中川大志、大ファン“アントマン”と熱いハグ「いつもはキャーキャー言われるほうなんですけど」＜アントマン＆ワスプ＞

“大ファン”中川大志、念願の対面に興奮

劇中で“最小最強のバディヒーロー”アントマン＆ワスプを演じた米俳優のポール・ラッドとエヴァンジェリン・リリー、ペイトン・リード監督が来日して行っている同ファンミーティングは、マーベル初の東西横断来日イベント。大の“マーベルファン”代表として登場した中川のほかに、アントマンたちを追い詰めるFBI捜査官、ジミー・ウーの吹き替えを務めたお笑いタレントの宮川大輔も登壇。さらに、劇中で登場する“ミニ研究所”も厳重な警護のもと、会場に運ばれた。

中川は、緊張の表情を見せながらも、ポールたちに質問するためのカンペもしっかり用意してきて準備万端。マーベルヒーローのなかでもアントマンが1番好きだといい、「小学生のときに『アイアンマン』に出会ったのがきっかけです。すごくコミカルな笑えるシーンもあるし、心温まるシーンもたくさんあって、冴えない主人公がすごく好きで、応援したくなります！」と興奮気味に話すと、ポールと熱いハグを交わしていた。

さらに「僕も身長が15cmの女の子を好きになる役を演じたことがあるので、気持ちがわかります」と、1.5cmの世界を表現するための役作りの大変さをポールとエヴァンジェリンと語り合った中川は、エヴァンジェリンから「女の子は15cmのサイズがいいですか？」とジョークを投げかけられると、「僕自身はそんなことないんですけど…恋をするには小さすぎますね（笑）」とにっこり。

最後に「役者としてヒーローを演じてみたいんですけど、ヒーローを演じるために大切にしていることはなんですか？」と中川が質問。エヴァンジェリンは「良い質問です！私が大切にしているのは人間性です。人間であることを意識して役と向き合う。弱いときこそ、そこで彼女が強くなれるんだと感じていました」といい、ポールは「何十年も愛されてきた役を演じられるのはとても光栄です。役者としてキャラクターを演じるときには、原作をリスペクトし、大切にすることがポイントだと思います」とアドバイスを送っていた。

そして中川と宮川から、ポールとエヴァンジェリンにお守りをプレゼント。中川は、念願の対面に「本当に気さくな方たちで、僕いつもはキャーキャー言われるほうなんですけど、きょうは自分が（キャーキャー）言うほうになっていた」と感想を話し、宮川が「自分で言うなやっ」とツッコむと、会場は笑いで包まれた。

ポール・ラッドら、ファンと交流

ファンミーティングでは、会場に駆けつけたファンからの質問に答えるコーナーも。次のアベンジャーズに向けて注目して欲しいところは？という質問に、ペイトン監督は「『アベンジャーズ4』に関しては僕からは…何も言えません（笑）。この作品がインパクトを与えるかもしれません。…という言い方でいいかな？」といい、ポールは「エンドロールが終わる最後の瞬間まで画面を観ていてください。もしかしたら答えがあるかもしれません」とニヤリ。

続けて、お互いに撮影中に驚かされたことや、意外な一面はありましたか？と聞かれると、ポールは「（エヴァンジェリンは）本当に仕事への姿勢がすごいんです。本気でプロのファイターになれんじゃないかと思っていた。運動神経が素晴らしかったです」と回答。一方で、エヴァンジェリンは「皆さんご存知だと思いますが、ポールはとてもとても面白い方ですよね。彼はとても大きな心を持っています。いま小児病院に支援したりと愛のある活動をしている素晴らしい方です」と伝えると、ポールは照れた表情を見せていた。

また、お互いの好きなところについて「一緒に仕事をする前からポールのファンでした。ポールがアントマンを演じているから、この作品に出演しています」とエヴァンジェリンが話すと、ポールは「エヴァンジェリンはとてもリアルで、地に足がついた方。人や現地との繋がりを求めていく」とエヴァンジェリンを尊敬する部分を挙げ、会場を盛り上げていた。

マーベル・スタジオ最新作「アントマン＆ワスプ」

世界興行収入No.1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『アントマン＆ワスプ』。映画史上最小にして最強のヒーロー・コンビが贈る、ユーモア溢れるバディ・アクション・ムービーとなっている。

バツイチ、無職、前科持ち、離れて暮らす愛娘だけが生きがいで、脅威の“スーツ”を手に入れたことで、身長1.5cmの最強ヒーロー＜アントマン＞になったスコット・ラング役をポール、そんな頼りない彼を支える、アントマンの開発者ピム博士の娘で、父の開発した“スーツ”と脅威の身体能力で、完璧ヒロイン＜ワスプ＞となるホープ・ヴァン・ダイン役をエヴァンジェリンが演じる。

なお、8月23日に大阪にて行われるファンミーティングにも、来日キャストが登壇予定である。（modelpress編集部）

配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン （C）Marvel Studios 2018