内田理央、新たなダークヒロインに 「嗤う淑女」連続ドラマ化
2024.06.10 11:22
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女優の内田理央が、7月27日スタートの東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『嗤う淑女』(毎週土曜23時40分~)で主演を務めることが決定した。
中山七里氏「嗤う淑女」映像化
本作は“どんでん返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里氏の人気シリーズ。累計18万部突破のヒットを記録し(※2024年6月時点)、現在シリーズ3巻まで発売されている。主人公・蒲生美智留(がもう・みちる)の導きによって、自らの欲望を暴走させ、地獄へ堕ちていく人々の様は、まさに、“負のカタルシス”かつ“転落のエクスタシー” にして “令和の笑ゥせぇるすまん”。剥き出しになった人間の恐るべき本性が、真夏の視聴者を恐怖のどん底に突き落とす。最後まで予測不能な驚愕の展開が視聴者に襲いかかる。
内田理央、ダークヒロインに
今回新たなダークヒロイン美智留役に内田が決定。美智留は、人生に関する全てのことのコンサルタント業務をしている。中学時代、母親が失踪し、古い団地で父親と暮らすが、過酷な虐待を受けていた。そんな中、従妹の恭子の中学校へと転校してきた美智留は、恭子と共謀して…。美貌と、天才的な話術をあわせ持ち、人々に自分を信頼させ意のままに操る。相談者の悩みを聞きつつ、心の奥底に潜む欲望を巧みに刺激し最悪の破滅へと導いていく。出演に対し、内田は「蒲生美智留という魅力的な女性を演じることができて光栄であるとともに、プレッシャーを感じております!」とコメント。また「人間の欲望を操って地獄に落とす彼女の想いや目的がどういったものなのか、ハラハラドキドキしてもらえたら嬉しいです」と意気込んでいる。(modelpress編集部)
内田理央コメント全文
稀代の悪女・蒲生美智留という魅力的な女性を演じることができて光栄であるとともに、プレッシャーを感じております!お話をいただいた時は、「私で大丈夫ですか?」とつい言ってしまいました(笑)。しかし、原作を読ませていただいてすごく面白くて、不安よりも楽しみとワクワクでいっぱいです!人間の欲望を操って地獄に落とす彼女の想いや目的がどういったものなのか、ハラハラドキドキしてもらえたら嬉しいです!原作者:中山七里コメント
当初、版元からのリクエスト内容は「悪女ものを書いてほしい」のひと言だった(僕へのオファーはこういうケースがほとんどである)。これまでの人生で悪女なるものに出逢ったことなど皆無だったので、いつも以上に想像力を駆使した覚えがある。自分としては、犯罪に対する動機らしい動機もなく、ただ純粋な悪意の象徴として蒲生美智留を造形したつもりだ。しばし他人の不幸を高みから見物していただきたい。河角直樹プロデューサー(東海テレビ)コメント
この社会で日々を平穏無事に過ごしている皆様。時々、今ある全て投げ出して、欲望に身を委ね、暴走してみたくなることはありませんか(私はあります)。そんな視聴者の皆様に、土ドラ『嗤う淑女』を観て、恐怖と戦慄による心のデトックスをしていただければと思います。本作の主人公・蒲生美智留は、悩める人々の心の闇を解放し、欲望を肯定します。それにより人は社会的規範から逸脱し、罪を重ね転落して行きます。その様は本物の恐怖に満ちているのですが、不思議なことに、当事者たちは美智留を恨まず、むしろ賞賛するのです。それは、平穏な日常ではそうそう味わうことのできない、全て吹っ切った転落の開放感を満喫したからかもしれません。そんな、現実の価値観の転覆した恐ろしい世界を司る美智留を演じていただくのは、内田理央さん。この強力なキャラクターをどう実在化していただけるのか、楽しみでなりません。また中山七里先生原作ならではの、意外性とどんでん返しに満ちたストーリーも是非楽しんでいただければと思います。“努力、勝利”のスポーティな興奮とは真逆の“堕ちていく快感”に身を委ね、スッキリ日常に帰還していただければ幸いです。
高橋眞智子プロデューサー(共同テレビ)コメント
原作を初めて読んだ時に、蒲生美智留の巧みな話術に自分も“ちょっとだけ騙されてみたい”、と興味が湧いたのを今でも鮮明に覚えています。そんな魅力的な主人公を内田理央さんに演じていただけること、そしてその美智留と個性溢れるゲストの方々との刺激的な会話が、この番組の見どころにもなっていくはずです。この夏!土曜日の夜は、悪女の発言に翻弄されながら、登場人物たちが皆、人生の敷かれたレールから踏み外れていく姿を、視聴者の皆さまにも楽しんでいただけたらと思います。「嗤う淑女」ストーリー
小さなコンサルティング会社で働いている野々宮恭子の前に 17 年ぶりに現れた蒲生美智留(内田理央)。あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る17年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。大手都市銀、帝都銀行に勤める鷺沼紗代(27)は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。そんな時、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関する全てをコンサルティングしているという美智留を紹介される。
美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。「あなたの敵は誰ですか?ストレスの原因である帝都銀行に責任を取ってもらえばいいんです」。美智留は架空口座を作って銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫、と。
指示通り、あっという間に借金を返済した紗代。「美智留さんは私にとって女神様です!」。喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続け…。美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていき…。果たして紗代の運命は?そして恭子を縛り続ける、17年前の事件の真相とは?
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