あいす(C)モデルプレス

iLiFE!あいす、SNSでバズる“可愛さ”の裏側と覚悟「全人類に好かれるのは不可能」 アイドル最前線で見つけた“ブレない私”のつくり方<ロングインタビュー>

2026.10.22 18:15

人気アイドルグループ「iLiFE!」のあいすさんがモデルプレスに登場!10代・20代から絶大な支持を集める彼女が、華やかなステージの裏にある努力やメンタル管理術など、アイドルのリアルを告白。 話題のTVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」(通称:アニメゆめみた/各プラットフォームで配信中)を通じて改めて感じたメンバーとの絆や、“フレネミー(友達のフリをした敵)”対処法まで、たっぷり語り尽くします。

華やかなアイドルの裏に研究の日々「インプットが大切」

あいす(C)モデルプレス
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― あいすさんといえば、“王道アイドル”な表情管理やライブでの煽りがファンから人気を集め、SNSでバズることも。その可愛さはどう生み出されているのでしょうか。

あいす:何事もインプットが大切だと思っていて、YouTubeやSNSで他のアイドルの映像を見て研究しています。「この表情管理がいいな」「この顔の角度がいい感じだな」と思ったら保存して、ライブのたびに実践するんです。決め顔は今でも難しくて、現場でモニターを見て角度を一つひとつ試すことも。「これだ」と思える角度を見つけたらそれをベースにして、少しずつバリエーションを増やしています。

― 日頃からインプットや研究を欠かさないんですね。「職業病だな」「アイドルらしいな」と感じるエピソードはありますか?

あいす:K-POPアイドルの動画をよく見るんですが、無意識のうちに画面の中のアイドルと同じ顔の角度になっていることがあります。はたから見たら驚かれるかも…、恥ずかしい(笑)。
あいす(C)モデルプレス
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― 無意識がゆえにプロ根性を感じます(笑)。あいすさんの可愛さに近づきたいと思うファンも多いですが、簡単にマネできるメイクのポイントを教えてください。

あいす:メイクは、ピンク色を中心にしています。肌のくすみはコンシーラーで飛ばして、まっさらにしてからピンクを乗せるのがおすすめ。私のメンバーカラーは白なので、衣装によってイエベ風にもブルベ風にも寄せられるんです。自分のパーソナルカラーを大切にしつつ、自分の明るいキャラも考えて、ブルベ夏のカラーを意識して取り入れています。

“求められるアイドル像”と“自分”のギャップは?

あいす(C)モデルプレス
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― では、“求められるアイドル像”と“自分”のギャップや、葛藤を感じた経験はありますか?

あいす:以前はよくありました。本来の性格はどちらかというと静かで、一人で黙々と作業するタイプなんです。でも「あいす」としては、明るくグループを引っ張る役割を任せていただくことが多くて、ふとしたときに本当の自分との違いに悩むこともありました。ただ、最近は「一度で二度おいしいな」ってポジティブに捉えられるようになりましたね。自宅では静かに過ごして、人といる時は自然と明るくなれるので、どちらの自分も楽しめてラッキーだなと感じています。

― 静かだったあいすさんが、ステージで堂々と煽る役割に。

あいす:そうなんです(笑)。煽り担当のメンバーが卒業した時に、急遽その役割を引き継ぐことになって。「iLiFE!」にとって、ファンの方との一体感を生み出す大事なものなので、最初は大きなプレッシャーを感じていました。曲によって入れ方も違うし、何曲もありますし。でも、ツアー前に追い詰められていた時期に、福丸うさに一緒にやって欲しいと相談したら、「全然いいよ、やってみたかったの」と快く引き受けてくれて。心から感謝していますし、今も会場を盛り上げてくれるので、感謝の気持ちでいっぱいになります。

TVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」全話視聴 現役アイドルが感じたSNSの世界

そんなステージで弾けるあいすさんに、今回視聴してもらったのは、TVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」。突然集められた少女たちが、演奏もままならないままバーチャルガールズバンド「みゅーたいぷ」としてデビューし、SNSでの炎上など夢と現実の壁に向き合っていく成長物語です。

―「アニメゆめみた」をご覧になってみて、いかがでしたか?

あいす:すごく面白くて、ワクワクしながら最後まで楽しみました。普段あまり見ないジャンルでしたが、夢を追う姿や、SNSの描写など共感できる部分も多くて、あっという間に全話視聴しちゃいました。
「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project
「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project
― 発言ひとつがSNSで炎上につながる場面もありました。現役アイドルの視点ではどう見えたか、感想が気になります。

あいす:今のアイドルにとってSNSはすごく重要なツールですが、良い面がある一方でマイナスの側面もあるので、発信の難しさを改めて感じました。主人公の仲町あられちゃんがSNSに翻弄されて自分が信じたいものを信じてしまう状況は、現実でもすごく共感できるところでしたね。

あいす流、ネガティブな感情との向き合い方

あいす(C)モデルプレス
あいす(C)モデルプレス
― 自己アピールができる一方で、ファンの思いもダイレクトに届くのがSNSの難しさですよね。作中では、表ではいい顔をしながら、他者を陥れる「ビオラ」というキャラの暗躍が作品を盛り上げていきます。あいすさんは“フレネミー”が身近にいたら、どう対応しますか?

