生田斗真、三池崇史監督とテレビ初タッグ 人気漫画ドラマ化で究極のダークヒーローに<警部補ダイマジン>
2023.02.12 05:00
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俳優の生田斗真が、7月スタートのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『警部補ダイマジン』(よる11時15分~)で主演を務めることが決定。三池崇史監督とテレビで初タッグを組む。
生田斗真主演「警部補ダイマジン」
この夏、同局系の金曜ナイトドラマ枠に主演・生田×監督・三池という強力タッグで贈る斬新かつ刺激的な作品が誕生。この最強の布陣でお届けすることになったのは、ヒット作『クロコーチ』を生み出したリチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作であり、ピカレスク・サスペンスとして話題の人気漫画『警部補ダイマジン』(「週刊漫画ゴラク」連載中、日本文芸社刊)。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエースが、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制す。本作はそんなダークヒーローが巨悪に挑む物語。映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(2014年)、『土竜の唄 香港狂騒曲』(2016年)、『土竜の唄 FINAL』(2021年)とアクション・コメディー作として根強い人気を誇る“土竜の唄シリーズ”を世に送り出した生田と三池コンビが、初めてテレビでタッグを組み、金曜の夜、お茶の間に刺激を届ける。
生田斗真、ダークヒーローを全身全霊で演じる
本作の主人公は、警視庁捜査一課のエース・台場陣(だいば・じん)。その名をもじって「ダイマジン」と呼ばれるほどの剛腕の持ち主。強い正義感を胸に、誰よりも早く現場に駆けつける熱血漢だが、彼には暗い秘密が…。それは、法では決して裁けない犯人に自ら手を下して殺害してしまったこと。そのことを頭脳明晰で冷淡な警視正・平安才門(ひらやす・さいもん)に知られてしまい、半強制的に彼の「奴隷」としてこき使われることになる。平安率いる特命捜査対策班に異動し、彼の指示で警察がとても手を出せない犯人を秘密裏に始末することになる台場だが、決して触れてはならない警察組織や国家の暗部に踏み込んでしまう。
そんな究極のダークヒーロー・台場を演じる生田は、ドラマ『俺の話は長い』(2019年)、『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(2021年)や映画『人間失格』(2010年)、公開を控える映画『湯道』(2月23日公開予定)、『渇水』(2023年公開予定)など話題作に多数主演。シリアスからコメディーまで、どんなキャラクターをも体現するその実力で評価され続けている生田が、本作では巨悪に挑むダイマジンになる。
ダークヒーローを演じるにあたり「平安という“飼い主”の元にいながらも、鎖を引きちぎって飛び出して行ってしまいそうな獰猛さというか、抑制されたエネルギーと、そして何より悪を許せない正義感の強い男というところを伝えていきたい」と語った生田が「獣のような男」と称する台場を全身全霊で演じる。
三池崇史監督「警部補ダイマジン」で刺激な物語描く
本作の監督は、日本映画界が誇る巨匠・三池。ベネチア国際映画祭・コンペティション部門に選出された『十三人の刺客』(2010年)、カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に選出された『藁の楯 わらのたて』(2013年)をはじめ『クローズZERO』シリーズ(2007、2009年)、『殺し屋1』(2001年)など代表作も多く、熱狂的な支持を得ている三池監督だが、最近では韓国ドラマ『コネクト』(2022年)も手掛けるなど、さらに世界中から注目を集めている。そんな三池は、本作で監督を務めるにあたり「すべての登場人物がまともじゃなく魅力的で、危険な作品。ドラマ化には気合が必要です」と言いつつも「視聴スタイルの多様化が進む今、誰がどのように観ても楽しめるエッジの効いたエンタメに挑戦しようという覚悟と勇気をいただきました。精一杯暴れます!」とコメント。また、演出プランについては「無心。すべては脚本の導くままに…」とコメントした。
徳永友一氏「警部補ダイマジン」で脚本担当
三池監督の期待を一身に受け、本作の脚本を手掛けるのは、ヒット映画『翔んで埼玉』(2019年)で「第43回日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した徳永友一氏。ドラマ『ルパンの娘』(2019年)、映画『ライアー×ライアー』(2021年)をはじめ、コメディー、サスペンス、ホームドラマなど、ジャンルを問わず幅広い作品を多数手掛ける徳永氏が、過激でありながらもウィットに富んだ、見ごたえのある刺激的な物語を紡ぐ。同局系の金曜ナイトドラマといえば『トリック』シリーズ(2000年~)、『時効警察』シリーズ(2006年~)など斬新なストーリー展開や個性あふれるキャラクターで人気を博した伝説のドラマを輩出した枠。2023年夏には、警察組織に属しながらも秘密裏に悪を始末する台場陣の暗躍を過激に描く本作が大きな嵐を巻き起こし、金曜ナイトドラマ枠の歴史に新たな名を刻む。
