篠原涼子、Snow Man目黒蓮の母親役で5年ぶりフジ連ドラ出演 手話の演技に初挑戦<silent>
2022.09.05 05:00
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女優の篠原涼子が、女優の川口春奈が主演を務め、Snow Manの目黒蓮が相手役を務める10月スタートのフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)に出演することが決定。5年ぶりの同局連続ドラマへの出演で、目黒の母親役を演じる。
川口春奈主演「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーを描いていく。篠原涼子、目黒蓮の母親役で5年ぶりフジ連ドラ出演
本作で篠原が演じるのは、徐々に聴力を失っていくという難病を患う想の母親・佐倉律子役。夫と共に愛情深く、想を含む3人の子供たちの成長を見守り続けている律子は、どんなときでも自分のことより家族を大切に思い生きてきた女性。そんな律子にとって、いつも穏やかで周囲の人間への気配りを忘れない想は自慢の息子である一方、自由奔放でいつも気兼ねなく話をできる娘2人に比べ、優しさからあまり本音を明かしてくれないことに対して少し寂しく思う時も。ある日、息子が耳に異変を感じ始めたことに誰よりも早く気付いた律子は、すぐに想を病院に連れて行く。そこで医師から告げられた現実に律子は取り乱してしまう。遺伝性の可能性もあるとの言葉に責任を感じ、自己嫌悪に陥ってしまう律子だったが、想のためにと自分なりに病気と向き合う覚悟を決めて…。
篠原涼子、フジ木曜劇場出演は7年ぶり
篠原は1990年に東京パフォーマンスドールのメンバーとしてデビュー。1994年には『恋しさとせつなさと心強さと』を発売し、女性ソロ歌手として史上初のダブルミリオンを達成、『第45回紅白歌合戦』にも出場した。そして女優としては『光とともに 自閉症児を抱えて』(2004年4月期/日本テレビ系)で連続ドラマ初主演を飾ると、『anego アネゴ』(2005年4月期/日本テレビ系)や『ハケンの品格』(2007年4月期/日本テレビ系)で、“大人の女性”という役どころを見事に演じ、世の女性たちから多くの支持を集めた。ほかにも、2006年に連続ドラマとして放送され、その後、続編となるスペシャルドラマや、劇場版として3作品も製作された人気シリーズ『アンフェア』(フジテレビ・カンテレ系)で主人公・雪平夏見を演じたほか、数多くのヒット作品で主演を務めてきた。その後、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(2017年10月期/フジテレビ系)で月9初主演を飾ると、翌2018年には映画『人魚の眠る家』や映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』といった話題の映画作品に立て続けに出演し、「第43回報知映画賞」で自身初となる主演女優賞を受賞。同年の「第42回日本アカデミー賞」でも優秀主演女優賞と優秀助演女優賞をダブル受賞するなど、改めてその演技力の高さを示している。
また、2020年には自身初となる連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合)へ出演。さらに今年2月にはNetflixドラマ『金魚妻』で、主人公の“金魚妻”という役どころを、体を張った演技で見事に演じきったほか、主題歌も担当し、実に19年ぶりとなる歌声を披露するなど、マルチな活躍が記憶に新しい。そんな篠原の木曜劇場出演は『オトナ女子』(2015年10月期/フジテレビ系)以来7年ぶりとなる。
篠原涼子、手話の演技に初挑戦
これまでも母親役をはじめ、さまざまな役柄のキャラクターを演じてきた篠原だが、今回は自身初めてとなる手話での演技に挑戦する。演じる篠原も「律子という役は難しさの中にやりがいのある役。心情の部分を表現することが多い作品だと思いますので、セリフの奥にある思いを表現できたら」と語るなど、母として、1人の人間として、徐々に耳が聞こえにくくなっていく息子と“一緒に生きていく道”を見いだそうとする女性の姿を篠原がどう演じるのか注目が集まる。(modelpress編集部)篠原涼子コメント
お声をかけて頂いた律子という役は難しさの中にやりがいのある役だなと思い参加させて頂こうと思いました。心情の部分を表現することが多い作品だと思いますので、セリフの奥にある思いを表現できたらと思います。また、脚本家の生方さんは新人脚本家とは思えないぐらいの筆力で書いてくださっているので、オリジナル作品ということもあり私自身もこのドラマがどういう結末になるのか楽しみにしております。そして今回、川口さん、目黒さんとはじめてご一緒させて頂きますので、今から撮影が楽しみです!どこか懐かしく、そして新しい不思議な感覚にさせてくれるドラマだと思っております。世代を超えて伝わる作品だと思いますので、是非ご覧ください。
プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
ある日突然、最愛の息子が聴力を失ってしまうかもしれないという事実を突きつけられたとき、母は何を感じ、何を思うのだろう…?“かつて本気で愛した人と再会したら、その人は聴力を失い音のない世界を生きていた”というこのドラマの企画を考えたとき、主人公の紬と元恋人・想のキャラクターと同時に頭の中に浮かんできたのが、この問いでした。同時に、その瞬間イメージしたのが篠原涼子さんでした。篠原さんとは、『月の恋人~Moon Lovers~』(2010年5月~7月/フジテレビ系)でご一緒して、とんでもなく繊細なお芝居をする方だと感じました。例えば、“笑う”という芝居があったとします。その笑顔の向こう側に秘められたもの、その笑みの奥にあるもの、その笑顔に至るまでに経てきた道のり…みたいなものが篠原さんの“笑顔”からは感じられるのです。
“最愛の息子が聴力を失ってしまった…その現実を受け入れるしかない…もちろん息子への愛は変わらない…だったら私は笑顔でいなければ…”という思いを抱くのではないか、というのが僕の中での先の問いに対する“仮定”でした。篠原さんなら、そういう気持ちを繊細な演技で見事に演じて下さるのではないか、と思いオファーをしたところ、快諾を頂き、ご出演を頂けることになりました。そして、ご自身も母である篠原さんにお会いし、お話しをさせて頂く中で、僕の“仮定”は良い意味で変わっていきました。そうしてたどり着いたもの。僕たちなりの答え。それを篠原さんが演じてくださることを、僕自身、誰よりも楽しみにしています。
このドラマにおいて、川口春奈さん演じる紬と目黒蓮さん演じる想の“ラブストーリー”が縦軸だとすると、想とその母である律子との“母と子の物語”が横軸だと思っています。目黒さんとの芝居はもちろんのこと、やがて訪れるであろう川口さんと篠原さんとのシーンも、僕自身、今から楽しみで仕方ありません。この特別な3人だからこそ生み出せる空気、そして、それによって生まれるであろうドラマに、ご期待頂ければと思います。
【Not Sponsored 記事】
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