(後列左から)佐久間由衣、武田玲奈(前列左から)木南晴夏、吉田鋼太郎、MEGUMI(C)東海テレビ/日本映画放送

「おいハンサム!!」続編ドラマ&映画化決定 吉田鋼太郎「騙されたと思って見ていただきたい」

2024.01.25 05:00

俳優の吉田鋼太郎が主演を務める東海テレビ×日本映画放送共同製作の土ドラ『おいハンサム!!』の続編『おいハンサム!!2』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット/毎週土曜23時40分~)が、2024年4月6日より放送決定。あわせて、映画『おいハンサム!!』が6月21日に公開されることも発表された。

  

「おいハンサム!!」連続ドラマ&映画で再始動

須藤蓮、武田玲奈、木南晴夏、佐久間由衣、吉田鋼太郎「おいハンサム!!2」より(C)東海テレビ/日本映画放送
「食べて、恋して、人は生きている…」。2年前に放送した『おいハンサム!!』はクスッと笑えて、お腹もすく「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐるコメディ。「『ATP賞テレビグランプリ』ドラマ部門」の奨励賞、「『日本民間放送連盟賞』番組部門・テレビドラマ」で優秀、「東京ドラマアウォード」では連続ドラマ部門優秀賞を受賞。レビューサービス「Filmarks」では2022年上半期国内ドラマ満足度第1位を獲得、Netflixではベスト8にランクインした。今回、その続編が連続ドラマ(Season2)と映画で再始動する。

「おいハンサム!!2」「映画『おいハンサム!!』」タイトルロゴ(C)東海テレビ/日本映画放送
『おいハンサム!!』Season1で父・源太郎(吉田)から「人生は冷蔵庫のネギの切れ端と同じだ。ピッタリ使い切ることなんてできない。やり残しを恐れずに、前向きに生きろ!やり残しのある人生こそ、素晴らしい人生だ」「人生は選択の連続だ。選ばなかった選択肢の先に何があったか。知りたくても知りたくなくてもかまわない。選んだ道を歩き、さらに選び続けなさい!生き続けなさい!」などとハンサムに説教されたにもかかわらず幸せを見失い人生に迷ってばかりの由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)の三姉妹。そんな家族を温かく見守る母・千鶴(MEGUMI)。娘たちは選んだ道を迷わずに進めるのか。

吉田鋼太郎、2年ぶり源太郎役は「大変共感できる」

吉田鋼太郎「おいハンサム!!2」より(C)東海テレビ/日本映画放送
続編決定にあたり、吉田は「2年ぶりに源太郎を演じてみて、一本筋が通っているところが大変共感できるし、素敵だと思いました。一見、日常を描いているようで、実はとんでもないことが起きるエンターテインメント作品だと思っています」とコメント。「どうやって見ていいのか分からないという面白さや、笑って泣けるところもたくさんあります」とし、「非常に見どころ満載のドラマになっていると思いますので前作に続き、ぜひ騙されたと思って見ていただきたいなと思います」と呼びかけている。(modelpress編集部)

「おいハンサム!!」“その後の伊藤家”登場人物

【父:伊藤源太郎…吉田鋼太郎】

吉田鋼太郎(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>
伊藤家の父。ややこしいけど情に厚く憎めない昭和のオヤジ。娘たちの幸せを願う日々。                           

<コメント>
2年ぶりに源太郎を演じてみて、一本筋が通っているところが大変共感できるし、素敵だと思いました。一見、日常を描いているようで、実はとんでもないことが起きるエンターテインメント作品だと思っています。どうやって見ていいのか分からないという面白さや、笑って泣けるところもたくさんあります。非常に見どころ満載のドラマになっていると思いますので前作に続き、ぜひ騙されたと思って見ていただきたいなと思います。

【長女:伊藤由香…木南晴夏】

木南晴夏(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>
広告会社の中堅社員。未婚。美味しいものとお酒が大好き。不倫気質ながらも三姉妹の中で1番モテるはずなのに、“非モテ期”がやってくる。

