「silent」想(目黒蓮)、壊れかけた“3つの関係”を取り戻す 交差する想いに「誰に対しても共感できる」の声
2022.12.09 00:36
女優の川口春奈とSnow Manの目黒蓮が共演するフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)の第9話が、8日に放送された。佐倉想(目黒)と家族の関係性に反響が集まっている。<※ネタバレあり>
川口春奈&目黒蓮共演「silent」
オリジナル作品となる本作は、主人公の青羽紬(川口)がかつて本気で愛した恋人である想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。同話冒頭では回想シーンとして、紬と公園で会った別れる前の最後の日の後の想の様子が描かれた。
想(目黒蓮)、失いかけた関係取り戻す
耳の病気について、母・律子(篠原涼子)に対し友達には隠すよう固く口止めをしていた想。一方、心配のあまり度々想の元を訪れ生活をサポートしたり、難聴者間でやるサッカーチームを勧めるなど気にかける律子に、想は思わず強くあたってしまう。こうした小さな積み重ねの中で、想は日に日に耳が聴こえにくくなっていることを実感し始め、自然と家族との間にも距離ができていた。そんなある日、CDラックに並べられた大量のCDを自室に散らかし、大音量で音楽を流し始めた想。
大きな物音に反応し駆けつけた律子に、想は「壊れたみたいで。イヤホン」という言葉に続け、「こっちが壊れたかな」と自身の耳を指し、涙を流す。そして自身の声に対しても「さっきからずっと喋ってるつもりなんだけど声出てない」と呟く。そんな想に家族は掛けられる言葉を失っていた。
しかし8年後の現在では、紬をはじめ、湊斗(鈴鹿央士)ら友人との関係が徐々に変化し、高校時代と同じ時間を取り戻していた想。想は実家付近で湊斗と対面し、談笑。その様子をたまたま見かけた律子は自分には向けられることのない想の笑顔を見るのだった。
その後、想は帰宅すると律子と向き合い「良かった。また普通に話せるようになったから」と、耳のことを打ち明けて良かったと安堵の表情を浮かべる。「忘れてもらうのが1番だと思ってた」「話せなくなるって思ったことが勘違いだった」と次々と抱えていた想いをこぼし、最後には「何か話すと心配掛けると思って逃げてた」と律子への本音を吐露。
そんな想に、律子は「親だからって何でも話さなきゃいけないなんてことないし、言いたくないこともあると思う」とし「思い出したら話してね」と伝える。母親からの優しい言葉に想も笑顔を取り戻し、シーンの最後では家族と冗談を飛ばし合う温かな様子が描かれた。
想(目黒蓮)、家族模様に反響
“好きな人”である紬や湊斗ら友人をはじめ、同話では壊れかけていた家族との関係を取り戻した想に、視聴者からは「本当に良かった」「誰も悪くないから余計辛いシーンだったけど、それぞれが歩み寄っていて感動した」「誰に対しても共感できる」「グッときた」「想くんが家族にも本音を打ち明けられてて良かった」などの声が寄せられている。(modelpress編集部)情報:フジテレビ
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