吉川愛「純愛ディソナンス」撮了で「終わるのがすごくさみしい」
2022.09.15 17:00
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女優の吉川愛が、ヒロインを務めるフジテレビ系木曜劇場『純愛ディソナンス』(毎週木曜よる10時~)のクランクアップを迎えた。
中島裕翔・吉川愛ら「純愛ディソナンス」クランクアップ
Hey! Say! JUMPの中島裕翔演じる新田正樹(にった・まさき)と、吉川演じる和泉冴(いずみ・さえ)の禁断の関係を描く純愛ながらドロドロなストーリーが見どころの本作。新任音楽教師と生徒という間柄で出会った第1部では、お互い本心で向き合えないまま決別する2人だったが、ひょんなことから5年後に再会。冴は成人し、正樹は妻帯者となっていた。第2部の舞台では“セカンドパートナー”という概念も加わり、より複雑な関係性に。青春と恋とサスペンスを描いた第1部よりも恋と仕事における女同士・男同士のバトル、さまざまな思いが交差する大人の人間模様を色濃く描いている。単なる恋愛ドラマではなく、さまざまなことが絡み合って起こる事件性、エキセントリックな展開がちりばめられた、純愛&ドロドロ展開で終盤も盛り上がっている。そんな『純愛ディソナンス』も残り2話。作品の撮影自体は一足先に終了し、主演の中島をはじめ全キャストがクランクアップした。中島より一足先に撮了を迎えた吉川は、「4カ月間大変お世話になりました、お疲れ様でした!終わるのがすごくさみしいです。撮影期間中は現場の方々に助けられ、お芝居がしやすい環境を作っていただけた」と感謝を述べ、笑顔で真夏の撮影期間を振り返った。そして同日、中島も撮了。「カット!オッケーです!」の一声がかると両腕を上げて笑顔になる中島に、木村真人監督から“(撮影現場からの)卒業証書”が渡される。
「ピアノとメガネで癒やし、ダークな魅力で悶絶させ、日本全国の女性を“沼らせた”正樹さんに『純愛ディソナンス』オリジナルサンダルをお送りします」という言葉と共に卒業証書と全キャストおそろいのサンダルを受け取った中島。さらに、撮影を共にした佐藤隆太からはキャスト&スタッフを代表し、記念品を贈呈された。そして、別番組のロケで地方へ行っていた高橋優斗(※「高」は正式には「はしごだか」 HiHi Jets/ジャニーズJr.)からは、サプライズのビデオ通話がかかってくるなど、和やかな撮影現場のまま全シーンを撮り終えた。
中島は本作で、今まで見せたことのない表情でダークな人物を演じきった。「久々の連ドラ主演で、完全オリジナル作品でもあったので正直不安だった」と明かすと共に、「頼りない主役でごめんなさい(笑)。でもいい空気感で迎えてくれた現場には感謝しかありません」と、スタッフたちに感謝を述べた。
第9話では、正樹が妻・愛菜美(比嘉愛未)との離婚を決意し、冴には「そばにいてほしい」とついに本心を伝えた。このままハッピーエンドにはならないのが『純愛ディソナンス』。2人の純愛が周囲の人物たちとの関係性にどのように作用し、“ディソナンス”となっていくのか。まだまだ一筋縄にはいかない終盤のストーリーにも注目だ。(modelpress編集部)
中島裕翔コメント
(撮影現場の)皆さまには感謝しかないです。猛暑の中マスクをして、帽子もかぶって完全装備の中での撮影だったのに…感染と熱中症対策をしっかり厳守していただいたおかげで現場が止まることもなく完走できたのは、本当に皆さんのおかげです。自分自身、久々の連ドラ主演、しかもオリジナル作品ということもあって本当に不安だらけでした。今までに見たことのないキャラクター像を作りたかったのですが、自分が出したアイディアが少し違ったり、生意気なことを言ったりしてしまったこともあったかと思います。でも皆さんには本当にいい環境と空気感を作っていただけて助けられました。ごめんなさい、こんな主役で!(笑)。頼りなかったと思うのですが、共演者の方々をはじめ現場の皆さんのおかげで完走できました。お別れするのが本当にさみしい…意外としんみりしちゃいました(笑)。お世話になりました!
吉川愛コメント
4カ月間大変お世話になりました、お疲れ様でした!終わるのがすごくさみしいです。撮影中は皆さんにすごく助けていただいて、お芝居がしやすい環境を作っていただいたので本当に助かりました。最終話までオンエアを楽しみにしています。またこの現場のみなさんとご一緒できるように頑張ります!第10話あらすじ
正樹(中島裕翔)のもとに、服役中の元同僚・加賀美(眞島秀和)から手紙が届いた。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。加賀美はそれには答えず、愛菜美(比嘉愛未)との結婚や、正樹が冴(吉川愛)と交際していることに触れ、「あの時、俺が言った通りになったな」と告げる。一方、路加(佐藤隆太)は、「セカプリ」の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表。冴は、行方がわからない木之本(清水伸)が関係しているのではないかと路加に告げる。だが路加は、「カリスマ社長をやるのも飽きてきた」などと言って出て行ってしまう。
「モノリスエステート」社長の賢治(光石研)は、路加の謝罪動画を見て喜んでいた。「これでもう私がこの会社にいる必要はないのでは?」と賢治に問う正樹。すると賢治は、「これが最後だ」といって正樹に書類を渡す。それは、正樹の父・秀雄(神保悟志)が理事長を務めていた学校法人「立秀学園」の土地の売買契約書だった。
アルバイトから戻った冴は、自室に静(富田靖子)がいることを知って驚く。だが、冴が部屋を出て行こうとすると、背後で突然静が倒れた。冴は静が搬送された病院で、彼女が3年前に胃がんの手術をしており、昨年再発したと聞かされる。
そんな中、賢治からの指示を受けた正樹は5年ぶりに実家を訪れるが……。
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