坂口健太郎「とと姉ちゃん」に帰ってきた!“星野ロス”からの“衝撃の再会”「まさか」<インタビュー>(C)NHK

坂口健太郎「とと姉ちゃん」に帰ってきた!“星野ロス”からの“衝撃の再会”「まさか」<インタビュー>

2016.08.17 08:15

8月15日より、第20週に突入したNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(総合、月~土あさ8時~)。生活総合誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフに描く同作は、ヒロイン・小橋常子(高畑充希)が“父親代わりの長女”として母と妹2人を支えながら、怒涛の戦前・戦後をたくましく生き抜いていく物語。“女性のための実用雑誌”「あなたの暮し」を創刊した常子は、現在、女社長として奮闘中だ。そんな中、17日放送の第117回より、坂口健太郎演じる星野武蔵(ほしのたけぞう)が再登場。“星野ロス”と惜しまれながらも第10週で物語を去った星野は、シングルファーザーとなり、2人の子どもを連れ、常子の前に姿を現した。今回、モデルプレスでは、坂口にインタビューを実施。再登場については「まさか、子どもができているとは思わなかったです。妻に先立たれているとも。10何年ぶりの再会で、40歳になりました」と、本人も驚いた様子。“あの星野”を観ていた視聴者からしても、同じように衝撃的な再登場だったに違いない。

星野は、学生帽を脱ぎ、スーツを着て、すっかり“大人の男性”になっている。

2ヶ月ぶりの撮影。「ここまでちゃんと父親役を演じるのは初めてです。子役の2人とは、現場外でも仲良くしようと思ってたんですけど、その前に向こうから来てくれたので、すごく簡単にその色に染まれた気がします」と“父親になった星野”にも、スッと馴染んでいったという。

坂口健太郎、朝ドラ出演の反響「すごいもらえた」

第10週、家長として家族を支えるため、星野からのプロポーズを断った常子。そのまま星野は、地元・大阪に帰ることになり、2人は離れ離れになった。2人の淡い恋模様は多くの視聴者の心を掴み、星野は「葉っぱのあんちゃん」と呼ばれ親しまれていた。

「1回撮影が終わって、今回の撮影までの間、地方に行く機会が重なったんですけど、『植物の人』とか『葉っぱのあんちゃん』って呼ばれることも多くて、すごい反響をもらえました。星野は髪を上げてて、丸縁メガネをかけて、学生帽を被って、ってイメージもあるし、普段の僕じゃ気づかれないんじゃないかなって思ってたんですけど、そんなこともなくて、声をかけてもらうことがすごく増えたんです。僕自身、すごく星野を大好きだったので、大好きな役の名前で呼んでもらえるのが嬉しかったです」。

新種探しに没頭している“植物オタク”という設定ゆえ、どんなときも植物に夢中の星野。普段はオドオドしているけれど、植物の話になれば饒舌。その姿は、強烈なインパクトを放つとともに、女性視聴者からの「可愛い」という声を集めた。

「若い頃の星野を思い出してもらえるシーンもある」

坂口健太郎(C)NHK
星野が帰ってくる――きっと、多くのファンが、あのちょっと頼りないような、でもいざというときには支えてくれる「葉っぱのあんちゃん」を想像する。

しかし、時は流れ15年後。「子どもに対して、(叱るシーンでは)ちょっと声を荒げる星野がいたり。ただ、大人になった部分を考えて、全体のテンションは前より落ち着かせている部分もありますね」と再会までの月日を考え、演技プランも変わった。

一方で、「昔の星野を感じてほしいなっていうのは自分の中でもあったので、常子さんと話しているときは昔の自分が勝手に出てきてしまうというお芝居を心がけました。言い回しがガラッと変わるというよりは、テンションが落ち着くっていうのかな?若い頃の星野を思い出してもらえるシーンもあるので、ぜひ楽しみにして観ていただきたいなと思っています」と、“あの星野”は消えない。

15年の月日を超えた常子と星野

もちろん、再会までの間、常子を取り巻く状況も大きく変化した。

現実に置き換えても15年は長い。「『奥さんに後ろめたい気持ちがある』という星野の台詞が登場するんですけど、常子さんと再会した当初は、そういうわだかまりのようなものを抱えているんです」とすんなり元通りというわけにはいかない。

それでも「再会して色々なことがあって、自分で勝手に作っていた氷が溶けていくというか…。時間は経っているけど、2人の関係性は戻っていくんだろうなと思います」と青春時代の記憶が2人をまた“あの頃”に巻き戻していくようで、「もう会うこともないだろうと思っていた初恋の人ともう1度再会した今、もう結ばれていいんじゃないかなって坂口健太郎としては思います(笑)」と個人的な願望も。

常子の心がまたザワつく予感…「2人の行方に見入ってほしいし、視聴者の方には会社に遅刻してほしいです(笑)」。“父親になった星野”が、「とと姉ちゃん」に新たな風を吹かせる。(modelpress編集部)

坂口健太郎(さかぐちけんたろう)プロフィール

1991年7月11日生まれ。東京都出身。俳優/MEN’S NON-NOモデル。2010年に、MEN’S NON-NO専属モデルデビュー。また、2014年には、専属モデルとして20年ぶりの単独表紙を飾り、注目を集める。2015年は、『娚の一生』『予告犯』『海街diary』『at Home』『ヒロイン失格』『俺物語』など話題作に出演。2016年はドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)、「重版出来!」(TBS系)で話題を集め、8月17日放送の第117回よりNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に再登場。映画は、「64-ロクヨン- 前編/後編」(2016年5月7日、6月11日予定)などがすでに公開されたほか、「オケ老人!」(2016年11月11日)も控えている。また、演出家・熊林弘高氏が手掛ける舞台「かもめ」(10月29日~11月13日)にて、初めて舞台に挑戦する。
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