あいす:私自身はそういう経験がないんですが、もしいたら、その場では「そういうこともあるよね」って相手を褒めつつ受け流すかな。でもすごく悔しいので、「絶対に負けないぞ、頑張るぞ」ってモチベーションに変えちゃいます(笑)。私は根本的に性善説を信じているところがあって、「みんな悪気があって言っているわけじゃない」って思うんです。自分がされて嫌だったことは他の人にしないように、自分自身を見つめ直すきっかけにしたいですね。

― 人には表と裏の顔があり、SNSを含め見えている部分が全てではありません。情報があふれる中で、惑わされずに自分軸を保つために意識していることはありますか?

あいす:私自身、人と関わる上での「距離感」はすごく難しいと感じています。心を開くことは大切ですが、全てを預けきらないように線引きを意識していて。相手のメンタルが落ちている時に自分まで引きずられないように、「自分の感情と相手の感情は別のもの」と意識したいなと思っているところです。

― もし友人から直接「嫌い」といったネガティブな感情をぶつけられたら…?

あいす:間違いなく落ち込みます。「直接言わなくていいのに~」って思っちゃいますね(笑)。ただ最近は、全人類に好かれることは不可能だと改めて実感しているんです。それでも一人でも多くの方に好きになってもらえるよう努力を続けていくと思います。
あいす ※グッズは監修中のデザインです。(C)モデルプレス
あいす ※グッズは監修中のデザインです。(C)モデルプレス
― 「全人類に好かれることは不可能」という割り切りは、大人で自立した考え方ですね。では、あいすさん自身に否定的な感情が芽生えた時は?

あいす:「嫌い」という言葉を定義してしまうと本当に嫌いになってしまうので、それ以外の捉え方を模索したいです。「自分はこの部分が少し苦手だけど、他の人にとってはすごく大切な存在かもしれない」というふうに、別の視点から見つめ直すことを意識しています。

― 20歳とは思えない精神性の高さを感じます。昔から達観したお考えだったんですか?

あいす:小学生の頃から深く考え込んでしまう性格だなって思っていました。昔はそのせいで落ち込むことも多かったんですけど、最近はその「考えすぎる性格」を前向きなエネルギーとして使えるようになってきたなと感じています。

― では、アニメゆめみたに登場するバンドのメンバー5人の中で、ご自身と近いと感じるキャラクターは?

あいす:5人の中だと、峰月律ちゃんが近いかな?しっかり者で考え込んでしまう性格や、食べることが大好きなところが自分と重なります(笑)。全員にそれぞれ魅力や憧れる要素がありますが、千石ユノちゃんの冷静さの中にある情熱、宮永ののかちゃんの、どんな時も変わらない柔らかい雰囲気にも惹かれますね。
あいす(C)モデルプレス
あいす(C)モデルプレス
― 食べることが大好きな共通点、可愛いですね(笑)。ビオラはどんな印象でしたか?悪役と分かっていても惹かれてしまう気持ちは理解できますか?

あいす:惹かれてしまうのも分かるなって感じました。ギャップのある人ってすごく魅力的に映りますよね。「裏表がある」というとネガティブに聞こえがちですが、「ギャップ」と言い換えたら魅力的な要素になると思うんです。「アニメゆめみた」のビオラも、裏表がある人間を具現化したようなキャラを引き受けてくれてたので、それがスパイスになって魅力的に見えるんだろうなと。人間らしい一面を見せてくれるからこそ、作品に引き込まれるんだなと感じました。
ビオラの微笑みの奥にあったのは―?「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project
ビオラの微笑みの奥にあったのは―?「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project

9人グループ「iLiFE!」は絶妙なバランス「お互いの思考を補い合いながら」

― 「iLiFE!」のお話も伺いたいのですが、メンバーとはどのように打ち解けていきましたか?

あいす:私は、積極的に話しかけるのが得意なタイプなんです。新加入したメンバーには、「兄弟はいるの?」「休みの日は何してるの?」って、些細な質問を重ねて打ち解けるきっかけを作るようにしています。今ではみんなが仲良くなって、ほっこりした雰囲気。それを温かく見守っています。9人全員で会話することもあれば、少人数で楽しそうに話していることもあって、人数を感じさせないほどの一体感があるんです。まるで5人グループかのような感覚です。

― 率先して声をかけてくれるあいすさんは、心強い存在ですね。それぞれの個性はグループの魅力を生む一方、時には意見がぶつかることもあるかと思います。意見が割れた時は、どうされていますか?

