内田理央&市原隼人「風間公親-教場0-」ゲスト出演決定 内田は木村拓哉と初共演
2023.03.20 04:00
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女優の内田理央と俳優の市原隼人が、木村拓哉が主演を務める4月10日スタートのフジテレビ系新月9ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜よる9時~※初回30分拡大)の第1話に、ゲスト出演することが決定した。
木村拓哉主演「風間公親-教場0-」
原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
内田理央、“謎の女性”演じる
今回内田が演じるのは謎の女性・日中弓(ひなか・ゆみ)。弓はある夜、ホストクラブのオーナーの芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう/久保田悠来)とタクシーに乗り込む。酒で酔っている芦沢の指示の元、タクシーは目的地へと向かうが、移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せる。その画面をみた弓は血相を変える。そんな中、タクシーが急停止。「急に飛び出しきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシー運転手が慌てて車から降りて出ていく。タクシー運転手が車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢が胸にナイフが刺さって死んでいることに気付く。ナイフは芦沢の指紋がついており、芦沢がポケットに忍ばせていたものだった。一緒に乗っていた弓はサングラスにマスクをしており、身元がわかる手がかりを残していない。タクシー運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していて…。
内田理央、木村拓哉と初共演
内田は2018年放送のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で主人公の幼馴染・ちず役で人気を博し、同作で第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を受賞。 現在放送中の『来世ではちゃんとします3』(2023年・テレビ東京)では“赤裸々エロラブコメディ”という作品性や登場人物のキャラクター性が話題になり、シーズン3まで続く人気シリーズとなっている。また、『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年・TBS)ではピンクの髪の歌姫・アリエルを演じるなど、個性的なキャラクターも見事に演じる内田。そんな内田のフジテレビ連続ドラマへの出演は『レンアイ漫画家』(2021年)以来、2年ぶり。月9ドラマへの出演は、自身の月9初出演作となった『海月姫』(2018年)以来、5年ぶり。そして、主演の木村とは今作で初共演となる。
今回の出演にあたり内田は「『教場』シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います」と喜びをコメント。
撮影現場について「やはり張り詰めるような緊張感がありました」としつつ、「木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました」と伝えている。
市原隼人、機械部品製造工場の社長役に
そして市原が演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐(ますの・しんすけ)。妻を交通事故で亡くしている益野は、小学生の娘と2人で暮らしていた。小さな工場を経営する社長として、仕事熱心な益野には心配事が。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。その原因がわからない益野は、母親が亡くなってしまった精神的なダメージからくるものだと思い、朝起きるとまずは娘の体調を気にするところから1日が始まる。益野の妻が亡くなったのは、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視して猛スピードで走ってきた車にひき逃げされたのが原因だった。ひき逃げ事件の犯人が捕まっていない中、自分の人生を台無しにした犯人のことを益野は恨んでいた。そんな益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあり…。
市原隼人、月9初出演
市原のフジテレビ連続ドラマの出演は、『カラマーゾフの兄弟』(2013年)以来10年ぶり。連続ドラマ初主演作となった『WATER BOYS 2』(2004年)や『ROOKIES』(2008年・TBS)などへの出演で注目を集め、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)では宿老の1人、八田知家役を、映画『ヤクザと家族 The Family』では、不良の青年がヤクザとなり、やがて一般社会で生活する人間の軌跡を演じるなど、巧みな表現力でさまざまな役を演じ分けている。岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)でのデビュー以降、俳優として20年以上のキャリアがある市原は、フジテレビドラマにも数々出演しているが、意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。また、主演の木村との共演は映画『無限の住人』(2017年)以来、ドラマでは初共演となる。今回の出演にあたり市原は「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです」と役への思いを告白。
その上で「そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか?そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか?ひもとかれていく展開をお楽しみ下さい」と呼びかけている。(modelpress編集部)
内田理央コメント
「教場」シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました。撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました。私は第1話のストーリーが始まってすぐに出てくるミステリアスな女性の役として出演させていただきます。多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです。市原隼人コメント
今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです。そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか?そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか?ひもとかれていく展開をお楽しみ下さい。プロデュース/渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
“ここは教場ではない”。その言葉に表されるように、今作はシリーズで初めて警察学校という閉鎖的空間を出て一般社会の中で起こる殺人事件を捜査する刑事の物語が描かれます。これまでの風間教官が向き合ってきた生徒たちとはまた異なる、さまざまな事情を持った登場人物たちと毎話どのように関わっていくのか、連続ドラマならではの面白さを存分に味わっていただきたいと思います!第1話のゲスト、市原隼人さん演じる益野は、悲壮感とにじみ出るような怒りを身にまとった人物です。役を深く自分の中に落とし込んでから表現していくような市原さんにしか演じられない益野になっています。内田理央さん演じる謎の女・日中弓は、“風間VS新人刑事VS殺人犯”という三角関係において、今作を象徴する役割を持った人物です。彼女という存在そのものが、事件解決の重大なヒントになっているので、ひとときも目を離さず見届けていただきたいと思います!
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