西野七瀬、兄に対し「本当にすごいなって思った」“ポケモン愛”を尋ねたら止まらない、止まらない
2023.10.19 19:25
views
【西野七瀬・木ドラ24「ポケットに冒険をつめこんで」モデルプレスインタビュー】
「まどかは“ザ主人公”です。なにか問題があれば、そのためにいろんな人に会いに行って行動を起こす人。私はいわゆる主人公タイプではないと思うので、似ていないかもしれません(苦笑い)」
そう話すのは、テレビ東京系木ドラ24「ポケットに冒険をつめこんで」(略称:ポケつめ/10月19日スタート 毎週木曜 深夜24:30~)で主人公・赤城まどかを演じる西野七瀬(29)。夢を追いかけ上京するも思うようにいかない日々を過ごすまどか、しかし久しぶりに手にしたポケモンのゲームをきっかけに、主人公らしく、周りを巻き込んで成長していく。
西野七瀬にとっての“主人公”とは
アイドル時代、乃木坂46ではセンターを務め、卒業後は俳優として主演を務めることもしばしば。主人公という形容がしっくりくる西野だが、本人はいたって謙虚。「私にとっての主人公はまさに周りを巻き込んで前に進んでいく熱いタイプの人。問題があれば首を突っ込むし、人が好き、そして明るくて前向き。私は主人公の横の横にいるようなタイプですが、まどかの普段の佇まいや、テンション感などはかなり自分に近くて、演じやすかったです」
兄の影響で始めた『ポケモン』シリーズ
まどかは幼少期に『ポケットモンスター 赤』を兄妹で遊び育ってきた一人。西野も初代から最新作までほとんどのポケモンシリーズをプレイしてきたのだとか。「私の兄がやっていて、兄がクリアした後にお下がりみたいな形で、初めて『ポケモン 緑』をやりました。その後の『ポケモン 金・銀・クリスタル』も兄が遊び終わったものをもらっていましたね。まだ脚本が作られる前に、監督やプロデューサーの皆さんと顔合わせがあったのですが、そのときにそのお話もしたので、そこから当て書きというか、私の要素も加えていただいたんだと思います」
「不安でいっぱいでした」大好きだからこそのプレッシャー
本作は『ポケモン』を原案にした初のオリジナルドラマ。「いつか、ポケモンに関するお仕事をしてみたい」と友だちに話していた数日後にオファーがあったという。運命のようなタイミングと同時に、ポケモン愛があるからこそプレッシャーもあった。「ポケモンが大好きだからこそ、絶対に面白いものにしたいと思ったんです。それにきっと注目度も高いと思って。そんなことを考えていたらどんどんプレッシャーを感じてしまって、クランクインの前日までは不安でいっぱいでした。ポケモンの要素がうまくドラマの中に入っていたり、役名もポケモンをもじった名前だったり、そういうのもとても面白いと思うので、ぜひ観ていただきたいです。そういえばポケモンのドラマをやるという情報が出た日、兄から『ニュース見た』とグッドのスタンプがきました。作品で連絡がくるのはすごく珍しいことです(笑)」
西野七瀬に“ポケモン愛”を尋ねたら止まらない、止まらない
ゲーム好きと公言している西野にとって、ポケモンはこれまでの人生と切っても切り離せないもの。最後に“ポケモン愛”を語ってもらった。「私は図鑑を埋めるのが大好きなんです。『ポケモン ルビー・サファイア』というシリーズのサファイアをクリスマスプレゼントでもらって、それがお下がりではない初めての自分のポケモンで。
ポケモンはだいたいシリーズで2つずつ出るんですけど、そのどちらかにしか出ないポケモンがいて、1つだけだと誰かとポケモン交換したりしないとどうしても図鑑が埋まらないんです。友だちと交換したりして頑張ったけど、図鑑をなかなか完成させられなくて。でもそのときルビーをやっていた兄は図鑑を完成させていて本当にすごいなって思いました。兄のやり方を見て、その後のシリーズでも図鑑完成に挑んだけど、毎回どうしても図鑑を埋められなくて。
最新作の『ポケモン スカーレット・バイオレット』も同じように絶対に図鑑を埋めるという目標で始めて、初めて図鑑を完成させられたんです。子どものときにできなかったことを、大人になって達成できたということが個人的にすごく嬉しくて。簡単じゃないことを知っているからこそ、なおさらその難易度の高さが好きなんですよね(笑)。
あと音楽も大好きです。『ポケモン』は音楽がすごい良くて、なんでもない普通のフィールドも良いし、バトルのときも良い。公式YouTubeでサウンドトラックが公開されていて、それを聴いていたくらい好きです。今回のドラマの中では、初代BGMをアレンジしたものを使っていくと聞いたので、それもすごく楽しみにしています。
好きなポケモンは初代の中だとウインディです。絶対にパーティに入れていました。見た目がわんこっぽくて可愛くて、それに強いんです。あと今思い出したんですけど、ねずみポケモンのラッタというのがいて、小学生の頃、それがテレビアニメに登場した瞬間に、お母さんから『ナナや』って言われていました(笑)。今は矯正したんですけど、それも良い思い出ですね」
