動画クイーン・ゆきぽよ、目指すは“ローラ×出川”「絶対つまんないと思ってた」舞台女優の道で開花「私を使って!」 モデルプレスインタビュー
2016.07.11 08:30
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元「egg」読者モデルで、動画共有SNS「Vine」では驚異の動画再生回数6000万回を誇る“動画クイーン”の“ゆきぽよ”こと木村有希(19)が、12日より上演される舞台『膨らむ魚』(下北沢OFF・OFFシアター)で演技に初挑戦する。モデルプレスでは彼女にインタビューを実施。女優デビューを間近に控える心境と、今後の展望を聞いた。
Vineに投稿する動画が「面白い」と話題を呼び、女子中高生を中心に“動画クイーン”として支持されるゆきぽよ。今年3月に“4年間”の高校生活を卒業し、今回女優という新たな挑戦に臨む。
今作は、主人公・湯本時生が、妹・夏子と弟・直人に対し、兄弟の再生をしていくところから始まる。次第に隠していた兄弟間の闇が明らかとなり、不条理な出来事に絶望しながらも問題に立ち向かう兄弟の姿を描くホームドラマ。
ゆきぽよが演じるのは、準ヒロイン・柏葉ささ。湯本家の事件に気づき、時生たちの弱みに付け込んでいくという役どころとなる。
ゆきぽよ:無理だなと思いました。演技なんてしたこともないし、女優とかわかんないから「無理、無理!」って言いました。
― 演技は出来ない、と。
ゆきぽよ:でもやるしかないじゃないですか。周りは舞台俳優さんばかりで、最初の稽古は気まずすぎました。そんな方達の前でいきなり演技しろって言われても、「恥ずかしくて出来るわけないじゃん!」と思っていました。
― そこから稽古を通して気持ちに変化はありましたか?
ゆきぽよ:最初は本当に出来なかったんですけど、やっと慣れてきて、演出の方に褒めてもらうことも多くなりました。ダメ出しされることも減りましたし、役に感情移入出来るようになってから演技が楽しくなりました。
ゆきぽよ:最初はすごくダメ出しされたんです。長セリフが覚えられなくて、覚えようともしてなくて、適当に「あー、あー」とかやってました(笑)。そうしたら、演出家さんにも「もういいよ」と見放されて、「ヤバイ」と思ってそこから頑張りましたね。頑張りすぎて知恵熱も出しました。37.8度!
― え!頭をフル回転させたんですね。
ゆきぽよ:最初は漢字も読めなかったのでフリガナをふるところからのスタートでした。長セリフも出来るようになった時、演出家さんに初めて褒めてもらえて「あ、頑張ろう」って思えました。ゆきは褒められて伸びるタイプなので(笑)。
― 稽古もかなり積まれたのでは?
ゆきぽよ:最近は頑張っています。ただ、朝がめっちゃ早くて、電車の中ですぐ寝ちゃうし、家帰ってからも寝ちゃうので自主練はあんまり…(笑)。でも今はセリフも体で覚えてるので、スラスラ言えますよ!
ゆきぽよ:そうですね。メンヘラっぽくて、頭がおかしくて、結構不気味な女の子。めっちゃ元気だけど、でも闇もある。喜怒哀楽が激しいところは、ゆきに似てるので感情移入も出来ましたね。親に見放されるシーンでは「もし自分だったら…」って考えながらやりました。
― 家族がテーマですが、ゆきぽよさんご自身の中で家族に対する思いは変わりましたか?
ゆきぽよ:家族を大事にしようって思いました。最近お母さんとずっと喧嘩してたんですけど、舞台が始まってからは、ちゃんと会話が出来るようになってすごい仲良し。これマジです!お母さんがお弁当を作ってくれるようになりました(笑)。家族を大事にしようって思いました。
― 舞台のお陰ですね!
ゆきぽよ:そうなんです。「舞台って絶対つまんない」って思ってたんですよ、ゆきも。全然舞台に興味がなかったんですけど、やってみて舞台の楽しさがわかりました。同世代の子に伝えたいのは、マジで観て欲しい!楽しいから!ってことですね。
ゆきぽよ:もしまた舞台のお話をもらえたら出てみたいですね。楽しいのがわかったので女優もアリだな~みたいな(笑)。ギャル役とかあったら絶対ゆきがやるべきだと思うんですよね(笑)。私を使って欲しいです!
― 女優としてやっていきたい?
ゆきぽよ:でも1番やってみたいのは、お笑い芸人。体を張ったことを何かしたいですね。バンジージャンプとか猛獣と追いかけっことか。
― すごい(笑)!バラエティ方面で活躍したいですか?
