「アオハライド」出口夏希&櫻井海音W主演で初連ドラ化 WOWOW初の本格青春ラブストーリー
2023.06.02 06:00
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漫画家・咲坂伊緒による大ヒット作品『アオハライド』が、WOWOWにて2シーズンで連続ドラマ化されることが決定。女優の出口夏希と俳優の櫻井海音がW主演を務め、連続ドラマW-30『アオハライド Season1』として今秋より放送・配信スタートする。
「アオハライド」初の連続ドラマ化
原作は、『ストロボ・エッジ』『思い、思われ、ふり、ふられ』などのヒット作を世に送り出し、現在連載中の『サクラ、サク』も話題を呼んでいる咲坂の同名作品。2011年より「別冊マーガレット」にて連載が開始されると、主人公たちのひたむきな恋愛模様や爽やかな友情が共感と憧れを呼び、瞬く間に話題となった。現在までにシリーズ累計発行部数は、1,300万部を突破している大ヒット作品(※電子版を含む)。タイトルの『アオハライド』には、『アオハル(青春)+ライド(ride)』=『青春に一生懸命乗っていく』という意味が込められており、「青春」が「アオハル」とも読まれるようになった起こりとも言われている。2014年には映画化、テレビアニメ化もされており、まさに青春ラブストーリーの決定版と名高い作品だ。なお、咲坂作品史上、連続ドラマ化されるのは本作が初である。
今回のドラマ化では、原作の名台詞・名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1/Season2の2部作で放送・配信されることが決定した。
主演は出口夏希&櫻井海音
高校1年生の終わり、吉岡双葉は運命の再会を果たす。相手は、中学時代に転校し、突然姿を消した初恋の人・田中洸。その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れたのだった。しかし、洸の苗字は「田中」から「馬渕」に変わり、優しかったはずの性格も別人のように冷たい性格になっていた。徐々に明らかになっていく、双葉の知らなかった洸の3年間。双葉は再び、洸に憧れを抱くようになるが…。恋、友情、仲間、家族。蒼く切なく美しい“青春のすべて”が詰まった本格青春ラブストーリー。ヒロイン・吉岡双葉を演じるのは、映画『沈黙のパレード』(『ガリレオ』シリーズ/2022年)への出演や、「舞妓さんちのまかないさん」(Netflix/2023年)で森七菜とW主演を務めたことで話題を呼び、人気ファッション誌『non-no』の専属モデルとしても活躍する出口。7月放送のTBS火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』への出演も決定している。
双葉の初恋の相手・馬渕洸を演じるのは、アーティスト活動をする傍ら、連続テレビ小説『エール』(NHK/2020年)や『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS/2021年)、『君に届け』(Netflix/2023年)など、話題作への出演をきっかけに、俳優としても活躍の場を広げる櫻井。
ともに原作を知っていたという2人は、本作への出演に関して「中学生の頃に原作の漫画も小説も読んでいて映画もみていた作品だったので、出演が決まった事を伝えられた時、嬉しくて思わず叫んでしまいました」(出口)、「まさか自分があの『アオハライド』の“馬渕洸(田中洸)”を演じることができるとは思っていなかったので、初めてお話を聞いた時は現実味がありませんでした」(櫻井)とコメント。今、もっとも活躍が期待される次世代俳優の2人が、切なく揺れ動く双葉と洸の物語を、瑞々しく爽やかに演じる。
「アオハライド」超特報映像解禁
併せて解禁された超特報映像では、“何度も、何度も、始まりそうで始まらなかった”双葉と洸の、近くて遠い距離感を活写。中学時代の双葉が洸に淡い恋心を抱くきっかけになった雨宿りや、一度目をそらしてまた合わせる教室、再会した2人の場面など、原作の印象的な名シーン・名台詞が盛り込まれている。誰もが憧れた淡く切なく美しい“青春”を1シーン1カットこだわり抜いてつくりあげており、本作の世界観から溢れ出す“映像美”や“青春の懐かしさ”は、原作ファンはもちろん、大人世代の心にも鮮やかに突き刺さるだろう。
メイン監督は、『純愛ディソナンス』(フジテレビ/2022年)、『知ってるワイフ』(フジテレビ/2021年)の木村真人。脚本は、『恋仲』(フジテレビ/2015年)、映画『ストロボ・エッジ』、アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の桑村さや香。音楽は、『Nのために』(TBS/2014年)、『最愛』(TBS/2021年)、映画『ちはやふる』シリーズの横山克が務める。
