(左から)迫田孝也、袴田吉彦、若月佑美(C)フジテレビ

迫田孝也・袴田吉彦・若月佑美「競争の番人」最終回にゲスト出演決定

2022.09.12 21:54

現在放送中の坂口健太郎と杏がW主演を務めるフジテレビ月9ドラマ『競争の番人』(毎週月曜よる9時~)が、19日放送の第11話で最終回を迎える。最終回には迫田孝也袴田吉彦若月佑美が出演することが決定した。

  

坂口健太郎&杏W主演「競争の番人」

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立が、『小説現代』(講談社)で連載し、5月9日に発売された『競争の番人』(講談社)が原作。8月29日には、シリーズ第2作となる『競争の番人 内偵の王子』が発売され、話題沸騰の公取委ミステリーとなっている。

ドラマでは、坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。誰もが一度は聞いた事があるがその実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”となっている。

迫田孝也・袴田吉彦・若月佑美、最終回にゲスト出演

迫田孝也(C)フジテレビ
そんな本作の最終回ゲストとして迫田、袴田、若月が出演。12日に放送された第10話で、小勝負・白熊らダイロクメンバーと、国交省の藤堂清正(とうどう・きよまさ/小日向文世)の対決に決着がついた。その一方で、小勝負が藤堂の不正を暴こうと無理な調査をした責任を取らされ、公正取引委員会・四国支所に異動を命じられる。第11話で迫田は、四国の田舎町にあるスーパー「エースマート」の店長・松尾優(まつお・まさる)を、袴田は「エースマート」の社長・大谷正和(おおたに・まさかず)を、若月は「エースマート」の従業員・北川亜沙子(きたがわ・あさこ)をそれぞれ演じる。

四国支所に転勤することになった小勝負が、四国のご当地パンの“みかんパン”を求めて田舎町を歩いていると、大型スーパーの「エースマート」を見つける。そこでお目当ての“みかんパン”を発見し、会計を終えた小勝負だが、壁に貼られたチラシの文字が気になり、“みかんパン”をポケットにしまって再び店内へ。店内の商品を手に取っては何かを確認する小勝負だが、その時背後から、店長の松尾に声を掛けられる。松尾は不審な動きをする小勝負を万引き犯だと勘違いして、そのまま事務所に連れて行ってしまう。その時、ドン!と大きな銃声が。店内に響き渡る悲鳴、小勝負が駆け寄ると「エースマート」店内で猟銃を持った男が亜沙子ら従業員を集めて立てこもりをしていた。男に見つかってしまった小勝負も人質になってしまう。

男は「1時間以内にエースマートの社長を連れてこい!」と要求。しかし、社長の大谷は本社がある東京にいた。立てこもり犯の男はスーパーの近所にあり、最近つぶれたケーキ屋を営んでいたことが判明。「エースマート」ができたことで、店のお客が減ってしまったと恨んでいる男が「もうこれしかない…」と行った犯行だった。

袴田吉彦(C)フジテレビ
一方、小勝負が事件に巻き込まれていることなどつゆ知らず、東京のダイロクは、大量のダンボールに囲まれてブツ読み作業中。そんなとき、小勝負からダイロクに電話がかかってくる。小勝負は事件のことは一切話さず、白熊にとある依頼をする。小勝負の頼み事をしぶしぶ引き受ける白熊、やがて小勝負が事件に巻き込まれていることを知った白熊、桃園千代子(小池栄子)、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)らはパニックに陥る。

迫田は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK)、『マイファミリー』(2022年/TBS)、『真犯人フラグ』(2021年~2022年/日本テレビ)、『天国と地獄~サイコな2人~』(2021年/TBS)など、数々の話題作に出演。フジテレビ系ドラマには8月1日放送の『魔法のリノベ』第3話(カンテレ)に出演したばかりで、出演作が続いている人気俳優。それぞれの作品で存在感を放つ迫田が、本作でも事件の重要人物となる松尾を演じる。

袴田は、1991年、第4回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞しデビュー。芸能生活30年を超えるベテラン俳優。2019年に2クール連続で放送された『あなたの番です』(日本テレビ)では、久住という役と“袴田吉彦”本人の役で一人二役を演じ、放送時に大きな話題となった。2022年も『未来への10カウント』(テレビ朝日)やWOWOW×ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE』(WOWOW)などの話題作に出演。月9ドラマへの出演は、『トレース~科捜研の男~』(2019年)以来、3年ぶりとなる。

若月佑美(C)フジテレビ
若月は、2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格しデビュー。2018年にグループを卒業し、その後はモデル・女優として活動。2022年は、映画『劇場版 ラジエーションハウス』、映画『桜のような僕の恋人』、ドラマでは『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京)、さらに舞台『薔薇王の葬列』では主演を務めるなど映画・ドラマ・舞台と各方面から引っ張りだこの人気女優。フジテレビ制作のドラマへの出演は『失恋ショコラティエ』(2014年)、『シャーロック』(2019年)に続き、本作がキャリア3作目となり、月9ドラマへの出演も3作目となる。(modelpress編集部)

迫田孝也コメント

「放送前から注目していた『競争の番人』の、しかも最終話への出演決定に全力でガッツポーズしました。小勝負を演じる坂口さんとは今回初めてセリフを交わしたのですが、いろんな作品から抱いていた坂口さんへのイメージをことごとく覆され、それはそれは楽しくてしょうがない時間でした。我々の日常からは遠い存在だと思っていた公正取引委員会が、スーパーの店長である松尾を演じることで、これほど密接に関わる部分があるのかと知って驚きました。身近な生活の中にも存在する“ダイロク”の仕事を楽しんでいただけたらありがたいです」

袴田吉彦コメント

「久しぶりに月9のお話をいただき、内容を聞くとテレビで耳にする公正取引委員会を取り上げた話と知り、今までに無いドラマなのかな?と、興味を持ちました。田舎町のスーパーの社長役として小勝負とのやり取りが見どころかと思うのでぜひご覧下さい」

若月佑美コメント

「恨みを向ける先が違うなんて分かっていても、抱えきれないその思いをどこにどう表現したら良いか分からない結果、立てこもりをしてしまう。行動に共感は出来ませんが、犯人の思いにもなんだか胸が痛くなってしまうそんな事件だと思いました。とらわれの身でありつつも犯人が犯行に及んだ理由を知り、どうにか説得したいと思ってしまうそんな正義感ある従業員・北川亜沙子という役を頂けたことをとてもうれしく思っています」

プロデュース・野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

「立てこもり事件で小勝負が出会う3人。迫田さん演じる松尾は会社が大好きでスタッフを大切に真っすぐ思う心優しき人。迫田さんの愚直さや優しさに包まれている温和な雰囲気にピッタリ!そんな松尾からも憧れを持たれる社長の大谷を袴田さんに演じて頂きます。クセのある社長は何かを隠している?そんな一癖ある、敵に回すと厄介そうな社長・大谷を袴田さんに体現して頂けると思いました!若月さん演じる北川は地元を愛し、地元の人との触れ合いも大好きな人物。若月さんが持ち合わせる人懐っこさと親しみやすさがこのスーパーの活力につながっているのかなと思わせてくれます!3人が勤務をしているエースマートとは一体どんな所なのか?ぜひ、最終回をお楽しみ下さい!」
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