(左上から時計回りに)久保史緒里、當真あみ、飯田基祐、松井玲奈、北香那(提供写真)

乃木坂46久保史緒里・當真あみら、松本潤の家族役「どうする家康」新たな出演者発表

2022.12.20 12:41

嵐の松本潤が主演を務める2023年1月8日スタートのNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~ ※初回15分拡大放送)の新たな出演者が発表され、乃木坂46久保史緒里、女優の當真あみ北香那松井玲奈、俳優の飯田基祐が出演することが決定した。


松本潤主演「どうする家康」

今作は、脚本家・古沢良太が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本が家康役を演じるほか、織田信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。

乃木坂46久保史緒里・當真あみら、大河ドラマ初出演

久保史緒里(提供写真)
久保史緒里(提供写真)
今回発表されたのは、家康(松本)の新たな家族たち。久保は、幼くして家康の嫡男・信康(細田佳央太)のもとに嫁いだ、信長(岡田)の娘・五徳役。信長やその妹・市(北川景子)に似て気品にあふれ、気が強いが、心根は優しい。徳川家になじみ、幸せに暮らしていたが、信長からある密命を受けたことで、数奇な運命に巻き込まれる。

當真あみ(提供写真)
當真あみ(提供写真)
當真は、家康と瀬名(有村)の間に生まれた、徳川家の長女・亀姫(かめひめ)役。母に似て愛らしく天真爛漫で、家康からの溺愛はもちろんのこと、周囲から愛されて育つ。山深く奥三河にある長篠城城主・奥平信昌との政略結婚を持ちかけられる。北は、侍女として松平家に入った、今川家臣・鵜殿家の血筋の娘・お葉(およう)役。控えめで働き者、人の嫌がる仕事も率先してやるなど、気立てがよく、家康のそば仕えをする女性を探していた瀬名と於大(松嶋菜々子)に見初められる。西郡の局として知られる。

北香那(提供写真)
北香那(提供写真)
松井玲奈(提供写真)
松井玲奈(提供写真)
松井は、池鯉鮒神社神主の娘・お万(おまん)役。戦災を逃れ、瀬名仕えの侍女となり、やがて浜松城で暮らす家康のそばに仕えることになる。神秘的で妖艶な魅力が漂い、武田信玄との激戦で疲れた家康の心の隙間に入り込む。飯田は、家康の父で、岡崎城主・松平広忠(まつだいらひろただ)役。勇猛果敢な武将だが、三河へ侵攻する織田氏からの攻勢に苦しむ。信長に嫡男・竹千代(後の家康)を人質として奪われ、降伏して三河を明け渡すか、わが子を見殺しにするか、苦渋の決断を迫られる。

飯田基祐(提供写真)
飯田基祐(提供写真)
久保、當真、松井は大河ドラマ初出演。北は3回目、飯田は6回目の大河ドラマ出演となる。(modelpress編集部)

五徳役:久保史緒里コメント

― 演じる人物の印象はいかがですか?『どうする家康』出演への意気込みも含めてお願いいたします。

初めての大河への出演が決まり、既に緊張しているのも事実ですが、非常に嬉しいです。信長の娘でありながら、徳川家に嫁いだ五徳の心の動きや揺らぎは、誰も知り得ない非常に興味深い部分でした。父親の存在の大きさは計り知れないなと、彼女を見ていると思います。台本では、彼女の気の強さが窺える場面もありますが、その中にかならず存在する優しさを逃さずに伝えられるよう、精一杯努めさせていただきます。

― 初出演される大河ドラマ、どんなことが楽しみですか?

何もかもが初めてなので、全てが新鮮に楽しみです。特に、大河ならではの緊張感を存分に浴びたいと思っています。何よりも、家族が出来ることが嬉しいです。戦国時代、団欒とした時間は決して長いわけではありませんが、だからこそ、家族と過ごす時間の温かみがより熱を帯びている気がします。そんな貴重な温かい時間を大切に、楽しみたいです。

― 古沢良太さんの作品で好きなものがあれば、理由とともに教えてください。また『どうする家康』に関して楽しみにしていることがあればお願いいたします。

『コンフィデンスマン』シリーズをいつも楽しみに拝見しておりました。予想を大きく裏切る展開、仲間同士の固い絆、その中での腹の探り合い、最後までどうなるかわからないハラハラがとても好きで、『どうする家康』の台本を読みながらも、大まかな歴史の流れを知りながらも想像し得なかったことが起こる展開に、ドキドキ、ヒヤヒヤしながら読み進めていました。

― 共演が楽しみな方がいらっしゃいましたら教えてください。

大先輩方の中、この作品に携わることができ、本当に有難く、光栄なことだと思っています。共演シーンの多い信康役、細田佳央太さんは、初めてご一緒させていただくので、妻・五徳として、支えとなる存在で居られるように、凛々しくいられたらと思っています。

亀姫役:當真あみコメント

― 演じる人物の印象はいかがですか?『どうする家康』出演への意気込みも含めてお願いいたします。

こんなにも早く大河ドラマに出演することができて、とても嬉しいです。天真爛漫という言葉の通り明るく無邪気な亀姫を目指して頑張ります。

― 初出演される大河ドラマ、どんなことが楽しみですか?

