モデルプレス読者が選ぶ「2023年春最もハマっているドラマ」トップ10

1位：「だが、情熱はある」（日本テレビ系）
2位：「王様に捧ぐ薬指」（TBS系）
3位：「ペンディングトレイン―８時２３分、明日　君と」（TBS系）
4位：「あなたがしてくれなくても」（フジテレビ系）
5位：「ラストマン－全盲の捜査官－」（TBS系）
6位：「unknown」（テレビ朝日系）
7位：「わたしのお嫁くん」（フジテレビ系）
8位：「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」（カンテレ・フジテレビ系）
9位：「Dr.チョコレート」（日本テレビ系）
10位：「風間公親－教場0－」（フジテレビ系）

※アンケートで読者から寄せられた投票結果、説得力ある声を参考に（回答数：16,119件／調査期間：2023年5月2日～5月9日）、モデルプレス編集部による精査、さらにモデルプレス内の記事への反響などを加味し決定した。

1位は高橋海人＆森本慎太郎がオードリー若林と南キャン山里を演じる「だが、情熱はある」

多種多様な各ドラマに大きく票が割れた今クール、見事1位に輝いたのは、King ＆ Princeの高橋海人（※「高」は正式には「はしごだか」）とSixTONESの森本慎太郎がW主演を務める日本テレビ系ドラマ「だが、情熱はある」（毎週日曜よる10時30分～）。

オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く実話に基づいたストーリーで、普段のアイドルオーラを徹底的に封印し、芸人になりきっている高橋と森本をはじめ、春日俊彰役の戸塚純貴やしずちゃん（山崎静代）役の富田望生など、メインキャスト陣の演技の再現度の高さが話題に。「現存する人物をモノマネにならないように落とし込んで演じていてすごい」「現在も活躍されている人の半生を演じるということはとても大変なことだと思うのに、主演お2人の演技がとてもよく研究されているということが伝わってきて正に『情熱』を感じる」と、表面的なモノマネではないリスペクトを感じられる演技に絶賛の声が寄せられた。

激しい展開があるわけではないが、今やテレビで見ない日がないほど活躍している若林と山里がくすぶっていた青春時代の挫折や葛藤を対比しながらリアルに描くストーリーが視聴者に刺さっており、「毎回泣きそうになる」というコメントも。「ラジオや本で聞いたことがある話が映像化されているのがとても楽しい」「今活躍されてる方の話なので想像がしやすい」と若林・山里のファンもそれ以外の人も楽しんでいる。

橋本環奈＆山田涼介の美麗タッグから目が離せない「王様に捧ぐ薬指」

続いて2位は、女優の橋本環奈が主演を務め、Hey! Say! JUMPの山田涼介が共演するTBS系火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」（毎週火曜よる10時～）。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華（橋本）と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷（山田）が繰り広げる胸キュンラブコメディ。

火10枠、橋本と山田という最強タッグの王道ラブコメということで放送前から期待値が高かったが、「本当に画面が割れるかと思うほどの美・美・美」「顔面偏差値が高すぎる」「2人のお顔が綺麗すぎて1時間あっという間！」「美男美女という設定に全く負けず劣らない2人の顔面の破壊力に、毎回ひれ伏しています」とこれまで数多くの実写化で定評がある2人への信頼感は絶大。

契約結婚から徐々に心を通わせていくラブストーリーという少女漫画らしいベタな設定ながらも、ブライダル業界を舞台に家族愛や友情にも触れ、コメディとシリアスが程よい塩梅の演出も、家族で楽しく視聴できるという人が多かった。

山田裕貴＆赤楚衛二＆上白石萌歌の熱演と予測不能なオリジナルストーリーに熱中する「ペンディングトレイン―８時２３分、明日　君と」

3位は、俳優の山田裕貴が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「ペンディングトレイン―８時２３分、明日　君と」（毎週金曜よる10時～）。未来の荒廃した世界にワープしてしまった「5号車」の乗客たちの非日常の生活を描くヒューマンエンターテインメントで、予測不能な完全オリジナルストーリーにハマる視聴者が続出。

後半からは「5号車」と同時に未来に飛ばされた「6号車」の人々も登場し、ミステリー要素も盛り上がりを見せており、海外ドラマのような世界観に「着地点が見えなすぎて期待値が大きい」「伏線が綿密に張り巡らされていそう」といった声が。

「ただのパニックドラマじゃ無くて、登場人物の描写や台詞がいちいち深くて刺さる」「良い意味で出演者皆が主演みたいだから面白い」とサバイバル生活を軸に、毎話乗客一人ひとりのキャラクターや背景が明らかになっていく構成も視聴者を飽きさせず、カリスマ美容師の直哉（山田）、消防士・優斗（赤楚衛二）、高校の体育教師・紗枝（上白石萌歌）の3人をはじめ、極限状態の人間模様を演じる俳優陣の鬼気迫る演技が惹きつけている。

「昼顔」チームが手がける令和の不倫描く「あなたがしてくれなくても」

奈緒が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「あなたがしてくれなくても」（毎週木曜よる10時～）が4位に。2014年に社会現象を巻き起こした「昼顔～平日午後3時の恋人たち」チームが制作を手がける2組の夫婦のセックスレスをテーマにした大人の恋愛ドラマが、30代以上の女性を中心に支持を獲得。

結婚5年目の夫・陽一（永山瑛太）と仲はいいが、レス歴2年であることに悩んでいるみち（奈緒）と、キャリアウーマンの妻・楓（田中みな実）を献身的に支える良き夫である新名（岩田剛典）が禁断の不倫関係に陥っていく過程を描き、思わず誰かに感情移入してしまう設定やリアルなキャスト陣の演技が心を掴んでいる。

