「ペンディングトレイン」乗客が言い放った“頑張る理由” 生きる希望を失った人へ向けたメッセージに反響「人生の教訓」
2023.05.05 23:43
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俳優の山田裕貴が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜よる10時~)の第3話が、5日に放送された。登場人物それぞれの“頑張る理由”に感涙の声が寄せられた。<※記事内ネタバレあり>
山田裕貴主演「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」
本作は『恋はつづくよどこまでも』や『着飾る恋には理由があって』など、幅広い世代の女性たちに話題の作品を多数執筆してきた金子ありさによるオリジナルストーリー。いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。乗客たちは突如【日常】を奪われ、何もかも遮断され【ペンディング】された【非日常】の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、人はどう生きるのかを描く予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
紗枝(上白石萌歌)らの“頑張る理由”とは
電車ごと30年後の未来へ飛ばされてしまった主人公・萱島直哉(山田)たち。直哉の叱咤により、これまで人任せだった乗客全員が生き延びるべく資源集めに協力するようになった。一方、人材紹介会社の社長・佳代子(松雪泰子)は「もしもこの電車乗っていなかったら…」と生きる希望を失いかけ、水や食料を口にせずやつれていくばかり。そんな佳代子を心配した加藤祥大(井之脇海)ら乗客が身を切って自身の不幸話を明かすと、佳代子は思わず笑みをこぼす。
そして1人の老人が昨年に心臓の手術をしたことを打ち明け、頑張る理由は「心臓が動いてるから」と伝える。その言葉にハッとした佳代子は手元の食料をむさぼり、再び希望を取り戻した。
また、直哉と高校の体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌)の2人の会話シーンでは、紗枝が「白浜さんは私が頑張れる理由なんです」と密かに想いを寄せていた消防士・白浜優斗(赤楚衛二)への恋心を告白。さらに、同話全体で描かれた直哉の弟・萱島達哉(池田優斗)への想いを通じ、幼かった達哉の面倒をずっと見ていたものの、達哉が警察に逮捕され少年刑務所に服役した時に湧き上がった自身への怒り、同時に達哉を守るべく努力してきた直哉の姿があらわとなった。
登場人物それぞれの頑張る理由に、視聴者からは「素敵な言葉」「心に留めておきたい」「自分、そして好きな人、大切な人のために頑張れるってすごいことなんだな」「人生の教訓」「グッときた」「涙腺崩壊」など感涙の声が寄せられた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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