「クジャクのダンス」松山ケンイチ、SNSで自ら犯人考察していた理由【クランクアップコメント】
2025.03.27 18:00
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女優の広瀬すずが主演を務めるTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜よる10時~)に出演している俳優の松山ケンイチ(まつやま・けんいち/40)。最終話の放送を前に、クランクアップを迎えた心境と最終回の見どころを語ってもらった。
広瀬すず主演「クジャクのダンス、誰が見た?」
本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された山下心麦(広瀬)が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が書かれており、事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。松山は、心麦と共に事件の真相を追ってきた弁護士・松風義輝を演じる。
松山ケンイチ、森崎ウィンとコミカル部分で話し合ったこと
― ここまで松風を演じた感想を教えてください。松山:今考えると、松風は演じやすいキャラクターだったかなと思います。すずちゃんや(弁護士・波佐見幸信役の森崎)ウィンくん、(雑誌「週刊ジダイ」の記者・神井孝役の)磯村(勇斗)くんら、さまざまな共演者と対峙する中で、それぞれの“間”をうまく引き出してもらえたので、すごくありがたかったです。撮り進めていくうちに、対峙する共演者からもらえる“間”や刺激によって、松風というキャラクターを演じられたと思います。
― 共演者の皆さんからも松風と波佐見の掛け合いが印象に残っていると話題に上がっていました。
松山:全体的にシリアスな雰囲気で進んでいく中で、ウィンくんとはコミカルな部分を担当することが多かったですね。なので、シーンやセリフのやり取りでどうやってコミカルさを出していくか、“小学生時代からの幼馴染”という2人の関係性を表現するために何が必要なのか、撮影現場でよく話し合っていました。
― 第8話で描かれた、松風が父親・久世正勝と対峙する場面も印象的でした。演じられた篠井英介さんの印象は?
松山:篠井さんとは共演経験があったので、特に身構えることなく、自然に親子としていられた気がします。篠井さんはすごく柔らかく、繊細な表現をされる方。そのお芝居を受けると、僕自身の心が震えてくるんです。これまでもその魅力に感動してきましたが、改めて魅了されました。松風親子の雰囲気は、篠井さんに引き出していただいたので感謝しています。
― 同じく第8話では、母親・美希(宮崎美子)に会いに行くシーンで実際に福岡ロケが行われましたね。
松山:実際にお客さんがいらっしゃる屋台で撮影したのですが、すごく新鮮でしたし、面白い経験でしたね。屋台で提供されているメニューをいただけましたし、いい思い出になりました。
松山ケンイチ、SNSで犯人考察を投稿していた理由
― ご自身のSNSで犯人考察や撮影現場からの情報共有を行われていましたが、それらの投稿への反応はいかがでしたか?松山:ドラマを見てくださっている方や、原作を知っている方、さまざまな方にコメントをいただいています。一番はこのドラマをより多くの方に見てもらいたいという思いがあったので、少し違った角度から発信するように心がけました。楽しんでいただけていたらうれしいです。
― 最終回の見どころを教えてください。
松山:8話の終わりから、徐々に事件の真相が明らかになってきました。僕はすずちゃん演じる心麦と、リリー・フランキーさん演じる山下春生の親子のシーンがすごく好きですし、22年前の東賀山事件で死刑判決を受けている遠藤力郎(酒向芳)と、春生を殺害したとして逮捕されている友哉(成田凌)親子の結末も気になるところです。“親子愛の美しさ”を受け取ってもらえたらうれしいです。
(modelpress編集部)
「クジャクのダンス、誰が見た?」最終話あらすじ
一連の犯行を告白した鳴川(間宮啓行)。一方、心麦(広瀬すず)、松風(松山ケンイチ)、神井(磯村勇斗)は赤沢(藤本隆宏)のGPSを追いかけて林川家に辿り着く。扉を開けた先には、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)がいた。ついに、心麦にとっての宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかに。そして、心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生(リリー・フランキー)に愛の奇跡が訪れる。
【Not Sponsored 記事】
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