今田美桜ヒロイン朝ドラ「あんぱん」“69歳でアニメ開始の遅咲き漫画家”やなせたかし・のぶ夫婦「何歳まで描く?」に制作統括が回答
2024.02.02 16:58
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NHKは2日、2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン発表会見にて、女優の今田美桜が主演を務めることを発表。会見後に行われた囲み取材にて、制作統括の倉崎憲氏が「何歳から何歳まで描くのか?」という質問に回答した。
今田美桜ヒロイン朝ドラ「あんぱん」描く年代に言及
アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦がモデルとなる今作にて、記者から「小さい時から死ぬまで、どこまで描くのか?」という質問が飛ぶと、「今のところは幼少期から始めようと思っております」と子役が演じる幼少期からスタートすると明言。また「ほとんどの人が奥さんのことは知らないと思いますし、世の中のやなせさんのイメージはやっぱりアンパンマンが1番強いと思うのですが、それまでの人生が非常に“我々が伝えたいこと”」と「アンパンマン」が生まれるまでの過程を丁寧に描きたいと主張した。そして「アンパンマンが生まれるところまでは少なくとも行きたいと思っているので、結構後ろは行く感じですね」と話し「最後まで本役でいきたいなとは今のところは考えております」と晩年まで今田らが演じることを示唆した。
NHK2025年度前期朝ドラ「あんぱん」
戦後80年を迎える2025年。第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦がモデル。あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。実在の人物である、小松暢(1918-1993)とやなせたかし(1919-2013)をモデルとするが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。原作はなく、脚本は連続テレビ小説『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』などを執筆した中園ミホが担当。今田は応募総数3365人の中でオーディションにて決定した。同会見には、中園、制作統括を担当する倉崎憲氏も出席。会見では、やなせさんと文通をしていたという中園が「6歳のミホちゃん」と似顔絵を描いた色紙も披露していた。(modelpress編集部)
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