神尾楓珠「いちばんすきな花」3人目の主人公に決定 フジ木曜劇場初主演
2023.09.12 05:00
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俳優の神尾楓珠がフジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』(毎週木曜よる10時~)で主演を務めることが決定。さらに、本作の初回スタート日が、10月12日(※初回20分拡大スペシャル)に決まったことも発表された。
多部未華子・松下洸平・神尾楓珠ら「いちばんすきな花」
本作は、4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ。社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年10月期/フジテレビ系)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマをお届け。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。すでに4人主演のうち多部未華子と松下洸平の2人が出演することが決まっている本作だが、このたび、おなじく主演として神尾が出演する。神尾にとってこれが木曜劇場初主演となる。
神尾楓珠、主人公の一人・佐藤紅葉役
年齢も性別も、育ってきた環境も違う4人が主人公となる本作。その主人公のうちの一人である佐藤紅葉(さとう・もみじ/神尾)は、潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部)の幼なじみで、現在は上京し、コンビニで働きながらイラストレーターの夢を追いかける青年。小学生の時には、当時高校生だったゆくえとよく家族ぐるみで遊んでいたが、ゆくえが大学進学を機に地元・新潟から離れてからは年賀状のやり取りをする程度の間柄に。そんな紅葉は、周囲から“友達が多いやつ”というイメージを持たれ、自分自身もそのキャラクターを演じている一方、本当は「昔から、一対一で向き合ってくれる人がいなかった」という思いを抱えるなど、大人になった今も嫌な記憶に縛られているようなところも。本音で悩みを打ち明けられるような友達もおらず、表面的にしか人と関われない自分の薄っぺらさに気付きつつも、誰でも構わず“友達”と素知らぬ顔してやり過ごしてきてしまった紅葉。それでも夢を追いかけ、日々アルバイト先のコンビニでイラストを描き続けていたある日、ゆくえと再会。思いがけぬ再会に、かつて自分が抱えていた気持ちを思い出して…。
神尾は、本作で紅葉という役柄を演じるにあたり「紅葉が抱えている悩みや、多部さん演じるゆくえを始めとする他の人物とのつながりの中で紅葉という人間としっかり向き合っていきたいです」とコメントするなど、繊細な思いを抱えるキャラクターをどう表現していくのか。そんな神尾は現在放送中の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(毎週月曜よる9時~)で海辺の町で働く大工役を演じているが、季節の変わり目と同時に佐藤紅葉という秋をほうふつとさせる役柄を演じることになる本作ではどんな表情を見せるのか。(modelpress編集部)
神尾楓珠コメント
― 出演が決まったときの感想や、台本を読んでの印象を教えてください「今回4人主演ドラマで、その主演の1人を演じるということを聞いた時は少し構えてしまいましたが、あまり意識せずに自分にできることを精いっぱいやっていきたいです。台本はすごく人間味のある本だなと思いました。愛や友情などの人間の根本の部分というのは抽象的で難しい中で、人間関係や心情がすごく丁寧に描かれていると思います」
― 佐藤紅葉という役柄について
「現時点では捉えどころがなくて不思議な人物だなと言うのが正直な感想ですが、オリジナルストーリーなので、紅葉が抱えている悩みや、多部さん演じるゆくえを始めとする他の人物とのつながりの中で紅葉という人間としっかり向き合っていきたいです」
― 視聴者の皆さんへメッセージ
「きっとすてきな作品になると思いますし、僕自身も一生懸命頑張るので、ぜひ楽しみにしていてください」
プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
「多部未華子さんと松下洸平さんの出演が決まり、もしもその二人を慕う年下男子キャラを作るとしたら、誰に演じてもらったら面白くなりそうか?そう考えていたとき、神尾楓珠さんの顔が浮かびました。なんとなくですが、二人を慕いそうにない感じがしたからです。(あくまでイメージとして、これまで演じてきた役を見ての話です!)神尾さんの最大の魅力は、涼しげながらも強い意志を感じさせるあの“目”にあると思います。力強さを感じさせながら、でもどこかナイーブで、はにかんだ笑顔を見せながらも心の奥の方では別の秘めたる想いを抱いている、そんな雰囲気を感じていました。しかも、本気で笑ったり、心の底から楽しんでいるところを見たことがない気がします。(ご本人にお会いしたことなかったのであくまでも演じてきた役のイメージです!)おそらく、神尾さんにはまだ誰にも見せていない隠された面があるに違いない、それを引っ張り出したい、という気持ちに駆られました。そして、それこそが、このドラマの“紅葉”というキャラクターを演じてもらう上で必要な要素だと感じたので、お声がけをし、ありがたいことに快諾をいただきました。紅葉は、表面上は友達がたくさんいて楽しそうにしているのですが、本当はそのたくさんの中に本音を話せる相手が一人もいないことにも気付いている青年です。そういう紅葉が心の底から笑える日が来たらいいなぁ、という僕の想いを、心の底から笑っているイメージが湧かない神尾さんに乗せて見ていきたいと思っています。常に憂いをまといナイーブさを感じさせる神尾さんには、往年の名優ジェームズ・ディーンのような雰囲気を感じます。そういう神尾さんだからこそ、ナイーブながらも愛すべき青年である紅葉を見事に演じてくださると信じています。多部さん、松下さんとの掛け合いはもちろんですが、まだ発表していないもう一人の主演と神尾さんとがどのようなシーンを紡いでくれるのか。全てにおいて期待しかありません。最後、4人目の発表も楽しみにしていていただけたらうれしいです」
【Not Sponsored 記事】
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