「お前の荷物フリマアプリに出品したから買っといて」元カレに送料まで払った話
紛れ込んだ私の荷物
同棲を解消して、彼が部屋を出ていきました。引っ越しの片づけをしているうちに、お気に入りのポーチとヘアアイロンが見当たらないことに気づきました。彼が荷造りしたときに紛れ込んだのだと思います。ポーチは長く使っていたもので、「私のポーチとヘアアイロン、そっちの荷物に紛れてない?送ってほしいんだけど」とメッセージを送りました。返ってきたのは「俺の住所教えたくないから匿名配送にしたい」という一言でした。今の住所を知られたくないらしい。そして、矢継ぎ早にメッセージが届きました。
600円で出品された私の荷物
「お前の荷物フリマアプリに出品したから買っといて」メッセージに添えてあったのは、フリマアプリの出品画面のスクリーンショットでした。商品名は「元カノ専用」です。価格は600円。見覚えのあるポーチの写真が1枚載せられていました。600円は送料と手数料と箱代を全部足した金額でした。つまり彼の負担がゼロになるように計算した値段です。彼は私に強制的に全てのコストを払わせるためにフリマアプリに出品したのでしょう。私の荷物を、私が買う。彼が匿名配送をしたいと言い出したのに、全額こちら持ち。住所を隠したかっただけだと言うけれど、あなたの住所になんて最初から興味はありません。
返信のない既読
「なんで私が送料+手数料+箱代を払うことになってるの?」打ち終えてすぐ、もう1通送りました。「あんたが匿名配送したいって言ったんでしょ?」と。匿名配送を選んだのは彼のほうです。その手段にフリマアプリを選んだのも彼です。なのに送料も手数料も箱代もきっちり上乗せした金額を、こちらに請求してくる。既読はつきました。でも返信はありませんでした。アプリの出品ページだけが、そのまま画面に残っています。ポーチもヘアアイロンも私のもので、勝手に持っていったのは彼です。それを取り戻すのに600円。スマホを置いて、窓の外を見て、それからもう1度画面を開いて、購入ボタンを押しました。
そして...
届いた段ボールは雑に詰められていて、ポーチのファスナーが半開きのままでした。ヘアアイロンのコードも絡まったまま放り込まれています。中身を取り出して、段ボールをたたんで、資源ごみの袋に入れました。600円は、この人と完全に縁を切るための手数料だったと思うことにしています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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