ゆきぽよ:はい!見た目はローラ、中身は出川哲朗とイモトアヤコって感じの人になりたいです。今の目標はテレビに出ることです。「世界の果てまでイッテQ!」に出たい!今の中高生の中には私を知ってくれている子も多いですけど、もっと幅広い世代の方に知ってほしいです。
ゆきぽよ:何があっても絶対に諦めないこと。やれることをやってチャンスが来るのを待つこと。報われなくても続けていれば絶対チャンスは来るから、諦めて無難な道に転がったりしないで欲しい。毎日同じことの繰り返しっていう方向にはいかないで欲しいですね。
― それは自分の経験からそう感じたのですか?
ゆきぽよ:そうですね。『egg』がなくなったときに、「もう出る場所ないや」と思って、「もう何もしなくていいや」ってなってしまったんです。このまま普通に結婚して子供を産んで、幸せな家庭を築くんだろうなと思ってました。でもTwitterが好きで続けていたら見てくれる子がたくさんいて、むしろ『egg』の時よりも知ってくれる方が増えたり、「憧れ」と言ってくれる子が出来たり、諦めかけたけど、続けていてよかったなと思いました。だからとにかく続けることは大切だと思います。
― ありがとうございました。
演技初挑戦で「舞台」というステージを選んだゆきぽよ。「絶対無理」と思っていた女優の道も、“諦めない”“喰らいつく”精神で壁を乗り越え、「私を使って欲しい」と胸を張るまでに急成長を遂げた。ひと皮むけた彼女はこの舞台でどんな顔を見せてくれるのか、そしてこの先、女優、“お笑いギャル”としてどんな驚きを届けてくれるのか。これからのゆきぽよにますます期待が高まる。(modelpress編集部)
劇場:下北沢OFF・OFFシアター
あらすじ: 私には心がありません!喜び?悲しみ?憎しみ?愛?誰か教えて。あたしがイカれてる?彼らがイカれてる?ただいまより、人々の心を探求いたします!彼らは、加害者?被害者?支配者?傍観者?あなたは、この舞台の当事者?
生年月日:1996年10月23日
出身地:神奈川県
血液型:O型
身長:157cm
靴のサイズ:23.5cm
趣味:犬と遊ぶこと
特技:歌うこと
今作は、主人公・湯本時生が、妹・夏子と弟・直人に対し、兄弟の再生をしていくところから始まる。次第に隠していた兄弟間の闇が明らかとなり、不条理な出来事に絶望しながらも問題に立ち向かう兄弟の姿を描くホームドラマ。
ゆきぽよが演じるのは、準ヒロイン・柏葉ささ。湯本家の事件に気づき、時生たちの弱みに付け込んでいくという役どころとなる。
初演技に手応え「見放されて『ヤバイ』と思った」
― 初舞台、おめでとうございます。最初にお話を受けた時はどう思いましたか?ゆきぽよ:無理だなと思いました。演技なんてしたこともないし、女優とかわかんないから「無理、無理!」って言いました。
― 演技は出来ない、と。
ゆきぽよ:でもやるしかないじゃないですか。周りは舞台俳優さんばかりで、最初の稽古は気まずすぎました。そんな方達の前でいきなり演技しろって言われても、「恥ずかしくて出来るわけないじゃん!」と思っていました。
― そこから稽古を通して気持ちに変化はありましたか?
ゆきぽよ:最初は本当に出来なかったんですけど、やっと慣れてきて、演出の方に褒めてもらうことも多くなりました。ダメ出しされることも減りましたし、役に感情移入出来るようになってから演技が楽しくなりました。
― それは大きな成長ですね。
ゆきぽよ:最初はすごくダメ出しされたんです。長セリフが覚えられなくて、覚えようともしてなくて、適当に「あー、あー」とかやってました(笑)。そうしたら、演出家さんにも「もういいよ」と見放されて、「ヤバイ」と思ってそこから頑張りましたね。頑張りすぎて知恵熱も出しました。37.8度!
― え!頭をフル回転させたんですね。
ゆきぽよ:最初は漢字も読めなかったのでフリガナをふるところからのスタートでした。長セリフも出来るようになった時、演出家さんに初めて褒めてもらえて「あ、頑張ろう」って思えました。ゆきは褒められて伸びるタイプなので(笑)。
― 稽古もかなり積まれたのでは?
ゆきぽよ:最近は頑張っています。ただ、朝がめっちゃ早くて、電車の中ですぐ寝ちゃうし、家帰ってからも寝ちゃうので自主練はあんまり…(笑)。でも今はセリフも体で覚えてるので、スラスラ言えますよ!
