板垣李光人、北川景子との涙の撮影秘話「感情が自然とあふれてきて…」【「ばけばけ」インタビュー】
2026.01.09 08:15
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女優の高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)が主演を務める連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)。雨清水三之丞役を演じる板垣李光人が、自身の役柄や、高石の印象について明かした。
高石あかり主演朝ドラ「ばけばけ」
朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと外国人の夫・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。主人公・トキを高石、トキの夫・ヘブンをトミーが演じる。板垣演じる三之丞は、雨清水家の三男でトキの2歳下。兄が家督を継ぐため自身は特に役目がない。家の中に居場所がないため、トキたちの仕事場に入り浸っていた。
板垣李光人「今まで殺してきた感情が自然とあふれてきて」
― ここまで三之丞を演じられてのお気持ちを教えてください。色々な現場で共演者の方から「ばけばけ見てるよ」「水かけられてたね」と言っていただいて(笑)、朝ドラって本当にたくさんの方が見てるんだなと改めて実感しました。三之丞とタエの非常に繊細な親子関係をどう見せるのか、その部分について考えることが多くて大変でしたね。タエ役の北川景子さんと言葉を重ね、お互いの芝居に合わせて調整しながら二人三脚で歩んできた感覚です。たとえば、花田旅館で三之丞がトキと会うシーン(第6週30回)のように母上がいないシーンでの三之丞の気持ちも北川さんと共有し、共通の認識を持ちながら演じました。タエから三之丞への愛と、北川さんから僕自身へ向けてくださる母のような愛、両方を感じながら撮影できたのが本当にありがたかったです。僕が思ってもみなかったいろいろな「三之丞像」が視聴者の方々の中で生まれているのを感じたこともありますが、明治時代の話であっても人と人との関わりや対話の部分においては今と変わらないはず。どのシーンも三之丞のベースにある感情を大事にしながら臨んでいます。
― 結婚の挨拶パーティー(第14週70回)を演じられてのご感想は?
70回ではやっと母上に正直に全部を打ち明けることができて、今まで三之丞が1人で抱えてきた悩みや、苦しんできたものから解き放たれたような気持ちになりました。台本に「涙を流す」というト書きはありませんでしたが、タエと三之丞の今までの積み重ねがあったので、母上に頭を下げた時に今まで殺してきた感情が自然とあふれてきて…。顔を上げたら北川さんも涙を流されていて、浄化されたような呪縛が解けたような感覚になりました。親子ですから、社長の職についていないと母上がわかっているのを三之丞も感じていたはずです。それでも本当のことが言えなかったのは士族の三男として育ち、やっと巡ってきた母の期待に応えるチャンスをつかみたい一心からではないでしょうか。それでもどう動いたらいいのかわからず、川辺で石を積んでいた頃は虚無でもう空っぽでした。三之丞を演じてきた中で「ダラクソがー!」と叫んだのは、やっとできた楽しいシーン。初登場ぶりぐらいに楽しかったです(笑)。司之介役の岡部たかしさんとは別のドラマでご一緒したのでその時の関係性があり、アドリブで鬼ごっこをして走り回ったりしたのが印象的です。
板垣李光人、高石あかりの印象明かす
― トキ役・高石あかりさんのご印象を教えてください。高石さんは本当に頑張ってらっしゃるなと思います。僕が二ヶ月ぶりぐらいに現場へ行った日、さすがにそろそろ疲れが出ているのではと思っていましたが、クランクインした頃と1ミリも変わらず元気で明るく、周りが見えてらっしゃいました。もちろんお芝居も素晴らしく、特に印象的だったのが初めてタエが頭を下げたのをトキが見て腹をくくるシーンです。映像で初めて見た時すごく苦しくなって、朝からこれを放送するのか…と衝撃を受けました。まさしく「この世はうらめしい」というシーンで、一連の流れもお二人のお芝居も本当に素晴らしかったです。
― 今後の見どころを教えてください。
久しぶりの朝ドラ撮影で三之丞を忘れてないか心配でしたが、ちょうど彼の気持ちが切り替わったタイミングで撮影期間が空いたので問題なく切り替えられたと思います。没落してからこれまでの三之丞はいつも姿勢が悪く、猫背気味。下ばかり見ながら演じてきましたが、今は背筋を伸ばして演じています。そんな三之丞の登場をどうぞ楽しみにご覧ください。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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