Netflix「ハートストッパー」フレッシュなキャスト一挙紹介 青春BL・LGBTQ+のときめく恋物語が話題
2022.04.27 19:35
イギリス発の人気青春コミックを実写ドラマ化した「ハートストッパー」が、22日よりNetflixで独占配信開始。本作がデビュー作となった俳優や、LGBTQ+当事者であることをオープンにしている俳優などが集い、フレッシュなキャストたちにも注目が集まっている。
英ベストセラーコミックを実写化「ハートストッパー」とは
作家・イラストレーターのアリス・オズマンのベストセラーコミック「HEARTSTOPPER ハートストッパー」を実写化した本作。原作は世界23カ国以上で翻訳され、男子高校生2人のピュアな恋愛模様、LGBTQ+のティーンたちの青春群像劇が話題となった。男子校に通う主人公チャーリーは、ゲイであることをカミングアウトしているが、そのことで酷いイジメを受けた過去を持っている。
チャーリーはある日、偶然隣の席に座った1学年上のニックと友達に。ニックはラグビー部に所属する、明るいスポーツマン。自分にチャンスが無いことはわかっていながらも、ニックを好きになるチャーリー。一方ニックも、チャーリーといるときは素直な自分でいられることに気がついて…。
2人以外にも、トランスジェンダーやレズビアンのキャラクターが登場。違いを認め合える友人や家族の存在、多様性がごく当たり前に描かれる一方で、セクシュアリティの揺らぎや、親へのカミングアウト、学校や家庭内にも存在する偏見や無理解といった、リアルな現実も描かれている。
チャーリー・スプリング役/ジョー・ロック
1つ年上のラグビー部のエース・ニックに恋をするチャーリー役は、ジョー・ロック(18)。約1万人の中からチャーリー役に抜てきされ、ドラマデビュー。このドラマに関するインタビューで自身もゲイであることを公表している。
ニック・ネルソン役/キット・コナー
チャーリーと仲良くなり、特別な想いを抱くようになる学校の人気者・ニック役はキット・コナー(18)。8歳の頃「ゲット・サンタ!聖なる夜の脱獄大作戦」(2014)で映画デビュー。映画、テレビ、舞台など子役として活躍し、エルトン・ジョンの半生を描いた映画「ロケットマン」(2019)で、ジョンの子ども時代を演じ注目された。
エル・アージェント役/ヤスミン・フィニー
チャーリーたちの仲良しグループの1人だったが、トランスジェンダーが理由でいじめられ、女子校へ転校したエル役はヤスミン・フィニー(18)。
元々黒人トランスジェンダー女性としての経験を投稿したTikTok動画をはじめ、インフルエンサーとして注目されていたヤスミン。ドラマ出演は本作が初。
タオ・シュウ役/ウィリアム・ガオ
チャーリーとエルをいつも気にかけている親友・タオ役はウィリアム・ガオ(19)。
ユース劇団出身でシンガー、モデルとしても活動。本作でドラマデビュー。
タラ・ジョーンズ役/コリーナ・ブラウン
エルが転入した女子校で仲良くなるタラ役は、コリーナ・ブラウン(22)。ダンサー、パフォーマーとしても活動。ダーシー・オルソン役/キジー・エッジェル
タラの彼女で、エルとも仲良くなるダーシー・オルソン役はキジー・エッジェル(19)。ドラマにはボブヘアで登場するものの、今はSNSでベリーショートヘアを披露しているキジー。Instagramのプロフィール欄にはノンバイナリーの代名詞「They」を明記している。
ベン・ホープ役/セバスチャン・クロフト
チャーリーを悩ませるボーイフレンド・ベン役はセバスチャン・クロフト(20)。
9歳のころから子役として舞台でキャリアを積み、世界的にヒットしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2016)でテレビデビューを果たす。
ベンはチャーリーが傷を負う原因になる役だが、セバスチャンは自身のSNSプロフィール欄に「B*n H*pe Hate Club」と書き込むお茶目な一面も。
フレッシュなキャストが勢ぞろい
そのほか、チャーリーやタオの“イツメン”アイザック役にトビー・ドノバン、ニックに想いを寄せるイモジン役にレア・ノーウッド、お金持ちのいじめっ子・ハリー役にコーマック・ハイド・コリンらが出演している。(modelpress編集部)
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