“沖縄発ユニット”ゆいがーる・AYANE、「ひるおび」エンディング曲抜擢に「夢みたい」ミスモデルプレス受賞後に嬉しい変化も<インタビュー>
2025.04.01 17:15
沖縄県中部出身の母娘2組ユニット「ゆいがーる」の新曲「REI」(2025年4月12日発売)が、TBS系情報番組「ひるおび!」(毎週月~金曜あさ10時25分~)の4月のエンディングテーマに抜擢された。モデルプレスではボーカルを担当するAYANEに、ユニット結成の経緯や新曲についてインタビュー。さらに「ミスモデルプレス」で「審査員特別賞」を受賞した経歴を持ち、音楽活動と並行してモデル・タレントとしても活躍する彼女に、モチベーションを保つ秘訣や目標も聞いた。
コロナ禍に結成「ゆいがーる」
沖縄県中部出⾝の⺟娘2組の家族ユニットで、メンバーは、SHOKO(リーダーでボーカル担当)、MIZUNO(ボーカル・ラップ担当)、SHOKOの娘AYANE(ボーカル担当)、MIZUNOの娘COCONA(ドラム・ボーカル担当)の4⼈。2020年のコロナ禍に結成され、ユニット名は「もちまわり」「みんなで助け合う」を意味する沖縄の“ゆいまーる”という⾔葉から名付けられた。
琉球⾳楽とロック、ハウス、メタルをミクスチャーした音楽が特徴で、「世界にエコを⺠衆の⼼に平和を、⽣活に琉球⼈の知恵を」を伝えるために活動している。
ライブ活動をメインにラジオ出演、施設でのボランティア活動、SNS活動なども行い、着実にファンを増やしている。
今回はメンバーのAYANEがモデルプレスに登場。
AYANE、母・SHOKOの想いに感化され加入「近くで支えたい」
ー ゆいがーるは、元々どういった経緯で結成されたのでしょうか?私の父が音楽の仕事をしているんですけど、アメリカツアーの際に帯同していた母(SHOKO)とメンバーのMIZUNOが途中からコーラスやパーカッションで一緒に盛り上げることになったんです。沖縄出身ということもあり琉球音楽を演奏したら、現地の皆さんがすごく盛り上がってくれたみたいで。それを経験した母が「ちゃんと音楽をやりたい」と思い、ゆいがーるが結成されました。
今はメンバー4人で、“行動するきっかけ”を与えられるようなユニットを目指して活動しています。「今日は家族に少し優しくしよう、家族とこういうことをやってみよう」だったり、「もう少し人に優しくなってみよう」「新しい挑戦をしてみよう」と思ってもらえたり。私たちが小さなきっかけになって、そこから色々な波が広がっていくような活動ができたらいいねっていつも話していますね。
ー AYANEさんは、お母様のSHOKOさんに誘われて加入されたんですよね。
そうです。2020年頃に母に「キーボードでお手伝いしてくれない?」と誘われて参加しました。母は私が20歳を超えるまで子育て一筋で、何事も私のことを優先してくれていたんです。そんな母から初めて自分で音楽をしたいと聞いて嬉しかったし、それを近くで支えたいなと思いました。私は当時、専門学校を出てアメリカに留学しようとしていたのですが、コロナ禍でできなくなってしまって。就職活動はしていなかったので、進路が閉ざされた状態で悩んでいた時期に誘われたのも加入のきっかけでした。
ー 今ではボーカルを担当されていますが、歌は元々お好きだったんですか?
好きだけど特に習ったことはなくて、中学生の時に仲良かったお友達とカラオケに行っていた程度でした(笑)。活動を始めてからもボイストレーニングに通ったりはせず、とにかく実践の日々。レコーディングの度にディレクションしていただいて、そこについていけるように頑張ってスキルアップしています。歌うのは楽しいです!
ー 22年のミスモデルプレスオーディションでは、審査員特別賞を受賞されたAYANEさん。「色んな人にゆいがーるを知ってもらいたい」との気持ちでオーディションを受けたそうですが、受賞後に音楽面でいい影響はありましたか?
