永野芽郁、療養中の鈴木京香との共演回顧 対峙で“鬼”と化す「負けていられない」<御手洗家、炎上する>
2023.07.06 19:35
女優の永野芽郁が6日、都内で行われたNetflixシリーズ「御手洗家、炎上する」(7月13日より世界独占配信)の配信直前イベントに、共演の工藤阿須加、中川大志、メガホンをとった平川雄一朗監督とともに出席。本作で共演し、現在療養中の鈴木京香について語った。
永野芽郁、鈴木京香と対峙「負けていられない」
杏子の復讐相手であり、杏子からすべてを奪い取った張本人・真希子役を演じた鈴木と共演した感想を求められると、永野は「いやー、かっこよかったです」と力を込め、「京香さんが現場に入られるとすごく華やかにもなるし、普段はとっても穏やかで、静かにみんなのことを微笑みながら見守ってくれるような方なんですけど、カメラが回ると一瞬で真希子さんになって、真希子さんになったときの目の色の変わり方がすごくて、なんだか飲み込まれてしまいそうになるので、“私も負けていられない”という気持ちで対峙していたんですけど、お芝居をしている先輩の1人としてとても尊敬できる方とご一緒できて光栄でした」と目を輝かせた。そんな永野と鈴木の共演シーンについて平川監督が「役柄ですけど、永野さんは復讐の鬼で鈴木さんは本物の鬼なんですよ。その鬼同士の対決が怖かったですね」とコメントすると、永野は「鬼になりました」とかわいらしく頭の上で指を立て、中川は「永野芽郁VS鈴木京香が半端ないです。男はみんなちっちゃくなると思います」と震え上がっていた。
さらに、自身の役を演じる上で意識した点を聞かれると、永野は「御手洗真希子の家に家事代行としているので、家事代行レッスンみたいなものは受けましたね」と打ち明け、「それこそ、今まで自分の家のお掃除を誰かにお願いしたこともなかったですし、プロの手捌きというものを生で見たことがなかったので、新たな発見があったりして面白かったです」と声を弾ませ、「掃除機の掛け方とか、ソファー、机、床の拭き方とか、どこから拭き始めて、どこで終わるとか、自分たちが意識しないでやっていたことをプロの方はこうやって工夫されてやっているんだなって勉強になりました」と語った。
同じ質問に、中川は「真二は持ち前の明るさと、ピュアすぎる上のちょっと抜けている部分とか、世間とずれている部分があって、そんなところがチャーミングなキャラクターだったので、そこは意識してやりました」といい、「真希子さんというとてつもなく強いお母さんがいますので、お母さんから求められる理想の息子像だったり、世間から求められる息子像だったり、その狭間で揺れる繊細さも持ち合わせている男の子なので、そういったところも大事に演じました」と明かした。
永野芽郁がいま“燃えているもの”とは「炎上のしすぎはよくない」
そして、本作にちなみ、いま燃えていることや、燃やしたいことを聞かれると、中川は「自分が炎上とは無縁で生きてきましたので、あまり炎上はないんですけど、最近燃えていることはサウナですね」と答え、「サウナはものすごくブームで、お客さんも多いんですけどすごく好きで、撮影の合間とかを探してことあるごとにサウナに行っています。この前もおじいちゃんたちと一緒にサウナに入ったりしました」とにっこり。永野は「辛いものが大好きで、激辛まで行っちゃうとちょっと怖いんですけど、美味しくいただけるマックスの辛さのものを1日に2食くらい食べています」と告白し、工藤が撮影時も辛いラーメンが置いてあったことを明かすと、永野は「楽屋にガスコンロを貸していただいたので、自分の鍋で作っていました(笑)。まだ続いています」とコメント。MCからそんなに辛いものを食べて大丈夫なのか心配されると「最近、ちょっと胃腸がつらそうです。刺激物を与えすぎちゃってちょっときちゃってます。炎上のしすぎはよくないってことですね」と反省していた。
永野芽郁主演「御手洗家、炎上する」
2017年より「Kiss」(講談社)で連載を開始した気鋭の新人作家・藤沢もやしが手掛けた御手洗家炎上の秘密をめぐる原作コミックを、豪華キャスト・強力なクリエイター陣が集結しドラマ化した本作。代々病院を経営する裕福な一家・御手洗家が全焼するという不幸な炎上事件があった。その13年後、家事代行業の村田杏子(永野)は、新規の顧客である御手洗家に向かう。出迎えたのは美しく凄味のある御手洗家の後妻、真希子(鈴木)。無事採用され働くことになった杏子だが、彼女の御手洗家潜入には、ある目的があったというストーリー。(modelpress編集部)
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