カツラや着物を付けてのお芝居も初めてなので、楽しみです。

― 古沢作品で好きなものがあれば、理由とともに教えてください。また『どうする家康』に関して楽しみにしていることがあればお願いいたします。

古沢さんの作品への出演は初めてです。古沢さんの作品だと、『コンフィデンスマンJP』シリーズをよく見ていました。出演者の方々の息のピッタリ合った掛け合いや、自分も気づかないうちにすっかり騙されていたりするところが面白くて好きです。豪華なキャストのみなさんとの掛け合いに自分も参加できることが今から楽しみでワクワクしています。

― 共演が楽しみな方がいらっしゃいましたら教えてください。

亀姫はよく母と共に行動しているため有村架純さんとのシーンが一番多いので、凄く楽しみです。着物での所作も含め、お芝居も近くで見せていただき、しっかり勉強していきたいです。

お葉役:北香那コメント

― 演じる人物の印象はいかがですか?『どうする家康』出演への意気込みも含めてお願いします。

脚本を読んだ当初、お葉はクールで真面目な女の子というイメージが強くありました。ですが、監督とお話しするにつれて、ありがたいことに私の中で大幅にお葉のイメージが拡大され、ただ真面目でクールなだけでなく、一つ一つの動作がロボットのように特徴的で、掴みづらいけれど、実は色々なことを考えながら生きている深みのある役だと今は感じています。初めて演じるタイプの役柄で、やり甲斐のある役をいただけてとても嬉しいです。

― 古沢良太さんの作品で好きなものがあれば、理由とともに教えてください。また、『どうする家康』の脚本を読まれて面白いと思われた部分があれば、お願いいたします。

古沢さんの作品では映画『キサラギ』が、当時中学生の時に観た映画なのですが、今でもすごく印象に残っています。当時アイドルヲタクだった私は釘付けになって見入っていました。一つの部屋の中でのお芝居も魅力的ですし、伏線があちらこちらに仕掛けられていて、展開豊富で、笑いもあり感動もあり、とても大好きな作品です。

どうする家康』はお話が面白いのはもちろんですが、現代的にわかりやすい表現が使われていることもあり、どの年代の層にも内容が入って来やすいのではないかなと思います。それぞれのキャラクターが印象的なので、各キャラクターにファンが付きそうだなぁなんて思いながら、楽しく読ませていただきました。出演できることをとてもありがたく、嬉しく思います。

お万役:松井玲奈コメント

― 演じる人物の印象はいかがですか?『どうする家康』出演への意気込みも含めてお願いいたします。

お万は、戦いで疲れた家康を癒す、柔らかい役だと感じていますが、奥には強い信念を持ち、前を向き踏み出そうとする女性に感じました。彼女の語る展望は、今の世の中にも通じるものであり、私は深く共感しました。臆する事なく、言葉ひとつひとつに想いを込めて演じたいと思います。

― ご出演にあたって、楽しみにされていることはありますか。

脚本がテンポよく、コミカルで、読んでいて思わず笑ってしまう場面がたくさんありました。実際にお芝居をした時、これがもっと膨らんでどんな場面になっていくのか、今から楽しみです。

― 古沢作品で好きなものがあれば、理由とともに教えてください。

古沢さんの作品には初めて出演します。『リーガル・ハイ』で雨のように降る台詞の中に、メッセージの強い言葉が放たれるのがとても印象的でした。

松平広忠役:飯田基祐コメント

― 演じる人物の印象はいかがですか?

弱冠10歳で当主となった広忠は、大叔父に岡崎城を奪われ三河から追放されましたが、領民と今川家の協力を得て、なんとか当主に返り咲きました。そんな過去もあってか、正義感が強く、恩義に報いるため、人質に取られた息子の竹千代の命を諦めて、織田と戦う道を選ぶ。…と、言ってしまえば簡単ですが、裏切りが横行するこの戦国時代において、最も信頼できる存在であり、心の拠り所であった息子、竹千代の命を犠牲にする決断を下すのは、相当な苦しみだったのではないでしょうか。

領民を守るため、当主としての責任を果たすため、かなり孤独だったと思います。竹千代が誕生し、家臣たちに披露する場面は、みんな、本当に幸せそうで、もし今が戦国時代でなかったら、隣国が織田でなかったら、と想像してしまいました。愛する家族、家臣や領民たちと共に、のどかな環境の中、幸せに暮らせたのに…。

― 『どうする家康』の脚本を読まれての感想をお願いいたします。

戦国時代というと、血気盛んで死をも恐れない猛者が描かれることが多い中、心優しく、全く時代にそぐわない家康が描かれているのが面白い!死ぬのが怖くて必死にもがいている姿を見ていると、妙に親近感が湧き、応援したくなります。
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関連ドラマ

  1. どうする家康

    どうする家康

    2023年01月08日(日)スタート

    毎週日曜20:00 / NHK総合ほか

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