「不適切にもほどがある!」最多4冠達成 Creepy Nuts・宮藤官九郎らコメント寄せる「なかなか業界の人に評価してもらえないんじゃないかと思った」【東京ドラマアウォード2024】
2024.10.28 19:31
views
28日、都内にて「東京ドラマアウォード2024」授賞式が行われ、ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS)が作品賞<連続ドラマ部門>優秀賞、脚本賞、演出賞、主題歌賞を受賞し最多4冠を獲得した。
「不適切にもほどがある!」4冠達成
『二度寝』で主題歌賞を受賞したCreepy Nutsは「今後、昔話のように長く語り継がれるであろう『不適切にもほどがある!』という作品に、我がCreepy Nutsが楽曲で力添えできたことがとても光栄です」と喜びのメッセージを寄せた。また脚本賞を受賞した宮藤官九郎はビデオメッセージにて「非常に伺いたかったのですが、もうすぐ始まる舞台の稽古があったりして、今日は欠席、チョメチョメってことで行けません」とドラマでも度々登場したセリフを交えコメント。同作について周囲から「攻めた内容」と言われていたことに触れ「『こんなのやって大丈夫なのかな』と。しかも途中から完全に業界モノにもなってきてるし、なかなか業界の人に評価してもらえないんじゃないかと思ったんですけど、こうやって賞をいただくことができて非常に嬉しいです」と喜んだ。
最後に「僕たちのチャレンジ精神が認めていただけたのかなと思っております。今後もこういう精神で作品を作っていきたいと思います」と今後に向けて意気込んだ。
磯山晶プロデューサーは「このドラマは、毎回コンプライアンスとかハラスメントとか働き方改革とか、とても1時間では解決できないような現代の問題を取り上げて、それを昭和からタイムスリップしてきたというだけの阿部さん(阿部サダヲ)扮する主人公が、1時間で鮮やかに解決しちゃったら嘘だなと思って、解決部分は全部歌にして発散するっていう、本当に結論のないドラマなんですけども、それが本当に逆によかったのかなと今思っております。本当に大好きな宮藤官九郎さんと阿部サダヲさんをはじめとするスタッフの皆さんに支えられて、今日この賞がいただけたと思っております」と語った。
「東京ドラマアウォード2024」
今年で17回目の開催となる本賞は、従来のアウォードで重視されてきた“芸術性”“番組の質の高さ”といった基準とは異なる、“市場性”“商業性”に焦点を当て、“日本人として海外にみせたい”と思う魅力あるドラマを表彰している。作品賞<連続ドラマ部門>は『不適切にもほどがある!』のほか、グランプリは『VIVANT』(TBSテレビ)、優秀賞は『舟を編む ~私、辞書つくります~』(NHK)、『燕は戻ってこない』(NHK)、『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ)。また<単発ドラマ部門>グランプリは『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)が受賞した。
個人賞は、主演男優賞『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』の草なぎ剛、主演女優賞『燕は戻ってこない』の石橋静河、助演男優賞『アンメット ある脳外科医の日記』の若葉竜也、助演女優賞『燕は戻ってこない』の内田有紀、脚本賞『不適切にもほどがある!』の宮藤官九郎、演出賞『不適切にもほどがある!』の金子文紀が受賞。主題歌賞はCreepy Nuts『二度寝』が受賞し、『不適切にもほどがある!』が全4冠獲得した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連ドラマ
関連記事
-
俳優・沼田爆さん、死去「ふてほど」マスター役などモデルプレス
-
「不適切にもほどがある!」韓国でリメイク決定「韓国の視聴者にも深い感動と共感を呼び起せたら」モデルプレス
-
阿部サダヲ、贈賞式中に2度の“不適切”発言で笑い誘う「生配信でしたすみません」【第61回ギャラクシー賞】モデルプレス
-
「不適切にもほどがある!」続編の可能性は?プロデューサーが言及【第61回ギャラクシー賞】モデルプレス
-
「不適切にもほどがある!」磯山晶P、“阿部サダヲ主演&宮藤官九郎脚本”大河ドラマ「いだてん」から着想「令和にいたら迷惑だろうなと」【第61回ギャラクシー賞】モデルプレス
-
「不適切にもほどがある!」や「らんまん」神木隆之介ら「第61回ギャラクシー賞」入賞作品発表モデルプレス
「ドラマニュース」カテゴリーの最新記事
-
【あんぱん 第36話あらすじ】のぶ、縁談話が持ち込まれるモデルプレス
-
井ノ原快彦、涙の誕生日サプライズ「特捜9」キャスト&スタッフに感謝モデルプレス
-
【なんで私が神説教 第6話】森口、裏工作で生徒を退学へ 静の過去にも迫るモデルプレス
-
櫻井翔主演「占拠」シリーズ第3弾放送決定 占拠場所は後日発表「新しい挑戦だと思っています」【XXX占拠】モデルプレス
-
「イグナイト」高井戸(三山凌輝)、衝撃行動に考察続々 ラスト1分で立場一変「裏がありそう」「指示だったりして」モデルプレス
-
本田響矢・優希美青・ワンエン山下永玖ら、加藤史帆&森カンナW主演「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」続投キャスト解禁モデルプレス
-
<投票受付中>2025年春ドラマ、あなたが思うネクストブレイク女優&俳優は?【モデルプレス国民的推しランキング】モデルプレス
-
池田エライザ「舟を編む」初回冒頭、涙のシーン台本に書かれた“4つの指示”「見事に体現してる」「一発撮りだったなんて」と称賛の声モデルプレス
-
ONE N’ ONLY関哲汰、森香澄の元カレ役で「年下童貞くんに翻弄されてます」出演決定モデルプレス