「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」名前に隠された意味とは?“真のテーマ”に考察白熱
2023.08.29 16:44
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俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~)の第7話が27日に放送された。嵐の二宮和也演じる人物「ノコル」について、名前の意味をめぐる考察が話題を呼んでいる。<ネタバレあり>
「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」の正体明らかに
本作には、主演の堺のほか、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、二宮、役所広司ら豪華俳優陣が集結。二宮演じる謎の男は、国際的テロ組織“テント”の一員として第1話のラストにサプライズ登場。以降素性は謎に包まれていたが、第7話でついに「ノコル」という名前が明かされた。
特殊部隊“別班”に所属し、テントの全貌に迫る乃木(堺)。別班メンバーに、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。
一方ノコルも「テントのナンバー2」として、ベキの「息子」を自称しているのだった。互いにベキが父であることを主張し、乃木とノコルはついに対峙した。
衝撃的な展開の数々に、視聴者からは興奮冷めやらぬ感想が続出。ノコルの人物像が少しずつ明るみに出てきた中、“名前の意味”に注目した考察が話題を呼ぶこととなった。
「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」名前の意味とは
「ノコル」という名前は、モンゴル語で「僚友」を意味し、チンギス・カンが建国したモンゴル帝国下では「領主個人に忠誠を誓う家臣」を指していたという。さらに、歴史をさかのぼると「子供の時に拾われて義弟・養子として育てられノコルになった者たち」という記述が残されているそうで、「ノコルはベキの息子として育てられたのではないか」とする説が話題に。
実際に、第7話には、公安・野崎(阿部寛)と手を組んでチンギス(Barslkhagva Batbold)という人物が登場する。
乃木が血の繋がった息子となれば、数々のシーンの辻褄が合う。乃木がベキの息子と発言した際、ノコルは目に涙をためながら、乃木の胸ぐらをつかんで怒りをあらわにしていた。
ベキを父のように慕うノコルにとって、真の息子の存在は脅威に他ならない。予告にある「血のつながりか 40年のつながりか」というフレーズが伏線になっていたとみられ、ノコルが「父・ベキの愛情を試している」ストーリーとも取れる。
「VIVANT」“真のテーマ”に注目集まる
同作は、第6話から「愛」がキーワードとなっている。乃木は「僕は愛が分からない」と語り、「それを知るため、日本を家族と思って戦う」と発言していた。初回放送から壮大なスケールのサスペンス展開が反響を呼んでいたが、真のテーマは人間の内面を「愛」という視点から描くことにあるかもしれない。
サスペンスドラマの域を超えた濃密な人間ドラマが明かされつつあり、今後の展開に考察がさらに白熱している。(modelpress編集部)
情報:TBS
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