中村倫也主演「ハヤブサ消防団」

国民的ヒットメーカー・池井戸潤氏が描いた“戦慄の田園ミステリー”を、変幻自在の実力派・中村主演で映像化した『ハヤブサ消防団』。川口が物語の鍵を握るミステリアスなヒロインを演じているほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久ら名うてのバイプレイヤーたちがズラリ集結し、スタートから反響。怪しいキャラクターが入り乱れていることもあって、SNSでは犯人考察が大いに盛り上がっている。そんな同作のスピンオフドラマの配信が決定した。

スピンオフドラマのタイトルは、『恋の妄想 消防団』。本編の『ハヤブサ消防団』では、山間の集落“ハヤブサ地区”で起きた不穏な連続放火事件を描いているが、こちらは“戦慄”とは無縁。笑いてんこ盛りの、ヘンテコ妄想ラブコメディーが展開していく。

イケおじ消防団＆編集者・中山田の妄想大作戦

『恋の妄想 消防団』のはじまりは、主人公のミステリ作家・三馬太郎（中村）と映像ディレクター・立木彩（川口）の間にほのかな恋が芽生えつつあることに、藤本勘介（満島）、徳田省吾（岡部）、森野洋輔（梶原）ら消防団員たちが感づいたこと。

そこに太郎の担当編集者・中山田洋（山本）も加わって、2人の恋愛がどうやったらうまくいくのか、ああでもないこうでもないと妄想しながらお節介な作戦を練っていくというストーリー。

しかし、“自称”恋愛マスターの中山田をのぞいて、恋愛とはかなりご無沙汰なメンバーばかり。彼らはいったいどうやって太郎と彩の恋を成就させようというのか？自分たちの妄想で盛り上がる男たちの中、ただひとり冷静なのはハヤブサ地区唯一の居酒屋「△」の店主・賀来武彦（福田転球）。彼が本作のナビゲーター的役割を果たしていく。

それぞれのバックグラウンドや恋愛観がにじみ出まくる妄想劇の連続。シリアスな展開が続く地上波本編からは到底考えられないコメディーに、イケおじたちの芝居合戦もスパークし、悪ノリ全開。本編では絶対に見られない“暴走”したスピンオフドラマに仕上がった。

中村倫也＆川口春奈、スピンオフの見どころ語る

そんな消防団チームの妄想の世界を実際に演じているのは太郎と彩。本編では連続放火事件の闇に迫っていく主人公・太郎だが、妄想の中では、胸キュンなセリフをささやいたり、キザに壁ドンしてみたり、絶望の果てに絶叫したりと、らしくない行動の連続。さらに本編では疑惑のヒロインをミステリアスに演じている川口も、このスピンオフでは太郎の甘々なアプローチにはにかんだり、方言でキレ気味にまくしたてたりとハジけた表情をたっぷり見せる。

中村は「本編では絶対に見ることができないであろう、太郎と彩のやり取りが最大のみどころですね。みなさんの妄想の中という設定なので、本来ならありえない2人の愉快なかけあいが展開していきます」、川口もまた、「本編と違ってコメディー感が爆盛りで、とても楽しいです。おじさまたちの妄想につきあわされて、彩も方言でまくしたてたり、なかなかスゴイ言い回しを披露したりしています。それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている中村さんのお芝居も面白いですよ」と見どころを語った。

満島、岡部、福田、梶原、山本ら“イケおじ”たちも、“恋”を描くスピンオフ作品に超ノリノリ。腕に覚えのある俳優陣が揃っているだけに、わちゃわちゃしながら、絶妙なセリフの応酬を繰り広げている。それぞれの家族構成や恋愛歴など本編では明かされていない彼らのプライベートや秘密が明らかになる。笑いあり涙あり、感情を揺さぶられるお芝居合戦に注目だ。（modelpress編集部）

中村倫也（三馬太郎・役）コメント

このスピンオフドラマ『恋の妄想 消防団』は、本編では絶対に見ることができないであろう、太郎と彩のやり取りが最大のみどころですね。みなさんの妄想の中という設定なので、本来ならありえない、2人の愉快なかけあいが展開していきます。

川口春奈（立木彩・役）コメント

本編と違ってコメディー感が爆盛りで、とても楽しいです。おじさまたちの妄想につきあわされて、彩も方言でまくしたてたり、なかなかスゴイ言い回しを披露したりしています。あと、それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている中村さんのお芝居も面白いですよ。見どころは、妄想の中で彩が太郎さんを尻に敷いている感じの場面。本編とは異なる、2人のパワーバランスにご注目ください！