「褒めてくだちゃい」毎日甘えてくる彼、私が3日まねすると「重い」と言われました
「褒めてくだちゃい」から始まるやりとり
付き合って1年になる彼とは、平日はメッセージで話すことがほとんどです。彼からはほぼ毎日のようにメッセージが届き、その文章はよく赤ちゃん言葉で終わります。自分のことも「ぼく」と書きます。
「きょうもおしごとがんばったでちゅ。褒めてくだちゃい」
付き合い始めたころは、そういう甘え方なのだと思っていました。私も「えらいでちゅね」とふざけて返したことがあります。でも半年ほどたつと、だんだん返すのがしんどくなりました。
私が「今日、仕事でかなりへこんでる」と送った日にも、「たいへんだったでちゅね。ぼくもきょうがんばったから褒めてくだちゃい」と返ってきたことがあります。私の話を聞いてくれていないわけではありません。それでも最後には、いつも私が彼を褒めたり、なだめたりする側へ戻っていました。
返信が半日ほど空いた日には、「もういいもん。ぼくのことどうでもいいんでちゅね」と届きます。仕事中だったと説明すると、「そっか。いそがしかったんでちゅね」となり、最後には私が「返せなくてごめんね」と謝っていました。
話し方についても、何度か伝えています。「その話し方、ずっとだとちょっとしんどい」と言うと、彼は「これがぼくなんだもん。きみのまえだけでちゅよ」と返しました。私の前だけと言われると、拒絶することまで悪いような気がして、その先を言えなくなっていました。
3日間、彼と同じように返してみました
何度言っても変わらなかったので、別のやり方を試すことにしました。
彼が「きょうもおしごとがんばったでちゅ。褒めてくだちゃい」と送ってきた日、私は「わたしもきょうおしごとがんばったでちゅ。褒めてくだちゃい」と返しました。
1日目、彼は「えらいでちゅね」と返してきました。その日は、いつもよりメッセージの数も増えました。
2日目も、「つかれたでちゅ。なぐさめてくだちゃい」「きょうもがんばったでちゅ。褒めてくだちゃい」と、普段彼が送ってくるような言葉で返しました。すると、彼の返信が少しずつ短くなりました。
3日目、私が「きょうもつかれたでちゅ。わたしも褒めてくだちゃい」と送ると、少しして「ちょっと重いよ。ふつうに話して」と返ってきました。
3日でした。私は半年以上、しんどいと思いながら同じような言葉を受け取っていました。
「ぼくのは愛情表現」と言われました
私は「私は何度もやめてほしいって言ったのに、あなたは3日で重いって言うんだね」と聞きました。
しばらくして返ってきたのは、「ぼくのは愛情表現だけど、きみのはバカにしてるよね」という言葉でした。
それを読んで、ようやく分かりました。彼にとって、自分が甘えることと、私が同じように甘えることは別だったのです。
彼が「褒めてくだちゃい」と言えば、私は返す。彼が拗ねれば、私は理由を説明する。私が疲れている日でも、最後には彼をなだめる。その形を、私はずっと2人のやりとりだと思おうとしていました。
でも、同じことを私が3日しただけで「重い」と言われました。
私は画面に「わかりました。ふつうに話します」と打ち、少しだけ指を止めて、そのあとに「別れましょう」と続けました。
そして...
彼からすぐに何通も届きました。その文章には、「でちゅ」も「くだちゃい」もありませんでした。電話も鳴りましたが、出ませんでした。
普通の言葉で書けなかったわけではなかったのだと思います。少なくとも、私が何度頼んでも変えなかった話し方を、別れを告げられたあとはすぐに変えていました。
今週、彼と行くつもりで取っていた店へ連絡し、予約を1人分に変更しました。確認の連絡が届いたとき、誰かを褒めたり、なだめたりする必要のない予定なのだと、ようやく実感しました。
(20代女性・アパレル販売)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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