オーディションで私に興味を持ってくれた方が、ゆいがーるの曲を聴いてコメントしてくれたりしました。私がきっかけでゆいがーるが広まったらいいなと思っていたので、嬉しかったですね。受賞後すぐにワンマンライブの予定があったんですけど、そのときはまだ音楽を始めたばかりで全然ステージ慣れもしていなくて。でも、モデルプレスさんで授賞式のステージを経験させてもらったから、少し自信がついた状態でライブを迎えることができました。オーディションはすごくいい経験になったと思います。
ー これまでのゆいがーるの活動で1番印象に残っていることを教えてください。
やっぱり私が加入したときのことは今でも鮮明に覚えていますね。母に「挑戦したい、それにはAYANEの力が必要」と言ってもらったことが本当に嬉しかった。そういうスタートだったからこそ、今も初心を忘れずに活動できているなと思います。
もうひとつは、老人ホームで演奏したときのことです。施設ではすごく近い距離でお話するんですけど、その中であるおばあちゃんから「生きる活力をいただいたよ、ありがとう」と言っていただきました。その言葉をもらって逆にこちらが活力をいただきましたし、今でも忘れられないです。
新曲「REI」で日本の“礼節”文化を世界へ
ー 今回、ゆいがーるでのひるおびのエンディングテーマ起用おめでとうございます!決まったときの率直な気持ちを教えてください。他にも選考対象が複数いた中で、最終的にゆいがーるに決まったよって聞いたときは夢みたいな気分でした。タイアップが決まってからまだメンバーとは直接会えていませんが、メッセージアプリで「ここまでやってきてよかったね」って感じで喜び合いました!仲いい友達に報告したら、自分のことのように喜んでくれて「毎週録画するよ」って言ってくれたのも嬉しかったな。応援してくださっている方々に報告するのもすごく楽しみです!(※インタビューは3月中旬実施)
ー 多くの方にゆいがーるの存在を知ってもらうきっかけになりそうですね。
こんなにも早く全国ネットで自分たちの曲が流れることになると思っていなくて、もっとゆっくり活動をしながら一歩ずつ進んでいくイメージだったんです。ユニットとしてはまだまだだけれど、これまでと比べると急に大躍進というか。「頑張らなきゃ」というプレッシャーも正直ありますが、一気に知ってもらえるいいチャンスだと捉えて、まずはこの嬉しいエネルギーをライブにぶつけたいなと思っています!
ー 「REI」聴かせていただきましたが、ギターサウンドが特徴的でロックでかっこよかったです!どのような思いが込められた楽曲でしょうか?
ありがとうございます!今回MIZUNOがエレキギターに初めて挑戦していて、4月25日のライブでの初披露に向けて猛特訓中です。「REI」というタイトルは礼儀と節度を兼ね備えた言葉“礼節”からとりました。私たちは、礼節を日本人が持つ特有のカルチャーだと捉えているので、曲にはそんな世界に誇れる⼈間哲学を知ってほしいという気持ちを込めています。海外の方たちにも伝えていけるようにあえてローマ字表記にしました!アメリカに行ってゆいがーる初のMV撮影をしてくるので、楽しみにしてほしいです。
ー MV公開楽しみです。歌詞で注目してほしいポイントを教えてください。
「礼節忘れずいつでも謙虚配慮周りを憂慮」その後に「素敵なチョイス思いやり」と続く歌詞があるんですけど、そこにこの曲の要素が詰まっているなと思います。いつも礼節を忘れず謙虚な気持ちで周りに敬意を持って生きていれば、大抵のことは上手くいくはず。色々なことがある時代ですが、常に素敵なチョイスを重ねていけば自分の軸がブレないでいられるのではないかなって思います。
ー かなり早口で歌われている部分ですよね。
そうなんです。この部分は歌うのが難しいけれど、「歌詞は変えたくないよね」ってメンバーと話して頑張りました。ぜひ注目しながら聴いてもらえたら嬉しいです!今回、全体的に歌唱面でも結構苦労していて…。今までの私の歌い方だと、今回のようなギターの強いサウンドに声が負ける気がしたので、何回も録り直しさせてもらいました。その分、出来上がったときは一皮剥けたというか、自分の中でまたひとつステージが上がったと思えた作品になっています。
AYANE、毎日3時間TikTok配信「やろうと思えばできるんだ」
ー 音楽活動にとどまらず、モデル・タレント活動も行うAYANEさん。活動のモチベーションになっているものはなんでしょうか。モチベーションは、応援してくださる皆様の存在です。ゆいがーるを広めたくて去年の12月から新たにTikTokでライブ配信を始めたんですけど、私のことを見つけて推してくれる方々の存在で毎日本当に頑張れています。TikTokで知って、わざわざ地方からライブに来てくれる方もいたりして…。実は私は今まで3日坊主というか、あまり物事を続けるのが得意じゃないタイプだったんですよね。TikTokも最初は「続くかな?」と思いながら始めたんですけど、気付けば3か月以上毎日配信していました。睡眠時間が必要なタイプで体力も全然なかったけど、最近は平均3、4時間睡眠で頑張れていて。自分でもやろうと思えばできるんだ、と思えました。
ー 睡眠時間を削ってまで、すごいですね。
でも毎日元気だし、逆にエネルギッシュになれているんですよね。毎日大体3時間くらいライブ配信していますが、ファンの方と直接交流ができるのは楽しいし、あっという間に時間が過ぎます。瞬発力が必要なので、トーク力も磨かれるしいい修行になっています(笑)。それに、ようやく表に出るって素敵なことだなって思えるようにもなりました。みんなからの応援の気持ちが原動力になっていることを実感していますね。
ー お忙しい毎日を過ごされていますが、休日はどのように過ごされていますか?
