「オールドルーキー」田中樹・渡辺翔太・板垣瑞生・當真あみ…ゲスト登場で視線を集めた注目の次世代俳優7人
2022.08.27 08:00
俳優の綾野剛が主演を務めるTBS系日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜よる9時~)。第1話から横浜流星がゲスト出演するという華やかなサプライズで視聴者を驚かせたが、その後も続々と豪華なゲストが集結した。また、同時に若手俳優たちがそれぞれの魅力で視聴者を釘付けに。本記事では、そんな個性溢れる次世代俳優7人をピックアップして紹介する。
「オールドルーキー」
完全オリジナルとなる今作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かなメンバーとともに、37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。第3話:田中樹
深沢塔子(芳根京子)が入社当初からマネージメントを担当しているマラソン界の絶対的エース・秀島修平役を務めたのはSixTONESの田中樹。大会での優勝経験も多く選手としての高いプライドを持ち、夢を大きく語る“ビッグマウス”と称される彼が、とあることから世間の非難を浴び、葛藤する。スポーツ選手のメンタル面に視線が向けられた同話で、田中は秀島の脆さや心情の移り変わりを見事に表現した。2020年にSixTONESのメンバーとしてデビューしてから、アーティストとしての活動のみならず、バラエティ番組へのレギュラー出演などマルチに活躍している田中。グループでは迫力あるラップを披露し、底知れない才能の幅を感じさせる。
9月には、2021年に引き続き、帝国劇場で上演されるジャニーズ伝統のミュージカル「DREAM BOYS」(9月8日~30日予定)にて、2年連続の主演を務めるSexy Zoneの菊池風磨のライバル役を2年連続で務める。彼の俳優としてのさらなる活躍にも期待がかかる。
第4話:板垣瑞生
2014年、映画「闇金ウシジマくん Part2」で映画デビューを果たし、映画「ソロモンの偽証」(2015年)で1万人の参加者の中から準主役の座を勝ち取った板垣瑞生。2022年も、日本テレビ系Zドラマ第2弾「ばかやろうのキス」(ひる2時30分~15時※関東ローカル)をはじめ、出演作が目白押しである一方、バラエティ番組や情報番組への露出、さらにはファンクラブの発足や写真集の発売など、その人気が顕著に表れており、今注目の若手俳優として頭角を現している。そんな板垣が今作で演じたのは、「ビクトリー」に所属する横浜DeNAベイスターズ2軍選手・北芝謙二郎。ドラフト2位でベイスターズに入団するも2軍のまま6年目を迎えた中、24歳という若さで戦力外通告を受けることが決まり、スポーツ選手として絶望の淵に立たされた状況の中、北芝は野球選手として最後までチームでの役割を全うしようとする。
こうした誠実で真っ直ぐなキャラクターを体現できたのは、一つひとつの仕事を着実にこなし、日々演技力に磨きをかけていく板垣だからこそ。今後の成長ぶりにも目が離せない。
第4話:神尾楓珠
第4話の最後に、サプライズ出演を果たした俳優の神尾楓珠は、人気も実力もあり、日本サッカー界の将来を背負って立つ存在のJリーガー・伊垣尚人を演じた。担当のエージェントに騙され、切羽詰まった表情で新町に訴えかけることからストーリーが展開した。目鼻立ちのはっきりとした顔立ちとミステリアスなオーラで存在感を発揮するとともに、確かな演技力で幅広い役柄を演じ分け、令和を代表する次世代俳優の1人とも言える神尾。9月20日スタートのTBS系深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の4作目となる「階段下のゴッホ」では、ミステリアスな浪人生・平真太郎役を演じる。また、映画「カラダ探し」(10月14日公開)、舞台「薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー」(9月9日~)の出演を控えており、活躍の幅を広げている。
第5話:當真あみ
