本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆（広瀬）が、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音（永瀬）と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。恋愛ドラマの名手・北川悦吏子氏が「オレンジデイズ」以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で“青春ラブストーリー”を手がける。

なお、今回の会見にはデザイナー・久遠徹を演じる遠藤憲一、空豆と音の下宿先の主であり資産家・雪平響子を演じる夏木マリ、そして北川氏も出席していた。

広瀬すず＆永瀬廉、撮影現場での様子明かされる

会見中盤では、同作のSNSにて永瀬が広瀬と「あっち向いてホイで仲良くなりたい」と宣言していたことが話題に。永瀬は「そんなこと言ってました？もう24（歳）なんですよ」ととぼけつつも、仲の深まり度合いについて「すずちゃんの好きな食べ物は存じ上げていて、撮影終わる頃には血液型ぐらい知っていけたら」と再びお茶目に告げた。

また、劇中には2人の掛け合いのシーンも多いようで、その撮影を振り返り永瀬は「今の間合いが気持ち良かったなってことは増えました」と変化を告白。一方、そんな広瀬と永瀬の撮影に合流する形でクランクインしたという夏木が「私が入ったときは2人がすごく良いリズムで仲良くて、ちょっと入れないときもあったけど、すごく仲良い感じでした」と既に仲が深まっている様子だったと明かすと、永瀬は「そうですか！」と驚きつつも「3人のやり取りも可愛かったりするので楽しみながら脚本読まさせていただいています」と笑顔で語った。

永瀬廉「苦労や挫折も経験している」役柄に共感する部分

コンポーザー（作曲家）である音を演じる永瀬は、自身もアーティストとして音を扱う部分では共通点があると思われるが、リンクする部分については「将来成功したい夢を持っているということでは」と口を開き「僕もジャニーズJr.の頃はデビューの夢を追いかけている状況であったりその中で苦労や挫折も経験しているので底の部分では音の気持ちも共感できます」と真っ直ぐにコメント。「まだ何者でもないし、このまま夢を追って行っていて良いのかっていうのは共感します」と語った。

そして、楽器を扱うシーンや歌を歌うシーンの有無について聞かれると「そうですね。言えないですね…。シークレット」とチャーミングに笑みを浮かべていた。

会見の最後には広瀬が「『夕暮れに、手をつなぐ』。北川さんの本当にきれいな言葉と、一人一人の温かい気持ちで、やっていてとっても楽しい作品です。ぜひ一人でも多くの方に観てもらえたら嬉しいなと思います。よろしくお願いいたします。本日ありがとうございました」とメッセージを残した。（modelpress編集部）

「夕暮れに、手をつなぐ」第1話あらすじ

九州の片田舎で育った浅葱空豆（広瀬すず）は、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音（永瀬廉）と運命的で衝撃的な出逢いを果たす。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが…。