セックスレスというデリケートな題材に正面から斬り込みを入れ、みちと陽一のそれぞれの不倫の対比など、何度も見返したくなる演出や美しい映像で、令和の不倫ドラマとして新しく歴史を刻んだ。

福山雅治＆大泉洋のバディに夢中になる「ラストマン－全盲の捜査官－」

そして、5位に俳優の福山雅治が主演を務めるTBS系日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」（毎週日曜よる9時～）がランクイン。アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI（アメリカ連邦捜査局）特別捜査官・皆実（福山）と、皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道（大泉洋）が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。

サスペンスミステリーの名手である黒岩勉の脚本による目まぐるしい展開が日曜の夜のお茶の間を楽しませており、「事件は1話ごとに完結しますが、護道家と皆実さんの過去も何かありそうで、目が離せなくなる」「日本の警察組織のやり方にFBIのやり方で事件に切り込むと言う所が凝り固まった考えに新しい風を送ってくれて見ていてとても面白い」「福山さんのヒーロー感と、抑えめの大泉さんのバディが痛快で最高」と福山と大泉という芸達者の2人が織りなす掛け合いの面白さや、映画のようなハラハラ感と充実感のある1話完結のミステリーが好評を集めていた。

6位～10位の読者コメント紹介

6位：「unknown」（テレビ朝日系）

＜読者コメント＞

・「高畑充希さん演じるこころと田中圭さん演じる虎ちゃん。キュンとするラブシーンは勿論、ラブ“サスペンス”と言う殺人犯や吸血鬼など、幅広く楽しめる要素がたくさん詰まってます！」

・「初めは『吸血鬼？どうなの？』と思っていましたが、普通の人と変わらない普遍的な恋愛『殺人犯は誰？』というサスペンス、かと思えば笑えるコメディ感、そんなものに惹かれて見ていたら登場人物みんなを好きになっていました！」

・「こんなにサスペンスがガッツリ入ってくるとは思ってなかった。考察してもしても足りない。ラブラブのところはほっこりするし眼福」

・「町田啓太さんが演じる加賀美圭介がふんわりした天然っぽいけど謎めいていて目が離せません。次はどんなことをするのかドキドキしながら見ています」

・「田中圭とラブ、田中圭とサスペンス、田中圭とおっさんずラブチーム（吉田鋼太郎）、ハマる要素が揃いまくり。三種の神器。3話からまたギアをチェンジしたみたいに面白かった」

7位：「わたしのお嫁くん」（フジテレビ系）

＜読者コメント＞

・「水曜日らしい、さっぱりとした雰囲気で癒される！」

・「キャラクターが皆可愛くてテーマもしっかりあって面白いだけじゃないところが好き」

・「漫画との改変がすごく自然に感じて面白い」

・「ラブとコメのバランスが良くて観てるだけで笑顔になれます！クセのあるキャラクターに囲まれた爽やかな波瑠ちゃん・真宙くん演じるはやみん（速見）と山本くんがもどかしくて、早くも2人の幸せを願ってます」

・「高杉真宙くんの山本くんが可愛い。嫁に来て欲しい」

8位：「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」（カンテレ・フジテレビ系）

＜読者コメント＞

・「天海祐希さん松下洸平さんのコスプレが楽しい。あまり何も考えず楽しめる」

・「松下洸平さんと天海祐希さんのバディのやり取りが舞台を見ているようで楽しい。後、過去に何があったのかが気になる」

・「実力派俳優のコメディタッチにしっかりした脚本テンポの早い展開！見てて飽きないし、面白い」

・「あり得ないことの連続だけど、天海さんと松下さんのバディが最高です。笑いの間も、そして細かい演技の息も気持ちいいくらいピッタリで、何度も見返してしまいます」

・「月曜から元気になる痛快エンターテイメント」

9位：「Dr.チョコレート」（日本テレビ系）

＜読者コメント＞

・「毎回美味しそうなチョコレートの紹介とチームワーク、白山乃愛ちゃんの可愛さ、坂口健太郎くんの演技力、イケメンさ！抜群のドラマです」

・「Teacherと唯ちゃん（白山）の絆やカンパニーの方達とのわちゃわちゃが面白いから」

・「マンガのような設定でストーリーがおもしろい！」

・「要素モリモリ＆ありえない設定かと思いきや、それを成立させてしまう面白さ、スピード感で時間が過ぎるのが毎回あっという間。個性的で実力派のメンバーはもちろんのことそれをまとめる坂口健太郎さん演じるTeacherの唯ちゃんを見守る目線やちょっとした感情の機微など丁寧に演じられていて、とても魅力的です」

・「これぞエンタメ！色々な要素がつまって見ていてワクワクする」

10位：「風間公親－教場0－」（フジテレビ系）

＜読者コメント＞

・「5人の新人刑事の話が面白く、風間（木村拓哉）の過去もこれから気になるから」

・「まず、見ていて引き込まれます。厳しさの中にある優しさ、人を育てていくのに大切なこと。日常に起きる事件は特殊なものばかりではなく、人が起こしてしまう。だからこそ、こういうドラマは必要なんだと思い選びました」

・「ドラマはあまり見ないのですが、教場は皆さんの気迫が感じられ毎回観いってしまいます。毎週月曜日が待ち遠しいです」

・「2年前の衝撃のシーンが忘れられず、そのシーンに繋がると分かっているので見届けなければと思ってます」

・「スペシャルドラマの時から楽しみにしていました。風間指導官の一言が事件解決の大きな要点になっていて、その伏線の回収にアッとなります。厳しいようでいて指導されている刑事の内面まで考えている愛情のある風間指導官の指導が心に残る素敵な作品です」

（modelpress編集部）