遠距離の彼女に『疲れた』としか返信しなかった俺が、近くの同期に目がくらんだ結末
新社会人の3か月で削れていったもの
新社会人としての生活は、想像よりも余裕がありませんでした。研修が終わって配属されてからは、1日中先輩の背中を追いかけました。家に帰るころにはスーツを脱ぐ気力もない日が続きました。彼女からのメッセージは毎日届いていましたが、返信する気力が湧かず、「疲れた」と一言だけ送る日が増えていきました。電話に出ても数分で切り上げるようになり、それでも通知は減りませんでした。
近くにいて、何も説明しなくていい相手
同期の女性は、俺が会議で言葉に詰まった日に「大丈夫?」と声をかけてきました。同じ研修を受けて、同じ上司に叱られて、同じ電車で会社を出る相手でした。何を説明しなくても通じる相手が近くにいることが、遠くにいる彼女の存在を少しずつ薄くしていきました。近くにいる人に、目がくらんでしまった、それだけの話でした。彼女に連絡を返さない日が増えて、代わりに同期の「明日また会える?」の一言に、俺はうなずくようになっていきました。
風呂上がりの情けなさ
彼女が新幹線で会いに来る日、俺はいつも通り「先にシャワー浴びる」と言って浴室に入りました。出てきたときの彼女の顔で、机の上のスマホを見られたことがわかりました。俺は「あー…」とだけ声を漏らして、それ以上ごまかす気力は残っていませんでした。「連絡を催促されるのが苦しかった」「近くにいる人に、目がくらんでしまった」。並べてみればどちらも自分の言い訳で、彼女に伝えるべきものではありませんでした。彼女は「じゃあ、なんで来てって言ったの」と聞きました。答えは持っていませんでした。
そして...
スーパーの袋が玄関に置かれたまま、彼女は出ていきました。翌週、俺は1度だけメッセージを送りましたが、返事は来ませんでした。同期には、彼女に見られたことを正直に話しました。すると、彼女は困ったように「そういうつもりじゃなかった」とだけ言い、それから仕事以外で連絡が来ることはなくなりました。俺は彼女も、仲の良い同期も、同時に失ってしまったのです。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
嫁が高卒だから【孫差別】する義母!?しかし⇒沈黙を破った義父の一言に、義母「え…なにを言ってるの…」愛カツ -
娘の運動会用弁当を”無断”で食べ尽くす夫!だが義父母から【保護者達の前】で公開処刑されてしまい顔真っ赤に!?愛カツ -
離婚を切り出すと…妻はすぐに承諾!?しかし「どういうことよ!」⇒都合のいい状況で【夫と浮気女が大喧嘩】したワケ愛カツ -
【誕生月別】この夏、海デートで胸キュンさせる女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
【星座別】2026年8月、あなたの恋が叶う確率<てんびん座〜うお座>ハウコレ -
【血液型別】恋人と決めたい「ふたりの合言葉」<O型・B型>ハウコレ -
そりゃ、引かれるわ…。男性がリアルに「やめてほしい」と思ったボディタッチTOP3ハウコレ -
毎回私だけが新幹線に乗っていた遠距離3か月、彼氏の部屋で光った知らない名前ハウコレ -
嫌がる嫁の出産を撮影し…夫「母さんに見せるの!」しかし直後⇒「えっ、あっ…」思わずスマホを放り投げたワケ愛カツ