主演の生田が「『テレビでこんなことやっていいんだ!』『これがテレビで見れちゃうんだ!』というドラマになると思う。震えながら待っていてほしい」と語ったとおり、本作はまさにテレビの限界に挑む過激な意欲作。凸凹コンビの相棒(!?)でもあり、台場の「ご主人様」となる平安をはじめ、個性溢れるキャラクターを演じる豪華キャスト陣は後日発表予定となっており、続報にも注目だ。(modelpress編集部)
登場人物
台場 陣(だいば・じん)…生田斗真警視庁捜査一課強行犯第二係の警部補。名前をもじって「ダイマジン」と呼ばれるだけあって、背が高くがっしりした体格で鋭い目つきをしている。髪の毛はいつもボサボサで、離婚歴もあり。剛腕を生かした戦闘力、被害者の立場で事件の状況を思い描く想像力、なにより持ち前の強い正義感で、自他共に認める捜査一課のエースとして活躍していた。
しかし、法による正当な手段では決して逮捕できない幼女連続誘拐殺人犯である元警察庁の重鎮をどうしても見逃せず、自ら裁きを下して殺害してしまう。さらに、それを知った特命捜査対策班の室長・平安才門警視正に弱みを握られたことで、半強制的に彼の「奴隷」となる。未解決事件専門の特命捜査対策班に異動し、平安の命令で、動く「暴力装置」として、闇に葬られた警察組織の暗部に斬り込んでいくことになり…!?
生田斗真(台場陣役)コメント
― 本作に出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。久しぶりに連続ドラマに出演させていただくことがすごく嬉しいです。何より三池崇史監督と再びご一緒できること、そしてテレビという場所でチャレンジができることが嬉しく、とてもワクワクしています。
― 三池崇史監督とはテレビでは初タッグということですが、ご一緒していかがですか?
長年作品を共にしてきた、どこかバディーのような関係性ですので、すごく安心感があります。そして一番近くに置いてくださったからこそ、この作品でも今までに見たことのないような表現などを一緒に探っていけたらいいなと思っています。また、キャストの方々が日々興奮しながら現場にいらっしゃるのを間近で見ていると、すごくいいものが出来上がっているんじゃないかなと感じています。
― 生田さんが演じられる台場陣(ダイマジン)はどういう人物だと思いますか?また、この役をどう演じていこうと考えていますか?
脚本にもあるんですが、「獣のような男」というのかな。平安という“飼い主”の元にいながらも、鎖を引きちぎって飛び出して行ってしまいそうな獰猛さといいますか、攻撃的なキャラクターだと思います。そんな台場の抑制されたエネルギーみたいなものが、きちんと表現できればいいなと思っています。また、その裏では「悪を許せない正義感の強い男」だということもきちんと伝えていきたいですね。
― 法では裁けない悪を秘密裏に始末する究極のダークヒーロー・台場が暗躍するピカレスク・サスペンスというこの刺激的な作品の魅力とは?
「テレビでこんなことやっていいんだ!」「これがテレビで見れちゃうんだ!」というところをしっかりと作っていきたいですし、そういうドラマになるはずです。毎週テレビの前で、皆さんが血を燃えたぎらせるような作品になるといいなと思います。
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
『警部補ダイマジン』というとんでもない作品を生み出そうと、三池崇史監督をはじめ、キャスト・スタッフと日々奮闘しております。ぜひ、震えながら待っていてください!よろしくお願いします。
三池崇史監督コメント
― 『警部補ダイマジン』の監督を引き受けることになった際のお気持ちをお聞かせください。視聴スタイルの多様化が進む今、誰がどのように観ても楽しめるエッジの効いたエンタメに挑戦しようという覚悟と勇気をいただきました。精一杯暴れます!
― 原作、脚本をお読みになった感想をお願いします。
社会派でありながら、ダークヒーローが主役の…いや、すべての登場人物がまともじゃなく魅力的で、危険な作品だと感じました。ドラマ化には気合が必要です。
― 法では裁けない悪を秘密裏に始末する究極のダークヒーロー・台場が暗躍するピカレスク・サスペンスというこの刺激的な作品をどう撮影していこうと考えておられますか?
無心。すべては脚本の導くままに…ですね。
― 主演の生田斗真さんの印象をお聞かせください。
いつでも全力。いつでも爽やか。いつでも優しく美しい。でき過ぎです。尊敬しているけれど、嫉妬の対象でもある…いかにこの世は不公平であるかということを教えてくれる存在です。
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
世界中がキナ臭いことになっているけれど、その中であなたはどう生きますか?このドラマからその答えが見えてくるはずです。お楽しみに!
【Not Sponsored 記事】
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