大西礼芳「競争の番人」より(C)フジテレビ

「競争の番人」出演で話題・大西礼芳、坂口健太郎との撮影裏話明かす「顔を合わせると…」

2022.09.05 18:00

フジテレビ系月9「競争の番人」(毎週月曜よる9時~)や映画「夜明けまでバス停で」(10月8日公開)に出演する女優の大西礼芳が、同作での役作りや共演者とのエピソード、そして夢を叶える秘訣などを語った。

  

大西礼芳出演「競争の番人」「夜明けまでバス停で」

俳優の坂口健太郎と杏がW主演を務める「競争の番人」は、今までドラマとして描かれることがなかった“公正取引委員会”が舞台。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査(通称:ダイロク)の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。大西は、検察庁から公取委に出向してきた検察官・緑川瑛子を演じる。

また、女優の板谷由夏が主演を務める映画「夜明けまでバス停で」は、バス停で寝泊まりするホームレスの女性が暴行され死亡した事件を基に、高橋伴明監督が危惧すべき日本の社会の現状を描いた作品。大西は、主人公・三知子(板谷)が働いていた焼き鳥屋の店長である寺島千晴を演じる。

大西礼芳、ドラマ「競争の番人」での役作り明かす

大西礼芳「競争の番人」より(C)フジテレビ
― 検察官の緑川瑛子を演じられる際に工夫している点や意識していることはありますか?

大西:彼女はものすごく努力して勉強して検察官になった人だと意識していました。だから自分にも周りにも厳しいところがあるのだと。並外れた頭脳の持ち主である小勝負くんと大学の同期という設定ですが、どんなに頑張っても追いつくことができないという切なさと彼への強い憧れを体現すべく演じていました。

― 緑川と大西さんご自身には何か共通点はありますか?

大西:緑色が好きなところです。

大西礼芳、坂口健太郎の印象は?

― 主演の坂口健太郎さんの印象は?現場ではどんなことをお話しされていますか?

大西:坂口さんはとても優しい方です。顔を合わせるといつも笑顔で声をかけて下さり、温かく撮影現場に迎え入れて下さいました。スタジオ横の前室で、他の出演者の方々も一緒に談笑して和やかな空気のまま本番に挑んでいました。

― ドラマも終盤ですが、今後の見どころを教えてください。

大西:最終章に突入し、小勝負くんや第六審査長・本庄(寺島しのぶ)さんの過去が明らかになってきます。やはり見所は、チーム一丸となって戦うところだと思いますので、大きな闇へと挑む第六審査の皆のチームワークをハラハラドキドキしながら楽しんで頂けたら幸いです。

大西礼芳、映画「夜明けまでバス停で」監督から学んだこと

大西礼芳「夜明けまでバス停で」より(C)2022「夜明けまでバス停で」製作委員会
― 実際に起きた事件をモチーフにした映画「夜明けまでバス停で」の脚本を読んだときの感想は?

大西:モチーフとなった事件も、本作で新たな物語として提示された脚本もそうですが、問題の根本は社会全体が抱える病にあると言えます。現代の社会における人間関係の希薄さや社会保障制度に至るまで、本質を掴もうとすればキリがありません。しかしそれで切り捨てるのではなく、我々にはどんな人にも日常というものがあります。

そこには家族や友人や職場という確かな最小の社会があります。大きな社会にはなく、最小の社会にあるものは、人間の心の機微だと思いました。それらを作品に関わる全てのスタッフキャストで表現できれば、社会全体が抱える病を考えるきっかけの一翼を担えるのではないだろうかと思いました。

― 板谷由夏さんが演じられる主人公・三知子の働く居酒屋の店長を演じられますが、どんな役どころでしょうか?

大西:私が演じる千晴は居酒屋店長です。従業員とエリアマネージャーの板挟みになりながら働き、世間はコロナ禍、客足は減少、千晴は少ない選択肢の中から厳しい決断を迫られることになります。

― 本作の高橋伴明監督は、大西さんのデビュー作となった「MADE IN JAPAN ~こらッ!~」でも監督を務め、尊敬する人としても挙げられている方ですが、高橋監督からはこれまでにどんなことを学んできましたか?

大西:伴明さんに教えていただいたことは、映画づくりにおいて私の礎(いしずえ)となっています。人の日常にお邪魔をして撮影していることを忘れてはいけないということ、各部署が垣根を超えて協力し合うこと、同じ目標を持ち共鳴し合うこと、そして何より人の心ありきで映画がつくられることを教えていただいてきたと思います。

大西礼芳が“悲しみを乗り越えた方法”

大西礼芳「夜明けまでバス停で」より(C)2022「夜明けまでバス停で」製作委員会
― 大西さんの悲しみを乗り越えた方法、もしくは怒りを乗り越えた方法を教えてください。

大西:悲しみも怒りも乗り越えようと思わないことです。心の中で渦にのみ込まれて流れに身を任せ暫くすると、やがて大きな波は「凪」となる時が必ずきます。ジタバタせずにその時をじっと待ちます。そして地に足がついた時の感触を頼りに、またゆっくり進めばいいのだと思います。

大西礼芳の“夢を叶える秘訣”

― 大西さんが考える夢を叶える秘訣は?

大西:私もまだ夢の途中なので何と答えたら良いのかとても悩みますが、音楽でも映画でも本でも何でもいいので、自分を鼓舞してくれるものを見つけ定期的にそれらに触れることではないでしょうか。猛烈に感動したものや熱中したものは何度だってその時の情熱をたぎらせてくれます。時にはゆっくり時には激しく、自分の心に正直であればいいのではないでしょうか。自戒の念も込めて、そのように思います。

(modelpress編集部)

大西礼芳プロフィール

生年月日:平成2年6月29日(32歳)
出身地:三重県
サイズ:身長160cm 靴23.5cm
B 80cm W 61cm H 87cm
【Not Sponsored 記事】

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