江口洋介、なにわ男子・道枝駿佑の父役に「24時間テレビ」スペシャルドラマ追加キャスト発表<虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ>
2023.08.04 18:00
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8月26日・27日に放送される日本テレビ系「24時間テレビ46」で、なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるスペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(26日よる9時頃~)の追加キャストが発表され、俳優の江口洋介らが出演することが決定した。
江口洋介&小林聡美「虹色のチョーク」出演決定
この度、新たに出演が発表されたのは、江口と小林聡美。江口が演じるのは、道枝演じる大森広翔(おおもりひろと)の父で、大日本チョークの2代目社長・大森彰男(おおもりあきお)。創業者である父(広翔の祖父)から会社を継ぎ、15年前に障がい者雇用をスタートさせた。広翔にとっては、幼少期は仕事で家にいないことが多かった仕事人間の父。少子化やデジタル化で先細りするチョークの未来に不安を感じつつも、広翔や従業員たちには「チョークは大丈夫だ」と明るく振る舞う。工場の経営が危ぶまれる中でも障がい者雇用をやめようとしないことで広翔から反発を受けるが、彰男が広翔に言った「働くことでしか得られない幸せ」の意味を広翔が理解したとき、工場の未来が変わってゆく。
小林が演じるのは、芳根京子演じる、広翔の同僚・佐倉結(さくらゆい)が生活するグループホーム「しきさいのいえ」の世話人、三輪加代子(みわかよこ)。元々は養護学校(現在の特別支援学校)教諭だったが、3年前に自宅を障がい者専用のグループホームにリフォームし、知的障がい者の結や、戸塚純貴演じる広翔の先輩社員で知的障がい者・東村勝也(ひがしむらかつや)、通称・カッチャンをはじめとする入居者の世話をしながら、楽しく暮らしている。障がい者に対して健常者と変わらぬ態度で接する加代子の姿は広翔の障がい者への理解を大きく変えることになる。
道枝駿佑主演「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」
原作は小松成美氏の著書「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(幻冬舎文庫)。社員の大半が知的障がい者というチョーク会社が、会社の存続を賭けて、新商品の開発に挑む。窓にかける魔法のチョークを開発した町工場の奇跡の物語を実話を元にドラマ化。モデルとなった「日本理化学工業株式会社」は日本のシェア約70%を占める、チョーク製造販売会社。まだ障がい者雇用が義務化されていなかった1960年に初めて知的障がい者を雇用して以来、一貫して障がい者雇用を推し進め、1975年には川崎市に日本初の心身障害者多数雇用モデル工場を設置。
2023年現在、91人の社員のうち66人が知的障がい者(障がい者雇用割合約7割)となっている。製造ラインを知的障がい者だけで稼働できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らし、「日本でいちばん大切にしたい会社」として、経営と福祉の両方の面で注目されており、“粉の飛散が少ないダストレスチョーク”や“窓に描けるキットパス”など、SDGsや地球環境に配慮した商品を生み出し、今も進化を続けている。
なにわ男子が初メインパーソナリティー「24時間テレビ46」
今年の「24時間テレビ」のテーマは、「明日のために、今日つながろう。」。両国・国技館にて行われ、メインパーソナリティーはなにわ男子、チャリティーパーソナリティーは芦田愛菜、有働由美子、小泉孝太郎、24時間テレビサポーターは徳光和夫、総合司会は羽鳥慎一アナウンサー、同局の水卜麻美アナウンサーが務める。(modelpress編集部)江口洋介コメント
道枝君の父親でありチョーク会社社長の、大森彰男役で出演する事になりました。彰男は、父の代から受け継いだチョーク工場の将来に不安を感じながらも、自分なりの理念として障がい者雇用を取り入れます。障がいのあるなしに関係なく「働くことでしか得られない幸せ」があると信じ、障がいがある人と働くうちに、大切なことに気付き、働く事の喜び、人との繋がりの温かさ、日常の中で忘れかけた何かが、視聴者の皆さんに届く事を願って、日々撮影に臨んでいます。小林聡美コメント
台本を読んで、障がいのある方たち、健常者がそれぞれ自分の得意なことを活かして社会に貢献して、それが「働くことの幸せ」や希望に繋がっていて、とても清々しい気持ちになれる作品だと感じました。私が演じる加代子は、一緒に生活するみんなが安心して働きに出かけて、そして帰ってこられるような場所をつくりたいという、縁の下の力持ち的なことを楽しんでやっている人。障がいのあるなしに関係なく、人間同士の繋がりや安心できる関係性を築きながら暮らす、温かい雰囲気が伝わると良いなと思っています。(道枝さんと芳根さんのコンビは)ピチピチキラキラしていて、まさに今年の24時間テレビのテーマのように未来に希望を繋いでくれそうな若者だなと感じています。「虹色のチョーク」あらすじ
2000年――。22歳の大森広翔(道枝駿佑)は、やりたいことを見つけるためにアメリカ留学したものの、結局何も見つからないまま帰国し、父・彰男(江口洋介)が社長を務める「大日本チョーク」で働くことになった。会社に愛情なんてないし、そもそも継ぐと決めたわけでもない。とりあえず…の軽い気持ちで入社した広翔を待っていたのは、社員の半数が知的障がい者というまさかの現実だった…!
マイペースな社員たちに翻弄されっぱなしの広翔。しかも会社は本業のチョーク製造だけでは成り立たないのに、彰男は人員削減どころか新たに知的障がいのある結(芳根京子)を仮採用。会議を開けば「結にどんな仕事が向いてるか」をみんなで話し合うだけ…。「このままじゃ絶対にヤバい」とあきれる広翔は、障がい者雇用にこだわる彰男に反発。そんな広翔は結の暮らすグループホームで障がい者雇用のきっかけを作った世話人・加代子(小林聡美)との出会いから障がい者たちのことを理解していく。
「働くことでしか得られない幸せがある」…結たち社員と過ごすうち、大切なことに気付いていく広翔。下請けの打ち切り…社員に生じる亀裂…相次ぐトラブルに悩みながらも、みんなの夢をかなえる新商品の開発を決意する。「働きたい」というみんなの思いが、倒産寸前の町工場に奇跡の虹を架ける――!
【Not Sponsored 記事】
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