<コメント>
前作では、付き合う男性がコロコロ変わったものの、ちゃんとお付き合いをしていたのですが、シーズン2は1回デートしたら終わりみたいな形が多く、どんな女性だよ!という気持ちになりながら撮影しています。キャラクターがレベルアップしたというか、すごく奇特な人間になったというか、すごく面白い感じになっていると思います。第2弾を待ち望む声も多いと聞いていますが、その期待を裏切らないほど面白くなっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

【次女:伊藤里香…佐久間由衣】

佐久間由衣(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>
夫の浮気が我慢できず、バツイチに。恋の始め方を忘れモヤモヤしている中、勤務先のビルの屋上である男性と出会う。

<コメント>
この作品は、いろんな具材が入っていて、そこから美味しい出汁が出ている1つの鍋のイメージがありました。シーズン2も、新たな登場人物が加わりましたが、「ほっこり温かい家庭の鍋」というのは変わらないなと感じています。じんわりするような気持ちになったり、笑いあり、ドキッとしたり、ヒリヒリしたり…ホームドラマなんですが、ちょっとファンタジーのような不思議な感覚のドラマです。ぜひご覧ください! 

【三女:伊藤美香…武田玲奈】 

武田玲奈(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>
食品関係の会社で働く。漫画家として軌道に乗り始めた彼とヨリを戻すも、女の影がちらつく。結婚って何?と改めて模索し始める。

<コメント>
美香は、シーズン2もユウジとのシーンが多いのですが、山口監督からのいろんな要求、例えばどんなセリフになるのかとか、どんなこだわりがどのタイミングで発動されるのかなど、2人でワクワクしながら果敢についていきました!ストーリーは、世の中の変化に合わせてアップデートされています。でも日常の大切なところ、楽しく思えるような日常を提供してくれているのは変わらなくて、とても好きなところです。

【母:伊藤千鶴…MEGUMI】

MEGUMI(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>  
源太郎の妻。源太郎を立てつつ一家を仕切る。

<コメント>
千鶴に戻っていく感じが不思議な感覚でもあり、嬉しかったですね。伊藤家が本当の家族のようになっていって、こういう空気感が時を重ねると生まれるんだなと思いました。山口監督が「食べるというのは、その人を写し出す瞬間だから丁寧に描きたい」とおっしゃっていたのですが、本当にその通りだと思いますね。食べ物を通じて人となりを伝える、そういう観点で見て頂けたら嬉しいです。ただ食事のシーンの撮影は本当に大変で強烈に覚えています(笑)!

【源太郎の取引先:大森利夫…浜野謙太

浜野謙太(C)東海テレビ/日本映画放送
<役>
源太郎とは公私ともに仲良し。こだわりを持つ男。

<コメント>
キャラクターがどんどん膨らんでいってる充実感みたいなのがあって、めちゃくちゃ楽しかったです。大して何も起こりません。でも常に愉快で楽しくて、みんながうんうんって頷けるようなことが起こって、最後には心が温まる…、そんな感じの時間がずっと続いています。その中で大森っていう、『おいハンサム!!』の世界でモテ男がすごく活躍しているんで、是非そんな世界観を楽しんでいただき、それから最後にはほっこりしてもらいたいと思っています。
                  

「おいハンサム!!2」ストーリー

須藤蓮、武田玲奈「おいハンサム!!2」より(C)東海テレビ/日本映画放送
2年前と変わらず、東京の一軒家で、伊藤源太郎は妻・千鶴と暮らしている。ある朝、3人の娘たちの幸せを願う源太郎は寝違えて首が回らなくなりコルセットをすることに。まだ独身の長女・由香の仕事は絶好調!なのに相手には不自由しなかったはずの恋愛は絶不調。次女・里香は夫の浮気が原因で離婚、恋の仕方を忘れたかも…とモヤモヤしている。三女・美香は、源太郎公認の恋人で漫画家として軌道に乗り始めたはずのユウジの優柔不断さに(美香によると)「ほぼ結婚はムリ」らしい。

