27年度春朝ドラ主演・森田望智、10日前にNHKからサプライズオファー「青天の霹靂とはこのことかと」【巡るスワン】
2025.11.21 12:18
NHKは2025年11月21日、2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」の制作・主演発表記者会見を実施し、女優の森田望智(29)が主演を務めることを発表。会見では、森田がオファーを受けたタイミングや当時の心境を明かした。
森田望智、朝ドラ主演オファーは10日前
今回、森田はオーディションではなくNHKからのオファーで主演に抜擢。会見にて、オファーはいつ頃だったかを問われた森田は「10日ほど前」と答え、「マネージャーさんから『取材があるよ』と言われて行ったら、(制作統括の)桑野(智宏)さん達がスーツを着て、いらっしゃっていて。『取材をさせていただきますけれど、どういうことを聞かれるか分かっていますか?』と聞かれて」と状況を説明し、「『こういうことですか?』と事前にいただいていた情報を言ったら、『違います!』と言われて(笑)。『2027年度のヒロインに決まりました!』というのをサプライズしていただいて…」と、予想外の発表に驚いたことを明かした。また、このサプライズを受けた心境を聞かれると、「本当にびっくりびっくりびっくり…!本当にびっくりがいくらあっても足りないくらい、本当にびっくりした」と笑顔で伝えた森田。「『青天の霹靂』とはこのことか、というぐらい、本当に開いた口が塞がらないというぐらい驚きました」とオファー時の率直な心境を吐露していた。
森田望智、朝ドラオーディションは「数え切れないほど」
さらに、元々“朝ドラヒロイン”への憧れはあったか聞かれると、「よくぞ聞いてくれました!」と目を輝かせた森田は、「オーディションは数え切れないほど10代の頃から受けてきました。でも、書類で大体落とされて。ちょっと苦い思い出がオーディションにはあって。ご縁がないものだと勝手にずっと思っていた」と告白し、「誰ですか?落とした人!」と周囲を見渡して笑いを誘う場面も。「『おかえりモネ』の清原果耶ちゃんであったり、『虎に翼』の伊藤沙莉ちゃんであったり、主演で先頭に立って頑張っている同世代の女優さん達を見てきているので、だからこそ、ものすごく尊敬と、ものすごく怖さもありますし、同時に彼女たちにも負けないように、NHKでお世話になった皆さんにも恩返しができるように頑張っていかなければ、と思っております」と強く意気込んでいた。森田望智主演朝ドラ「巡るスワン」
同作の脚本はお笑いタレントのバカリズムが担当。主人公は刑事に憧れ警察官になった女性警察官。しかし、配属されたのは “生活安全課”。「事件が起こらないこと」が使命とされる部署で防犯のため町内の撮影を撮影したり、市民からの相談に乗ったり「あれ、思っていたのとなんか違う」と、地味な仕事に不満を感じる日々。何かを成し遂げたい人でもなく、夢にがむしゃらに突き進む訳でもない。仕事はちゃんとするけど休日には友人と愚痴をこぼす。どこにでもある日常を過ごす主人公が“何も起こらない日常を守る” という道を見つけるまでのヒューマンコメディーとなる。(modelpress編集部)
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