「サバイバル・ウェディング」さやかファッションの“変化”が話題 波瑠が小顔すぎてイヤリング特注…スタイリストが明かしたこだわり

ドラマ「サバイバル・ウェディング」

原作は大橋弘祐氏の小説「サバイバル・ウェディング」。勤めていた出版社を寿退社した日に、恋人に婚約破棄されてしまったさやか（波瑠）は、人気雑誌の毒舌・ナルシストな敏腕編集長・宇佐美博人から出された「半年以内に結婚しないとクビ！」という無茶な条件のもと「riz」編集部へ。仕事で出会った“超がつく爽やかイケメン”の柏木祐一（吉沢亮）との恋の行方にも注目だ。

スタイリストインタビュー

― 波瑠さん演じるさやかのファッションのテーマや方向性を教えてください。

今回のさやかという役は、自分の今までのファッションからだんだん変わっていくという設定がありました。最初と最後で「さやか変わったなぁ」という振り幅を大きく持たせたかったので、最初の男性誌でB級グルメ企画を担当していた時は、古着に今の流行も取り入れた『古着ミックス』から始めました。

男ウケなどは一切気にせず、自分流のファッションを貫いていたさやかが、話が進むにつれて“愛され服”を着るようになります。愛され服も、初めは編集長から言われたままに着ていましたが、だんだんさやかなりの“愛され服”に変わっていきます。

― 衣装に関して、波瑠さんの意見が反映されている部分はありますか？

波瑠さんとは衣装合わせの時に「さやかってこんな感じかなー？」など話しあいながら、大まかなイメージを決めていきました。最初の頃の、肌をあまり露出してない時のさやかの重ね着スタイルで、スカートの下にいつもデニムをはいている、というのは波瑠さんの意見も反映されています。

― 視聴者が真似しやすいコーディネートのポイントがあれば教えてください。

さやかのファッションは誰でも真似しやすいと思います。古着のTシャツにスカートを合わせたり、パンプスに靴下をあわせたり。カジュアルなものには女性らしいアイテムを、女性らしい物は少しカジュアルダウンすることで同性にも“愛される”服になるかなと。いつもはモノトーンが多い方でも、色があるものを思い切って着てみると、案外いいなぁと思ったりすると思います。

― スタイリングをする上で気をつけていることやこだわりは？

ドラマの主人公のキャラクターは見ている人たちが共感したり、応援してもらえるようなキャラクターでないと愛着がわかないと思うので、やりすぎないように気をつけています。自分の周りにいそうな親しみやすい女の子に作っています。さやかだったらこれを選ぶだろうなーとか、私もさやかになって衣装集めをしています。

― 波瑠さんはショートヘアなのでイヤリングも毎回気になります。アクセサリーのこだわりはありますか？

古着ミックスには大ぶりのイヤリングをつけています。アンティークのパーツで出来ているイヤリングなのですが、波瑠さんのお顔が小さいので、小さめサイズで特別に作ってもらったりしました。愛され服になってからは華奢で小さめの物にして女性らしさを出しています。デートの時などは揺れるイヤリングをつけています。

― ありがとうございました。衣装も最終回まで楽しみにしています。

（modelpress編集部）

第8話あらすじ

「riz」の編集部に、突然さやか（波瑠）の母・美恵子（財前直見）が現れた。婚活コラムでさやかの婚約破棄がバレてしまったのだ。さやかは大慌てだが、宇佐美（伊勢谷友介）からさやかの仕事ぶりを聞き、「あと連載1回の間に結婚できる」と太鼓判を押された美恵子は、ひとまず納得。しばらく東京でさやかの様子を見守ることになる。

とは言っても、さやかが今すぐに結婚できる確約はゼロ。そもそも、祐一（吉沢亮）と「付き合っている」のか確かめることさえできていない。そんなさやかに宇佐美は、「目的に忠実になれ。不要なものは切り捨てろ」と熱弁し、早急に二人の関係を祐一に確認するよう命令。さやかの気持ちは大きく揺れるが、そんな中、さやかを自宅まで送ってきた祐一と美恵子が鉢合わせしてしまい…！？

ハイテンションで祐一を質問攻めにする美恵子にペースを乱されまくったさやかは、祐一の気持ちを確かめるどころか、美恵子につらく当たってしまう。

翌日、美恵子と偶然会った和也（風間俊介）から母の親心を聞かされたさやか。父・惣一（生瀬勝久）との関係に悩む祐一にも背中を押され、さやかは美恵子に謝罪するため空港へ。そして美恵子と宇佐美から元気をもらい、再び祐一の気持ちを確かめようとするのだが…