あいす:年齢も加入時期も違うので難しさを感じることもありますが、「iLiFE!」というグループそのものが私たちを一つに束ねてくれていると感じています。9人もいれば意見が割れることはありますが、その時はまむ(小熊まむ)が「逆にこうしてみたらどう?」と、ユニークな解決策を提案してくれるんです。そのアイディアに感心させられることも多くて、私やリーダーのかれん(空詩かれん)が実行に移しています。メンバーの間でよく話題になるんですけど、「計画型」と「アイデア型」のバランスがいいんです。「計画型」のメンバーがスケジュールや手順を組み立てて、「アイデア型」のメンバーが自由なアイデアを出すことで、お互いの思考を補い合いながら理想的な役割分担ができているなって思いますね。

― いいバランスになっているんですね。作中では、バンドの存続を揺るがすような出来事も描かれていました。もし実際にグループ内で波乱が起きたら、どう対応しますか?

あいす:想像すると怖いですね…。もし実際に起きたら、当事者と1対1でじっくり話し合ってみたいです。私は感情に寄り添うのが得意ではない分、なぜそういう状況になってしまったのかを客観的に構造化して、具体的な改善策を出せると思います。

ファンからの手紙が原動力に「自分が歩んできた道は間違いじゃなかった」

あいす(C)モデルプレス
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― 悩みや傷を抱えながらも前を向く姿が描かれていましたが、あいすさんご自身は、困難や自分の未熟さに直面した時、どのように乗り越えてきましたか?

あいす:大きな傷を負った直後は目を背けたくなるものですが、時間が経ってからは、そのトラウマすらも受け入れて自分のエネルギーに変えていきたいと思っています。目を背けたい時は背けるべき時期で、向き合えるタイミングが来れば自然と向き合っていけるんじゃないかなと思っていますね。

― あいすさん自身、不登校だった時期に「まぶしい存在」に救われた経験も。今は憧れられる立場としてステージに立っていますが、今の原動力は何ですか?

あいす:ファンの方からいただくお手紙です。かつての自分と同じような悩みを抱える方からのメッセージを読むと、自分が歩んできた道は間違いじゃなかったんだと、答え合わせができた気持ちになるんです。

夢を叶える秘訣は“小さな目標”をクリアしていくこと

あいす(C)モデルプレス
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― 先日は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026」に出演するなど、アイドルとして活動の幅も広がっています。アイドルとして今の立ち位置を、どう捉えていますか?

あいす:正直、「あいす」という存在や「iLiFE!」というグループに対して、どこか他人事のような感覚がずっとあるんです。大きな会場でのライブでも、客観的な視点から「あいす」を見ているような感覚が大きくて、「頑張ったんだね、良かったね」って温かく見守るような気持ちになります。「自分が頑張ったから」というより、プロデューサーさんやメンバーの力があってこそ「みんなで一緒に頑張ったね」という気持ちが込み上げてきますね。

― 常に客観視しているからこそ、広い視野で見ることができているんですね。今後、目指すアイドルとしてのロールモデルや美学はありますか?

あいす:自分のソロ曲にある「完全無欠のその先へ」というフレーズのように、「かっこいい存在」であり続けたいと思っています。挨拶ひとつとっても「かっこいいアイドルならどう振る舞うか」を細部まで突き詰めて、理想の姿を追求し続けたいです。

― 最後に、夢を追う読者へ向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。

あいす:大きな夢があるなら、それを達成するための小さな目標を、一つひとつ着実にクリアしていくことが大切だと思います。大きな夢だけを見つめていると途中で挫折しそうになりますが、小さな積み重ねを続けていれば、気づいた時には大きな夢の実現につながっているはずです。

― 素敵なお話をありがとうございました!
あいす(C)モデルプレス
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スタッフをも虜にする“アイドル”全開のチャーミングな笑顔に、若干20歳とは思えない精神性の高さ。そんな魅力は、華やかな“表”の姿だけでなく、地道な積み重ねを続ける“裏”の姿があってこそ生まれているのだと、今回の取材で実感しました。今は理想のアイドル像の「30%」と語る彼女が目指すのは、「完全無欠のその先へ」。残りの70%を埋めていく過程で、表現も魅力もさらに磨かれていくはずです。あいすさんの快進撃は、まだ始まったばかり―。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ブシロード

撮影:TATSUYA ITO

TVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」あらすじ

TVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project
TVアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」(C)BanG Dream! Project
バンドとしてデビューするために突然集められたメンバーたち、それぞれの個性や能力には光るものがあるが、とてもバンド活動ができる状態ではない。

果たして彼女たちは、
バンドは、生き残っていけるのか!?

「音が止んでも、あらがえ」

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