食べることが大好きでレストラン巡りが趣味なので、お休みの日はほとんど食事に出かけています。お酒も飲むので、ワインのペアリングをするのも好きです。誰と食べるかが大切だと思うので、大好きな人たちと一緒に楽しんでいます!ただインドアなので、何にも予定がない日は家に引きこもってアニメやドラマを観たりも。私は基本的に頭の中でずっと考え事をしているので、映像に集中しているときのほうがリラックスできているのかもしれません(笑)。
ー それでは、今後の目標を教えてください。
ゆいがーるとしては、夢は大きく「日本武道館」でライブをすることです。昨年有名なアーティストさんの武道館ライブを観に行ったんですけど、他の会場とは違う雰囲気というか、エネルギーを感じました。「ここでゆいがーるで演奏できたらかっこいいよな」と思ったので、目標にして頑張りたいな、と。
個人としては、どれだけ忙しくなってもTikTokライブを続けること。まだまだ何者でもない私だけど、応援してくれる皆さんはほとんどTikTokで知ってくださる方が多いので。初心を忘れないという意味でも、この交流の場はいつまでも大切にしたいです。
ー 最後に、ご自身の「夢を叶える秘訣」を教えてください。22年のインタビューでは「何かしら行動を起こすことが大事」と答えられていましたが、約3年経った今はどうでしょう。
今もそれは大事だと思っているんですけど、それに加えて願望を「言い切る」ことも大切だなって。今年からつけ始めた日記には、「こうなりたい」じゃなくて「こうなる」と言い切るかたちで綴るようにしています。後から見返すと、本当に書いた通りになっていることが多いんです。実際に達成したのは、TikTokのフォロワーさんをここまでに何人にする、とか。ちょっとしたことですけど「明日はいい日になる」とか。書くことで潜在意識が変わる気がしますし、続けていきたいです!
ー ありがとうございました!
母と娘2組という珍しい構成で音楽を届けるゆいがーる。インタビューで加入の経緯を語ってくれたAYANEは、“ファンの存在があるから頑張れる”“まだまだこれから”とどこまでも真っ直ぐに未来を見つめていた。彼女たちの躍進は始まったばかりー。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社YUI FACTORY
「REI」詳細
TBS系列「ひるおび」4月エンディングテーマ配信先:iTunes、Apple Music、Spotify、Amazon Musicほか
25の配信サイトで配信予定
メンバープロフィール
・SHOKO出⾝:沖縄県中部
ゆいがーるリーダーでVo.を担当している。
メンバーのMIZUNOとは北中城⾼校の先輩後輩関係。
・MIZUNO
出⾝:沖縄県中部
ゆいがーるではVo.・ラップを担当している。
・AYANE
出⾝:沖縄県中部
SHOKOの娘で、ゆいがーるではVo.を担当している。ゆいがーるでの活動の傍ら、ソロ
活動でモデル・タレント活動も⾏っている。
・COCONA
出⾝:沖縄県中部
MIZUNOの娘で、ゆいがーるではDr.とVo.を担当している。
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