冨永愛「グランメゾン東京」“リンダファッション”を真似したい ハイブランドコーデの中に隠された共通点とは
2019.12.22 21:00
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モデルの冨永愛が現在放送中のTBS系日曜劇場「グランメゾン東京」(毎週日曜よる9時~)に出演中。今回は、彼女演じるリンダ・真知子・リシャールのファッションに注目していく。
木村拓哉主演「グランメゾン東京」
同作で木村が演じるのは料理に人生をかけ、パリに自分の店を持ち、二つ星を獲得するも、己の慢心から招いた重大事件によってその座を追われ、店も仲間もすべて失った型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹。どん底まで転落した尾花が、女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。
冨永愛、“リンダ”としてのファッションへのこだわり
民放ゴールデンタイムの連続ドラマに出演するのは今回が初となる冨永。彼女が演じるのは尾花の元恋人で、世界的なグルメ雑誌「マリ・クレール ダイニング」の編集長を務めるリンダ・真知子・リシャール。グルメ界で大きな権力を持つリンダは、尾花やグランメゾン東京を大きく動かしていく存在となる。
同作への出演が決定した際、冨永は「リンダはパリ生まれパリ育ちなので、ファッションも大好きな人物だと思います。パリの最前線で働く女性像を考えながら、そのあたり(ファッション)も工夫していければと思っていますし、私自身も楽しみながらやっていければと思っています」とコメントを残している。
女性らしいミニ丈ドレスが可愛い
第4話では、グランメゾン東京がプレオープンの日を迎える。リンダは店を訪れ、コースを試食。デザートのモンブランアマファソンを絶賛していた。
冨永は放送日の投稿にて、ストーリーに合わせて「グランメゾン東京のコース、美味しかったわ」というコメントを残すとともに、劇中で着ていたコーディネートについても説明。ドレス、そしてバッグは「Azzedine Alaia(アズディンアライア)」のもの。イヤリングは「REPOSSI (レポシ)」、時計と指輪は「Cartier(カルティエ)」であることを紹介した。
ユニークなミニ丈ドレスに黒を基調とした同じ丈のコートを合わせることで、上品さと女性らしさを演出している。
TPOに合わせつつ“リンダ”らしさを忘れない
第6話では世界中の有名店が選出されるトップレストラン50の表彰式が東京で開催されることを、記者会見で発表したリンダ。記者会見というオフィシャルな場に合わせ、シャツとスカートでフォーマルなコーディネートに仕上げている。
シャツ、スカート、パンプスは全て「Burberry(バーバリー)」、サングラスは「SPEAKEASY(スピークイージー)」のもの。ブラウンの同系色で全身コーディネートすることで、全体的に統一感のあるスタイルとなっている。
また、「gaku」を訪れたリンダのドレスは「MARNI(マルニ)」、パンプスは「Christian Louboutin(クリスチャンルブタン)」。派手な総柄のミニ丈ドレスの上に白のシンプルなカーディガンを合わせ、バランスを整えた。
両方とも、イヤリングは「REPOSSI (レポシ)」、時計と指輪は「Cartier(カルティエ)」と紹介している。
シンプルかつ華やかに 冨永愛お気に入りスタイル
第7話では、トップレストラン50の表彰式にて順位の発表を行ったリンダ。ドレスは「Azzedine Alaia(アズディンアライア)」、パンプスは「Sergio Rossi(セルジオロッシ)」、ジュエリーは「Harry Winston(ハリー・ウィンストン)」のものだ。
ドレスは袖とスカート部分がフレアになっており、シックでありながら女性らしさが確立されているデザイン。フレア部分はシースルーになっているため、セクシーさも演出されており、冨永自身もお気に入りの1着であったことを明かしている。さらに、黒1色のシンプルなスタイルに合わせ、大ぶりで華やかなイヤリングと指輪を付けることで、全体のバランスも確立した。
また同話では、沢村一樹演じる京野陸太郎が、感情が高ぶり、倫子に好意を持っていることを告白してしまうという衝撃の展開も。冨永は「京野さんの衝撃発言にリンダもびっくりですw」とお茶目につづった。
ベルトで全体を引き締める スタイルアップ効果も抜群
第8話ではパリで尾花らが働いていたエスコフィエで起こった事件の犯人、そして事件の全貌を把握し、激怒したリンダ。倫子の音声が入ったボイスレコーダーを、思わずヒールで踏みつけた。そんな展開から、冨永は「取り乱してしまったけれど…消えてもらうしかなさそうね…来週は…どうなるのでしょう」とリンダらしさ全開のコメントを残している。
ドレスとパンプスは「FENDI(フェンディ)」で統一。ベルトでハイウエストにすることで脚の長さがより際立ち、スタイルアップの効果も抜群だ。
シーンに合った“リンダ”らしさ全開のスタイル3選
第9話では、物語の展開はいよいよ最終章へ。冨永は「寂しくなってきました」とつづった。
リンダが中村アン演じる久住栞奈に強く当たったシーンは「栞奈に理不尽なリンダ」と題し、コーディネートを紹介。トップスとスカートは「Azzedine Alaia(アズディンアライア)」のものだ。タイトでシンプルなニットで、総柄のスカートをより引き立たせたコーディネートが完成している。
さらに、Kis-My-Ft2玉森裕太演じる平古祥平を問い詰めるシーンのスタイルは「あんなに可愛い平古祥平をつめるリンダ」とお茶目に題して説明。ドレスは「ETRO(エトロ)」、靴は「Sergio Rossi(セルジオロッシ)」、イヤリングは「REPOSSI (レポシ)」、指輪と時計は「Cartier(カルティエ)」。胸元の大きなリボンが可愛らしいブラウスに、総柄のスカートを合わせていた。
また、東京タワーの元で、バイクに乗って来た尾花と話をするシーンでは、「東京タワーの下でハーレーが格好良すぎな尾花と」として、コートは「Max Mara(マックスマーラ)」、ドレスは「BALMAIN(バルマン)」、靴は「Azzedine Alaia(アズディンアライア)」であることを明かした。赤のコートを主役にし、“強い”リンダを演出している。
冨永愛の“リンダファッション”を真似したい
ハイブランドでまとめられたコーディネートの数々。これらを見事に着こなす冨永に「流石すぎる」「ハイブランド着こなしちゃう冨永さんかっこいい~!」など反響の声が多数寄せられていた。しかし、シンプルな服装に合わせてジュエリーは華やかなものを選んだり、主役のアイテムを設定して他のアイテムでそれを引き立たせていたりなど、“憧れ”のリンダファッションにも簡単に真似できるポイントが。
コーディネートにおける最も大切な要素であるバランス感と統一感の確保が、全てのシーンにおいて徹底されているのである。
ドラマは最終章に突入し、ますます大きな盛り上がりを見せているが、今後の“リンダファッション”にも合わせて注目だ。(modelpress編集部)
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