佐久間由衣「おいハンサム!!2」より(C)東海テレビ/日本映画放送
母・千鶴はいつも通り。ちなみに由香の元カレ大森は同僚の渡辺さんにアプローチ中。由香はそばが入ってない天ぷらそばを食べる近所の不思議な女性に人生を教えられ…。里香には不思議な場所で不思議な男性との出会いが。さらに美香の「一応恋人」ユウジに近づく鼻血出しがちストーカー女が、などさまざまな人が入り乱れて伊藤家はあいかわらず波乱万丈。コルセットで不自由だからこそ、見えてきたものがあるという源太郎はハンサムに娘たちに言う。「見かけにとらわれるな。流されるな。視野を広く持て」。

娘たちの幸せを願い、再び立ち上がる偉大なパパ・源太郎。疾走する「恋」と「ゴハン」と「家族」の物語、この春、再開。

脚本・監督:山口雅俊コメント

『おいハンサム!!』続編を作ることになり、久しぶりに吉田鋼太郎さんたちキャストの皆さんにお会いしてその笑顔にふれ、日の当たる場所に戻ってきたような、まぶしいような、照れくさいような気持ちです。『闇金ウシジマくん』や『新しい王様』や『闇金サイハラさん』みたいなジャンルのドラマや映画を作っていると裏の社会、ダークな世界と向き合い続けることになるからです。こういう晴れやかな気持ちになったのは『おいハンサム!!』と同じ「恋」と「家族」と「ゴハン」の連続ドラマ、竹内結子さんと作った『ランチの女王』以来な気がします。魂を込めて作りました。すべての体力も。

エグゼクティブ・プロデューサー:日本映画放送 宮川朋之コメント

ここでは書けないような紆余曲折があり『おいハンサム!!』は無事?に放送された。すると「人生の機微を感じる」とか「斬新である」とか褒められ出して、あろうことか立派な賞も受賞したり、想像を超えてヒットした。これはオイシイと思い、山口さんに続編の制作をお願いしたら、「『おいハンサム!!』を作るのはヘトヘトに疲れるんですよ」と、フゥとかハァ~...とか言われ、つまりは断られました。

ところがある日、突如、誰とも知れぬホワイトナイトが現れて、監督に「『おいハンサム!!』は見たこともない新しいドラマでしたが、一言でいうと、結局あれはどんなドラマなのでしょう?」と質問したらしい。そこが本人も「よく分からなかった。」そうで(僕も分からないけ)、だから「もう1度作って考えてみることにした。」ということなんだそうです。そういうわけで、『おいハンサム!!』の続編が誕生いたします。

さらに、なんと『映画』も。(誰とも知れぬホワイトナイトよありがとう)かように一言でいえないドラマですが、なぜか人をトリコにする『おいハンサム!!』の大ヒットを祈願し、引き続きよろしくお願いいたします。

プロデューサー:東海テレビ 遠山圭介コメント

「ありそうでなかった」という触れ込みはよく聞きますが、実は意外とそうではない…という経験、よくあると思います。でも2年前に放送した『おいハンサム!!』は正真正銘、「ありそうでなかった」新感覚のホームドラマと胸を張って誇れる作品で、ありがたいことに大きな反響を頂きました。そして今回満を持して続編&映画化という形で戻ってきます。

「シーズン1と何が違う?」と聞かれるとはっきりと答えられません。「シーズン2と映画の違いは?」と聞かれてもはっきりと答えられません。だって「ありそうでなかった」ドラマですから。でも声を大にして言えるのは、間違いなくどちらも面白い!ということ。登場するすべてのキャラクターが愛おしい、あの独特の空気感がさらにパワーアップしています。シーズン1をご覧いただいた方はもちろん、今回初めて触れるという方も絶対に満足できる令和のホームドラマ、ぜひご期待ください!
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