「光る君へ」倫子(黒木華)、道長(柄本佑)を押し倒す まひろ(吉高由里子)との“心の声”の対比が切ない
2024.03.25 12:37
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女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第12話が、24日に放送された。柄本佑演じる藤原道長を巡る展開に反響が寄せられている。<ネタバレあり>
吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。「光る君へ」道長(柄本佑)、倫子(黒木華)に婿入り
前回、まひろを妾にする提案を断られた道長は決別。かねてから持ち上がっていた左大臣・源雅信(益岡徹)の娘・源倫子(黒木華)との縁談を進めることを心に決める。雅信は道長の父・摂政の藤原兼家(段田安則)の提案を受け入れることに難色を示すが、打きゅうの会で道長に一目惚れしていた倫子は父親に「夫は道長様と決めておりました」と懇願した。
ある夜、道長から久しぶりに文が届き、廃邸に呼び出されたまひろ。倫子に婿入りする報告を受け、初めて自分も慕っている倫子と道長の関係を知って絶句。「倫子さまはおおらかな素晴らしい姫様です。どうぞお幸せに」と別れを告げた。
道長はその脚で倫子の元を訪ね、倫子から積極的に「道長様お会いしとうございました」と抱きついて押し倒した。
「光る君へ」まひろ(吉高由里子)&道長(柄本佑)、“心の声”のすれ違いが切ない
今回、対照的に描かれたのがまひろと道長の“心の声”のすれ違いと倫子の積極性。自身の父親が妾を看取る場面を目にし、「妾でもいい、あの人以外の妻にはなれない」とまひろが考え直したのに対し、道長は妾の辛い状況を耳にし、まひろへの想いを断ち切ることを決断。「妾でもよいと言ってくれ」と内心思いながらもまひろに事実を告げ、2人の想いはまたもやすれ違ってしまった。一方でまひろにも「今狙っている人がいるの」と打ち明けていた倫子は、涙ながらに両親に道長への想いの強さをぶつけ、道長にも積極的にぶつかり念願を叶えた。
視聴者からも「これは倫子様に勝てっ子ない」「すれ違いが切なすぎる」「2人とも心の声じゃ伝わらないよ!」「鬼脚本」と直球のモノローグを使った演出に反響が殺到。また、先に文も出さずいきなり倫子を訪ねた道長。倫子を抱く表情は諦めの境地に達しており、「道長は倫子に断ってもらいたくてあえて失礼な訪ね方をしたのでは?」という意見もあった。(modelpress編集部)
情報:NHK
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