長澤まさみ主演「エルピス」初回、ラスト5分で急展開「重いけどリアル」「制作陣の覚悟を感じる」の声も
2022.10.24 23:51
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女優の長澤まさみが主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」(毎週月曜よる10時~)が、24日に放送スタート。ラスト5分の展開に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
長澤まさみ主演「エルピスー希望、あるいは災いー」
本作は、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。長澤演じる、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、女性連続殺人事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。長澤のほか、眞栄田郷敦、鈴木亮平らが出演する。
拓朗(眞栄田郷敦)、恵那(長澤まさみ)にある相談
大洋テレビのアナウンサー・恵那は、かつてゴールデンタイムのニュース番組でサブキャスターを務め、人気、実力ともに兼ね備えた女子アナだったが、週刊誌に路上キスを撮られて番組を降板。現在は、社内で“制作者の墓場”とやゆされる深夜の情報番組「フライデーボンボン」でコーナーMCを担当している。そんなある日、番組で芸能ニュースを担当する新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田)に呼び止められた恵那は、10年ほど前に若い女性3人を殺して八頭尾山に捨てたという連続殺人事件の犯人とされる死刑囚が、実は冤罪かもしれないと相談される。事件が起きたのは10年近くも前で、犯人として逮捕・起訴された、松本良夫(片岡正二郎)の死刑もすでに確定している。もう報道には関わりたくないと思っている恵那の気持ちなどお構いなしに、拓朗は事件の真相を追うために力を貸してほしいと頭を下げるのだった。
チェリー(三浦透子)が抱えていた過去
実は拓朗は、ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)から恵那と真犯人を探すよう脅されていた。「フライデーボンボン」内では出演する女性タレントを口説くのは禁止されているにもかかわらず、拓朗は1人の女性を口説き、それを録音されていたのだ。事件が起こった頃、中学生だったチェリーは、母親の内縁の夫から暴力を受け家出した過去があった。松本はチェリーに「行くとこないならおじさんのとこ来てもいいよ」と言われしばらく松本の家で過ごしており、松本が逮捕された時にも家にいた。チェリーは指1本触れられていなかったが、殺人事件の犯人だと疑われた松本は、家に少女を連れ込んでいたという状況も相まって逮捕。チェリーはそれ以降、真犯人を捕まえることをずっと考えていたのだ。
過去&現在の事件が繋がる?
拓朗がチェリーからその話を聞いた後、テレビのニュース番組で行方不明になっていた女子中学生が遺体で発見されたことが報じられる。八頭尾山の山中で見つかり、首を絞められた跡があったという。チェリーは「またやったんですよ」とそれが未だ野放しになっている真犯人の仕業であると確信するのだった。
「エルピス」初回に反響
行方不明の女子中学生が遺体で発見されるというニュースにより、過去の事件と現在の事件が繋がっている可能性が浮上。このラスト5分での急展開に視聴者からは「繋がっちゃった…」「やっぱり別の犯人がいるのか?」「怖いけど来週以降も気になる」などと反響が続々。さらにテレビ局や報道の裏側を描き、最高裁の判決に立ち向かっていくというストーリー展開に「重いけどリアル」「1話から考えさせられた」「制作陣の覚悟を感じる」などといった声も寄せられていた。(modelpress編集部)
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