

今春要注目のシアーアイテムは、ビターに取り入れるのが大人の着こなし
2024年春夏、ついに人気が本格化したシアーアイテム。挑戦したいけれど、チュールやレースは甘くなりそうと二の足を踏んでいるそこのあなた、ちょっと待った! この春は大人にこそ似合う洗練されたシアーアイテムが続々と登場しているんです。そこでスタイリッシュなシアーアイテムを使ったコーディネート術を人気ショップのスタッフに教えてもらいました。
【ユナイテッドアローズ】白シャツに重ねて凛と着こなす、大人なレイヤード

●ユナイテッドアローズ プレス 池田有希さん
シアートップスに重ねるアイテムといえば、キャミソールやタンクトップが定番のところ、あえて凛とした白シャツに合わせているのが新鮮。
「シアーアイテム=女性らしいイメージがありますが、甘く着ないのが今季の気分。素肌ではなく白シャツに重ねることで、シアーの質感がまた違って見えます」(池田さん)
デニムのハーフパンツで少しやんちゃな雰囲気がありつつも、白シャツのきちんと感で子どもっぽく見えないのがポイントです。

シアートップス×白シャツに、ニットのビスチェを挟んでいるのにも注目。ビスチェのレイヤードも旬なので、より鮮度の高い着こなしに。
【ウィム ガゼット】1枚でもデニムと合わせても、良バランスなチュールスカート

●ウィム ガゼット ディレクター 若林美緒さん
チュールのティアードスカートを合わせて、流行のヴィンテージライクな短丈Tシャツをドレッシーに昇華。
「デザイン性が高いスカートなので、あえてカジュアルなトップスで着崩したい。夏になればタンクトップで肌見せするのも今年らしいバランスです。スカートが華やかなので、デニムパンツを合わせてもラフになりません」(若林さん)

若林さんがこだわり抜いて企画したスカートは、フランスの職人によって作られたチュールを丁寧に縫製。素脚を見せた着こなしを楽しんでほしいと、ペチコートの丈は短めに設定されています。
【ジャーナル スタンダード レサージュ】カーデ感覚で使えるシアージャケットは夏まで活躍!

●ジャーナル スタンダード レサージュ プレス 市川綾子さん
【ジャーナル スタンダード レサージュ】のアイコンアイテムであるジャケット。2024年春夏シーズンは、シアー素材を採用したジャケットが登場!
「春は重めのデニムパンツと合わせてスタイリングするのが気分です。ボトムスの分量が多めなぶん、合わせるアイテムはモノトーンでシックにまとめました」(市川さん)

ジャケットながら軽い着心地のため、シャツ感覚で羽織れるのが魅力。夏は紫外線や冷房対策としても活躍します。
【パリゴ】デニムパンツにシアーのパンツを重ねてドレスアップ!

●パリゴ GINZA SIX店 ショップスタッフ 今井有里紗さん
個性的な黒いシアーのパンツをデニムパンツに重ね、モダンに昇華。
「デニムパンツがカジュアルなので、黒いジレを合わせてモード感強めに。ジレも黒いチュールをあしらったデザインで、統一感のあるスタイリングにしました」(今井さん)

ジレの両サイドもシアー素材で切り替え。重ために見える黒いジレも、これで軽快に着こなせます。
ブラックをはじめとするシックなトーンのアイテムを選ぶこと、デニムやTシャツといったカジュアルなアイテムとコーディネートして抜け感を出すこと。この2つを守れば、大人も簡単にシアーアイテムを攻略できるはず。
※価格はすべて税込みです
Photograph:細谷悠美
Senior Writer:津島千佳
関連記事
「ファッション」カテゴリーの最新記事
-
【ユニクロ】ALL3990円&ウエストゴムで楽ちん!夏から秋まで使える「大人向けスカート」3選All About
-
【MOVEで見つけた】人気のペプラムジレで魅せる夏のオフィスカジュアルコーデCuCu.media
-
“日焼けキティ”が【ROPÉ PICNIC】に! 完売前に狙いたい「激かわアイテム」fashion trend news
-
普段のコーデに一点投入!コーデをグッと格上げする「夏アイテム」特集Ray
-
洗練されたオトナコーデに甘さをプラス!ちょっぴりレトロな「小花柄スカート」着回し術Ray
-
暑さ&人混み対策は必須…でもおしゃれしたい!「夏の大阪万博」に行くときのおすすめ大人コーデ4選All About
-
猛暑に大活躍! UVカットのカーディガン&パーカーCuCu.media
-
見つけたら即カゴIN!足のライン悩みも解決するGUバレルレッグジーンズで体型カバー♡michill (ミチル)
-
その着方で本当に大丈夫…?一歩間違うと残念に見える!「夏シャツ」NG&OKコーデmichill (ミチル)