これまでに数多くの咲坂作品が映像化されてきたが、意外にも連続ドラマ化は今回が初。今回のドラマ化に関して、咲坂は「撮影現場に伺った時、とても丁寧に作っていただけている事が伝わり、私自身仕上がりがとても楽しみです。原作を読んだ事がある方も、まだ読んだ事がない方も、一緒にわくわくしていてくださると私も嬉しいです」と期待を寄せている。
双葉と洸を取り巻く登場人物のキャストは、後日発表される。(modelpress編集部)
ストーリー
吉岡双葉(出口夏希)と田中洸(櫻井海音)は中学の同級生。ある雨の日を境に2人は互いの距離を縮め、一緒にお祭りに行く約束を交わす。ところが、洸は待ち合わせ場所に現れず、双葉に何も告げぬまま転校してしまう。高校生になり、友達から嫌われないように自身を偽るための“ガサツな女子”を演じる双葉は、クラスで孤立する槙田悠里のことが中学時代の自分と重なり、気になり始める。そんな双葉の前に突然、洸に似た男の子が現れる。しかし、彼は“馬渕”と呼ばれていて——。
出口夏希(吉岡双葉役)コメント
・出演が決定した際のお気持ち『アオハライド』は中学生の頃に原作の漫画も小説も読んでいて映画もみていた作品だったので、出演が決まった事を伝えられた時、嬉しくて思わず叫んでしまいました。最初はまさか私が!と信じられませんでしたが、大好きな『アオハライド』の双葉を演じられる事が本当に嬉しかったです。
・撮影現場について
撮影では「原作を大事にしたい」という監督やプロデューサーの方からお話を伺ったので、そこはみんなで意識しながら取り組んでいます。現場に入ってみて、双葉を演じる中で新しい令和ならではの雰囲気の『アオハライド』になるのかなという予感がしています。王道の青春恋愛ストーリーなので、漫画やアニメだと伝わりやすいドキドキ感をドラマでどう表現したらいいのか毎日試行錯誤しています。
洸役の櫻井さんは、最初の頃は、慎重な方なのかなと思っていたのですが、今では「少年」という印象です。私は初めての現場だと緊張して人見知りしてしまうのですが、櫻井さんはすごく周りをよく見ている方で、最初の頃に話しかけてくれて、みんなの輪の中に入れてくれました。
・視聴者の皆さまへのメッセージ
今回のドラマはSeason2まであるので、原作に沿ってエピソードが描かれていきます。ドラマだからこそ描ける所もありますので、私も原作ファンの一人として、作品の完成を楽しみにしています。皆さまにも、ぜひご覧いただきたいです。
櫻井海音(馬渕洸役)コメント
・出演が決定した際のお気持ちまさか自分があの『アオハライド』の「馬渕洸(田中洸)」を演じることができるとは思っていなかったので、初めてお話を聞いた時は現実味がありませんでした。でも、クランクインに向けて、原作や台本を読み込むうちに、徐々に洸に対しての気持ちが強くなっていきました。この大人気原作、大人気キャラクターをどういう風に演じていくか、最初は迷いましたが、監督と擦り合わせながら試行錯誤しました。
・撮影現場について
現場は本当に楽しいです。撮休日が苦しいぐらい、この現場にずっといたいなと思ってしまいます。撮影を重ねるごとに、このキャスト・スタッフで『アオハライド』という作品に挑めるのは、自分の中で大きい出来事だと実感しました。同世代のキャストと色々なことを話しながら高め合えるのは、すごく嬉しいです。
双葉役の出口さんは、芯がしっかりとあって、自分の意見や意思を持っている方だと思います。彼女のそういう所が、双葉の気持ちや演技に重なっていて、僕も彼女の芝居を受けながら熱量を感じています。出口さんが双葉を演じてくれて、本当に良かったです。
・視聴者の皆さまへのメッセージ
長く愛されている原作をWOWOWで実写ドラマ化するということで、原作の愛されている部分を大事にして、丁寧に演じたいと思っています。スタッフの皆さんもひとつひとつのシーンを丁寧に撮ってくださっているので、我々が誠心誠意育んだ『アオハライド』を早く皆さんにご覧いただきたいです。
原作者:咲坂伊緒コメント
・ドラマ化が決定した際のお気持ち自分の作品を連続ドラマにしていただけるのは初めての事なので、このお話をいただいた時はとても嬉しかったです。それと同時に、『アオハライド』は私にとっても思い入れのある作品なので、選んでいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。連続ドラマでしかできない間の取り方や、エピソードをどのように撮ってくださるのかも含め、全てが楽しみです!
