デビューし、2005年7月公開の映画「HINOKIO」で、14歳で初主演を果たす。このほか映画「テニスの王子様」(主演、2006年5月)、「NANA2」(2006年12月)、「青い鳥」(2008年11月)、「GANTZ」(2011年1月2011年4月 2部作)ドラマ「未来日記」(2012年4月-6月)、「リアル鬼ごっこ THE ORIGIN」(主演、2013年4月-6月、千葉テレビ)他数々の作品に出演。また、3月28日に最終回を迎えたばかりの主演ドラマ「なぞの転校生」(テレビ東京系)が、BSジャパンにて4月6日より再放送されている。このほか、2014年6月28日に主演映画「奴隷区 僕と23人の奴隷」が公開。さらに、嵐の二宮和也が主演をつとめる日本テレビ系4月連続ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(毎週土曜、午後9時~)への出演も決定した。
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