(modelpress編集部)
西野七瀬(にしの・ななせ)プロフィール
1994年5月25日生まれ、大阪府出身。O型。2011年に乃木坂46の第1期オーディションに合格し、デビュー。2017年に映画「あさひなぐ」で主人公を演じ、2018年末にグループを卒業。以降、数々の作品に出演。2021年公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」で、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞し、2022年公開の映画「恋は光」ではヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞した。2023年は映画「イチケイのカラス」「シン・仮面ライダー」、ドラマ「Dr.チョコレート」(日本テレビ系)、「ケンシロウによろしく」(DMM TV)などに出演。ドラマ「ポケットに冒険をつめこんで」あらすじ
赤城まどか(西野七瀬)は関東地方のとある港町・真白町育ち。地元の大学を卒業し、蒲鉾メーカーで働いていたが、学生時代から憧れていたクリエイターを目指して、東京の小さな広告代理店・ADventureに転職する。夢を追いかけ上京したまどかだったが、現実は甘くなかった…。想像していたキラキラした世界とは無縁の毎日。さらに会社の命運を握るプレゼンを引き受けてしまう。そんな時、まどかの元に実家の母から荷物が届く。その中には子どもの頃に遊んでいたゲームボーイと『ポケットモンスター 赤』のソフトが…。
20年ぶりにプレイし始めた『ポケットモンスター 赤』。そこには人生にとって大切な何かがぎゅぎゅっと詰まっていた!?ポケモンを通じて主人公が成長していく世界初の“ポケモンヒューマンドラマ”がここに開幕。
西野七瀬、兄に対し「本当にすごいなって思った」“ポケモン愛”を尋ねたら止まらない、止まらない…
— モデルプレス (@modelpress) 2023年10月19日
▼モデルプレスインタビュー&撮り下ろし写真(全12枚)https://t.co/5bTcmFHvCw#西野七瀬 #ポケつめ @nanase_andstaff @poketsume
【Not Sponsored 記事】
関連ドラマ
関連記事
-
<ポケットに冒険をつめこんで 第1話>まどか(西野七瀬)、20年ぶりの冒険が始まるモデルプレス
-
西野七瀬「勝手にリセットしていた」兄との微笑ましいエピソード告白<ポケットに冒険をつめこんで>モデルプレス
-
西野七瀬「ポケモン」ドラマ主演で驚きの偶然明かす「引き寄せなのかな」<ポケットに冒険をつめこんで>モデルプレス
-
西野七瀬、恋のお相手は?“恋に落ちた瞬間”披露モデルプレス
-
西野七瀬、松田龍平との撮影で戸惑い「怒られたらどうしよう」<ケンシロウによろしく>モデルプレス
-
内田理央、西野七瀬のライバルに「ポケモン」原案・初オリジナルドラマキャスト発表<ポケットに冒険をつめこんで>モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
「ぼくたちん家」トーヨコキッズ演じる西浦心乃助って?なにわ男子・大橋和也に憧れ「人としての魅力がたくさん」夢はかまいたちのYouTube出演?【注目の人物】モデルプレス
-
「ラブキャッチャージャパン2」元LinQ新木さくら、恋リア参加でフォロワーは「めちゃくちゃ減りました」アイドル卒業後の変化とはモデルプレス
-
20周年「ハンサムライブ」歴代名場面&全員が復活願う“伝説の演目” 小関裕太・猪塚健太・溝口琢矢・松岡広大が思い出トーク【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
「ばけばけ」板垣李光人が語る“三之丞”の在り方 一貫して大事にしたいこと「ただ可哀想な三男坊にはしたくなかった」【インタビュー】モデルプレス
-
JO1豆原一成、俳優としての転機に気づいたことと変わらぬ闘争心「芝居には“かっこつけ”はいらない」【「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」インタビュー】モデルプレス
-
なにわ男子・長尾謙杜&山田杏奈、再共演で挑んだ“危うい恋”「出会いが正解だったのか、間違いだったのか」【「恋に至る病」インタビュー】モデルプレス
-
「ばけばけ」板垣李光人、初出演で感じた朝ドラの魅力 ヒロイン高石あかりの佇まいから得たもの【インタビュー】モデルプレス
-
「仮面ライダーガヴ」主演・知念英和、共演した“特撮出身”庄司浩平に幾度の相談「とても心強かった」EBiDANから俳優の道へ進んだきっかけ【「ひでのよんな~らいふ。」インタビュー】モデルプレス
-
新木優子「今はすごくクリア」積み重ねの中で変化した心の余裕【「良いこと悪いこと」インタビュー】モデルプレス