・撮影現場をご覧になっての感想
キャストさんやエキストラさん達の制服姿に軽率に心躍ってしまいました。みなさんキラキラしてまぶしかったです。撮影現場は現在も使用されている実際の学校だったので、ふいに聞こえてくる部活中の声に、なつかしさで目頭が熱くなりました(笑)。
和気あいあいとしながらも、役に真剣に取り組んでくださっている姿も見せていただけて、そしてお昼休憩の時間に用意された給食までもいただけてとても楽しい時間でした。
・原作ファンの皆さま、視聴者の皆さまへのメッセージ
こうしてドラマ化していただけるのも、原作を読んで応援してくださった皆さまのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。撮影現場に伺った時、とても丁寧に作っていただけている事が伝わり、私自身仕上がりがとても楽しみです。原作を読んだ事がある方も、まだ読んだ事がない方も、一緒にわくわくしていてくださると私も嬉しいです。
監督:木村真人コメント
・ドラマ化にあたって『アオハライド』は僕自身、何度も読み返して夢中になった原作でした。原作リスペクトを最大限に込め、2023年の今だからこそ皆様へ届けるべき『アオハライド』をテーマに作りました。誰しもが経験したであろう儚く蒼い“青春”を、どこか懐かしさも感じられるように、そして瑞々しい俳優陣の感情は限りなく鮮やかに伝わるように、1カットずつ意識してこだわりました。
また恋愛だけでなく、友情や家族だったりと輝きだけではない辛く歯がゆい部分もしっかりと落とし込み、群像劇として原作の魅力を最大限に活かしながら精細に心情を描くことも念頭に置きながら撮りました。
・本作を監督するにあたり目指したこと
漫画のページをめくるたびに端々から感じる「光・風・蒼さ・揺らぎ」を最大限に映像で表現することを目指しました。感情によって光の入り方を変えるなど、登場人物の気持ちや空気感がより伝わるような温度のある映像を、スタッフ・キャスト全員で追求しました。
原作連載時より多様な価値観が生まれている現在でも、登場人物達の心は何ひとつ色褪せていません。それをしっかり吸収した上で、この時期のこの瞬間しかないであろう俳優陣の表情を大切に、たっぷりの光と風とともに映像に切り取りました。思わず惹き込まれるような映像美と、より一層それを引き立てる横山克さんの音楽との親和性も見どころの一つです。
・W主演の出口夏希さん、櫻井海音さんについて
出口さんとは2回目のお仕事でしたが、格段に魅力的な表情をする俳優になっていて驚きました。彼女の儚い透明感と、繊細かつ大胆な精神力は“双葉”そのものでした。その魅力を全力で届けたい想いで、何度も2人で会話をしながらテイクを重ねていくのがとても楽しかったです。今作のベストカットが超特報でも使用されていますので、その表情と美しさをご堪能下さい。
櫻井さんは初めてご一緒しましたが、まさに原作から飛び出してきた“洸”そのものでした。咲坂先生のお墨付きです(笑)。お芝居に対して真っ直ぐで、声のトーン、手の動き、身体の傾きひとつとっても入念にお互いの意見を擦り合わせながら“洸”そのものを目指しました。
・視聴者の皆さまへのメッセージ
原作ファンの方々に楽しんで頂けるような内容や映像であるのはもちろんのこと、コロナ禍を過ごした若者達には“こんな素敵な学校生活を過ごしてみたい”という憧れを抱かせられるように、そして大人たちには、誰しもが経験したであろう青春のひとコマをリンクさせながらもう一度“あの頃の青春”を懐かしむことができるように、心を込めて作りました。WOWOW初の本格青春ラブストーリー『アオハライド Season1』——。蒼く切なく鮮やかに、心に響く作品になっております。ご期待下さい。
【Not Sponsored 記事】
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