「絶対つまんない」と思っていた舞台…「マジで観て欲しい!」
― 今回演じる「ささ」は個性的な役柄ですね。ゆきぽよ:そうですね。メンヘラっぽくて、頭がおかしくて、結構不気味な女の子。めっちゃ元気だけど、でも闇もある。喜怒哀楽が激しいところは、ゆきに似てるので感情移入も出来ましたね。親に見放されるシーンでは「もし自分だったら…」って考えながらやりました。
― 家族がテーマですが、ゆきぽよさんご自身の中で家族に対する思いは変わりましたか?
ゆきぽよ:家族を大事にしようって思いました。最近お母さんとずっと喧嘩してたんですけど、舞台が始まってからは、ちゃんと会話が出来るようになってすごい仲良し。これマジです!お母さんがお弁当を作ってくれるようになりました(笑)。家族を大事にしようって思いました。
― 舞台のお陰ですね!
ゆきぽよ:そうなんです。「舞台って絶対つまんない」って思ってたんですよ、ゆきも。全然舞台に興味がなかったんですけど、やってみて舞台の楽しさがわかりました。同世代の子に伝えたいのは、マジで観て欲しい!楽しいから!ってことですね。
目標は女優×お笑い芸人「見た目はローラ、中身は出川哲朗、イモトアヤコ」
― ではこれからも演技を続けたいですか?ゆきぽよ:もしまた舞台のお話をもらえたら出てみたいですね。楽しいのがわかったので女優もアリだな~みたいな(笑)。ギャル役とかあったら絶対ゆきがやるべきだと思うんですよね(笑)。私を使って欲しいです!
― 女優としてやっていきたい?
ゆきぽよ:でも1番やってみたいのは、お笑い芸人。体を張ったことを何かしたいですね。バンジージャンプとか猛獣と追いかけっことか。
― すごい(笑)!バラエティ方面で活躍したいですか?
ゆきぽよ:はい!見た目はローラ、中身は出川哲朗とイモトアヤコって感じの人になりたいです。今の目標はテレビに出ることです。「世界の果てまでイッテQ!」に出たい!今の中高生の中には私を知ってくれている子も多いですけど、もっと幅広い世代の方に知ってほしいです。
夢を叶える秘訣
― では最後に、夢を叶えるための秘訣を教えて下さい。ゆきぽよ:何があっても絶対に諦めないこと。やれることをやってチャンスが来るのを待つこと。報われなくても続けていれば絶対チャンスは来るから、諦めて無難な道に転がったりしないで欲しい。毎日同じことの繰り返しっていう方向にはいかないで欲しいですね。
― それは自分の経験からそう感じたのですか?
ゆきぽよ:そうですね。『egg』がなくなったときに、「もう出る場所ないや」と思って、「もう何もしなくていいや」ってなってしまったんです。このまま普通に結婚して子供を産んで、幸せな家庭を築くんだろうなと思ってました。でもTwitterが好きで続けていたら見てくれる子がたくさんいて、むしろ『egg』の時よりも知ってくれる方が増えたり、「憧れ」と言ってくれる子が出来たり、諦めかけたけど、続けていてよかったなと思いました。だからとにかく続けることは大切だと思います。
― ありがとうございました。
演技初挑戦で「舞台」というステージを選んだゆきぽよ。「絶対無理」と思っていた女優の道も、“諦めない”“喰らいつく”精神で壁を乗り越え、「私を使って欲しい」と胸を張るまでに急成長を遂げた。ひと皮むけた彼女はこの舞台でどんな顔を見せてくれるのか、そしてこの先、女優、“お笑いギャル”としてどんな驚きを届けてくれるのか。これからのゆきぽよにますます期待が高まる。(modelpress編集部)
舞台「膨らむ魚」
日程:2016年7月12日(火)~7月17日(日)
劇場:下北沢OFF・OFFシアター
あらすじ: 私には心がありません!喜び?悲しみ?憎しみ?愛?誰か教えて。あたしがイカれてる?彼らがイカれてる?ただいまより、人々の心を探求いたします!彼らは、加害者?被害者?支配者?傍観者?あなたは、この舞台の当事者?
木村有希(きむら・ゆき)プロフィール
愛称:ゆきぽよ生年月日:1996年10月23日
出身地:神奈川県
血液型:O型
身長:157cm
靴のサイズ:23.5cm
趣味:犬と遊ぶこと
特技:歌うこと
【Not Sponsored 記事】
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