小雪、朝ドラ初出演 趣里ヒロイン「ブギウギ」新たな出演者発表
2023.09.26 11:45
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女優の小雪が、趣里がヒロインを務める10月2日放送開始のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演することが決定。小雪は連続テレビ小説初出演となる。
趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」
連続テレビ小説第109作『ブギウギ』のモデルは、戦後の大スター・笠置シヅ子さん。歌って、踊って、“心ズキズキわくわく”明るい笑顔とまっすぐな心でヒロイン・花田鈴子(趣里)が、歌手の道を駆け抜け日本中に元気を届ける。鈴子は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。
「ブギウギ」新たな出演者発表
今回発表されたのは、趣里演じる福来スズ子(花田鈴子)の最愛の人・村山愛助(水上恒司)の実家であり、日本有数の興行会社である村山興業の人々。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の村山興業の社長・村山トミを小雪、東京の支社長であると同時に、トミから愛助の東京での生活を面倒を見るように言われている坂口をメッセンジャー・黒田有が演じることが決定した。小雪と同じく黒田も連続テレビ小説初出演となる。(modelpress編集部)小雪/村山トミ(むらやまとみ)役
村山興業の社長。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の女傑。愛助はトミの一人息子。<コメント>
主演の趣里さん演じられる福来スズ子が生涯愛した村山愛助の母であり、大阪の歴史ある興行を作られたやり手女社長 村山トミを演じさせていただきます。スズ子にとっては大きな壁となる存在ですが、トミの抱擁力やポジティブなエネルギー、母としての深い愛も表現できればと思っています。
クランクイン前には、激動かつ華やかな戦前から戦後にまたがる日本の音楽、芸能業界のお話をいろいろお聞きし、改めてこの時代を生きる方々の力強さを学ばせていただきました。初の朝ドラ、そして大阪局での撮影ということで、とても緊張していましたが、演者の皆様スタッフの皆様に支えられ、温かな雰囲気で撮影に臨めています。『ブギウギ』の世界観を視聴者の皆様と共に堪能していきたいと思います。
黒田有/坂口(さかぐち)役
東京の支社長であると同時に、トミから愛助の東京での生活を面倒見るように言われている。叩き上げの強面だが、実は情にもろい。<コメント>
おかんが必ず観ていたのが朝ドラでした。今回お話を頂きまして嬉しい反面物凄いプレッシャーを感じました。台本が覚えられるだろうかとかの不安もありましたが、何より他の出演者が豪華すぎます。私の役どころは、ヒロインとその恋人愛助さんを別れさせようとする役ですがその悪人に徹せられるか…。(脚本の足立紳さんに“当て書きしたので大丈夫です”とかなり失礼な事を言われました…)
久し振りのドラマ撮影と皆さんに迷惑をかけないかと気持ちが落ち着きません。そして、布団に入ると枕元におかんが立って俺に説教してきそうで夜もおちおち寝られないのです。
起用にあたって/制作統括・福岡利武
村山興業も素晴らしいキャストになりました。社長であり、愛助の母であるトミは小雪さん。スズ子と愛助の大きな壁となる存在として、説得力ある方に演じてもらいたいと思いオファーしました。そして、期待以上に、二人の壁として立ちはだかると同時に、その根底には母の愛情があるというキャラクターをとても繊細に演じていただいています。東京支社長の坂口は黒田有さん。現場叩き上げのなんとも言えない泥臭い佇まいを表現してくれています。エンタメの業界ど真ん中にいる大阪の男の味です。10月2日の放送開始まで、1週間をきりました。華やかなエンターテインメント業界の、歌と踊りが満載のドラマです。歌手・福来スズ子の笑いと涙の物語が始まります。初回から、フルスロットルです!お見逃し無く!!
ものがたり
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子です。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家・羽鳥善一と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、スウィングの女王と呼ばれ人気歌手になっていきます。しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れます。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しません。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまいます。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産しました。
鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌います。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」です。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていきました。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。
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