連ドラ「大奥」約20年ぶり復活 小芝風花主演で“最も切なくて美しいラブストーリー”誕生<コメント>
2023.10.23 05:00
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フジテレビが、2024年1月スタートの木曜劇場(毎週木曜/22時~22時54分)にて「大奥」を放送することを発表。主演は、女優の小芝風花が務める。
「大奥」小芝風花主演で復活
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に「大奥」シリーズの完結作として放送された同局開局60周年特別企画「大奥 最終章」以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた「大奥」が、より一層進化を遂げ、儚いラブストーリーとして2024年1月期の木曜劇場枠で帰ってくる。時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、倫子は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった1人の天下人の寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて…。2003年に初めて同局で「大奥」が放送されてから20年以上の時を経て、新たな令和版「大奥」が誕生する。
小芝風花が、五十宮倫子役に決定
主演の小芝が演じるのは、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘であり皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)。京で素直に育ち、人を疑うことのない、純真で優しい性格の持ち主だが、その一方で芯は強く、利発でもある。しかし、朝廷と幕府の橋渡しとして、次期将軍である徳川家治と政略結婚をさせられたことで逃れられない運命に翻弄され、倫子の前にはさまざまな試練が立ちふさがる。先代の第9代将軍・徳川家重(とくがわ・いえしげ)が謎の死を遂げ、家治が第10代将軍となり、倫子は将軍正室として男子禁制の大奥へ渡ることになるが、そんな彼女は京にいた頃からの幼なじみである久我信通(こが・のぶみち)に好意を寄せていて…。
小芝は2023年「波よ聞いてくれ」(2023年4月クール/テレビ朝日系)で主演を務めると、「転職の魔王様」(2023年7月クール/カンテレ・フジテレビ系)、「フェルマーの料理」(2023年10月クール/TBS系)に立て続けにヒロインとして出演。12月からは「あきない世傳 金と銀」(2023年12月スタート/NHK BS・NHK BSプレミアム4K)で主演を務めることも発表されており、本作を含め、途切れることなく5作品連続の連続ドラマ出演となる。
また、木曜劇場へは「早子先生、結婚するって本当ですか?」(2016年4月クール/フジテレビ系)以来約7年9カ月ぶりの登場に。そして本作で、同局制作のドラマ初主演を果たす。
小芝風花「とても身が引き締まる思いでした」
本作への出演にあたり、小芝は「これまで名だたる方々が演じられてきた作品なので、とても身が引き締まる思いでした」とコメント。「撮影は全て京都で行われると聞き、どっぷりと『大奥』の世界に浸かれるのだなと、怖さ半分、うれしさ半分、、(笑)。 しっかりしごいていただきたいと思います」と不安もあったことを明かした。また、自身が演じる役については「とてもまっすぐで芯があり、ちゃんと“愛”がある人だと思います」と説明。最後に、視聴者へ向けて「これまでもたくさんの人に愛されてきた作品ですが、今回の『大奥』は“愛”をテーマにしています。今までとはまた違った、新しい『大奥』をお届けいたしますので、ぜひ楽しみに待っていてください」と呼び掛けている。
「大奥」京都で全編オールロケ
東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施した本作。クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールで届ける。小芝をはじめとした錚々たる顔ぶれのキャストたちが披露する「大奥」の代名詞ともいえる豪華絢爛な衣装も見どころとなっている。演出には「科捜研の女」シリーズ(テレビ朝日系)、「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)で高い評価を受けている兼﨑涼介監督を迎え、脚本は「好きな人がいること」(2016年7月クール/フジテレビ系)や「グッド・ドクター」(2018年7月クール/フジテレビ系)を手掛け、登場人物の繊細な心情を描くことを得意とする大北はるかが担当する。また、第10代将軍・徳川家治を含む主要キャストは今後発表される。
人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかという普遍的なテーマを「大奥」を舞台に描く本作。愛がなくても生きていける現代社会の人々にとって、誰かを愛することの喜びや苦しみ、誰かと共に生きていく意義を見つめ直すきっかけを与えるような作品となっている。相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して現代に勇気や希望を届ける。(modelpress編集部)
小芝風花コメント全文
― 本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。これまで名だたる方々が演じられてきた作品なので、とても身が引き締まる思いでした。 撮影は全て京都で行われると聞き、どっぷりと『大奥』の世界に浸かれるのだなと、怖さ半分、うれしさ半分、、(笑)。 しっかりしごいていただきたいと思います。
― 「大奥」という作品の印象はいかがですか?
嫉妬、妬み、嫉み、陰謀…。とにかく人間のドロドロとしたものがギュッと詰め込まれているイメージでした。
― ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
とてもまっすぐで芯があり、ちゃんと“愛”がある人だと思います。 その優しさや愛情は、『大奥』の中に入ると一見弱さや甘さに見えると思います。でも、どんな環境に置かれても、何度打ちのめされようと変わらない根のまっすぐさは、家治にとって希望になるのではないかと思っています。
― 最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
これまでもたくさんの人に愛されてきた作品ですが、今回の『大奥』は“愛”をテーマにしています。今までとはまた違った、新しい『大奥』をお届けいたしますので、ぜひ楽しみに待っていてください。
企画:安永英樹(フジテレビ編成部)コメント全文
「大奥」が帰ってきます。帰ってくるといってもただ帰ってくるわけではありません。切ない恋、叶わぬ恋、成就する恋、それでも引き剥がされる恋、そして夫婦、夫婦の愛とは何か?欲望とは何か?愛と権力を求めて蠢く江戸城・大奥を舞台に、時代劇であって時代劇ではない、新たに生まれる本物の“大奥”をお届けしたいと思います。
【Not Sponsored 記事】