今作で2作目のドラマ出演となる女優の當真あみ。2020年に沖縄県でスカウトされ、2021年には企業のCMに抜擢されデビュー。“沖縄の逸材”と話題をさらった當真は、その後も日本を代表する女優たちの登竜門になっている「カルピスウォーター」のCMキャラクターに起用され、今、旬な女優の1人である。そんな彼女が演じたのは、城(中川大志)が見つけた逸材で、無名だがスター性のあるフェンシング選手・三咲麻有役。世の中にフェンシングを広めたい気持ちはある一方、人見知りで派手なことが苦手なことから、過度のメディア露出を拒否するという、葛藤に揺れ動く少女の繊細な心情を丁寧な演技で魅せた。
當真の出演した第5話では、放送が始まると関連ワードがTwitterでトレンド入りを果たすなど、透明感溢れる當真のビジュアルや弱冠15歳、ましてやドラマ2作目とは思えない迫真の演技で多くの人から注目を集めた。映画「かがみの孤城」(12月23日公開)では、1000人以上が参加したオーディションを勝ち抜き、主人公の声優を務めるなど早くも活動の幅を広げている彼女の成長が楽しみで仕方ない。
第7話:福山翔大
第7話では、車いすテニス選手・吉木修二役として俳優の福山翔大が出演。パリパラリンピックの日本代表候補である吉木は、国際大会で勝つために世界を転戦したいと、目標に向かって自分にできることを懸命に続けていく。彼の情熱や迫力満点の試合シーンは視聴者を釘付けにしたことだろう。福山は、映画「クローズEXPLODE」(2014年)のオーディションを受けたことがきっかけで芸能界入り。エキストラから出発し下積みを経て、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」(テレビ東京系/2013年)で俳優デビュー。
その後、ドラマ「凪のお暇」(TBS系/2019年)、「MIU404」(TBS系/2020年)、「恋はDeepに」(日本テレビ系/2021年)のほか、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合/2021年)や映画「ブレイブ -群青戦記-」、「花束みたいな恋をした」(ともに2021年)など、数々の話題作で存在感を発揮し、モデルプレスでも注目し続けている俳優の1人だ。
第8話:田辺桃子
塔子が担当するバレーボール選手・古川舞を演じたのは、女優の田辺桃子。2013年に「ミスセブンティーン」に選出され、2019年まで同誌のモデルとして活躍していた。ドラマ「リコカツ」(TBS系/2021年)では永山瑛太演じる緒原紘一に思いを寄せる自衛隊員・一ノ瀬純を好演し話題に。また、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系/2021年)では、杉咲演じる赤座ユキコと同じ盲学校に通う紫村空役として、盲学校生という難役をフレッシュに演じ切っていたことが記憶に新しい。
そして今作では、バレーボール選手としての実力が高く、イタリアの強豪・トリエステからスカウトされるなど実力が認められている選手でありながらも、アシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)に密かに恋心を寄せる乙女な素顔を持った役柄を多彩な表情で魅せた。
第8話:渡辺翔太
そして、ジャニーズから2人目のゲスト出演となったSnow Manの渡辺翔太は、日本を代表する水泳選手・麻生健次郎役として登場。パリオリンピック代表候補でもあり、人気と実力を兼ね備えた選手である麻生だが、第8話の放送終盤では「ドーピング違反を言い渡された」と新町に告げるといったまさかの展開に。ラストに繋がるキーパーソンとして描かれるキャラクターを渡辺がどのように演じるのか注目したい。そんな渡辺は、アイドルとして音楽や舞台の活動はもちろん、同局系バラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さい」など、幅広いジャンルでマルチに活躍。一方で、美容に対する強いこだわりや豊富な知識から美容マニアとしての一面も持つ個性の光る人物だ。様々な顔を持ち合わせる渡辺だからこその豊かな表情や振り幅で魅せる演技に期待が高まる。
フレッシュな魅力でドラマを盛り上げた7人の若手たち。次世代俳優として、日本の未来に欠かせない彼らの成長っぷりから目が離せない。
(modelpress編集部)
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