同棲を切り出せずにいた僕が、ドライブの経由地に隠していた本音
同棲を切り出せなかった
彼女と付き合って2年が経ち、俺は同棲を考えるようになりました。前に1度その話を出したとき、彼女は家賃の高さを気にしていて、話はそこで止まりました。
次に言うなら、言葉だけではなく具体的な部屋を見せたいと思いました。2人の職場の中間で、家賃も通勤時間も現実的な物件を探しました。
先に自分だけで内見に行った日、彼女には「急用ができた」と伝えました。嘘をつくつもりではなくても、あの時点で俺は大事な話を後回しにしていました。
経由地は、相手にも見えていた
水族館へ行く予定に合わせて、物件の内見も入れました。ドライブのついでに寄れば、自然に話せると思ったのです。
ナビ用の地図に水族館までのルートを入れ、途中に物件の住所を経由地として追加しました。そのまま彼女に送ってから、住所が見えていることに気づきました。
彼女から「経由地のところ、どこか寄るの?」と聞かれました。正直に書こうとして、送る前に消しました。先に説明したら、また家賃の話で止まる気がしたからです。俺は「当日のお楽しみってことで」と返しました。
部屋を見せる前に渡していた不安
当日の車内で、彼女は道路標識のほうをよく見ていました。普段より会話が短く、何かを確かめているようでした。
住宅街に入ると、物件の前で担当者が待っていました。車を止めると、彼女は「ここ、誰の家?」と聞きました。その言い方で、俺が何を疑わせていたのか分かりました。
部屋に入ってから、俺はこの前の急用が物件を見に来たことだったと話しました。間取り図も渡しました。けれど、彼女は喜ぶより先に、「驚かせるより、先に話してほしかった」と言いました。
そして...
その場で申し込みはしませんでした。彼女と話してから決めると、担当者にも伝えました。
俺は、断られるのが怖くて、部屋を見せる順番に逃げていました。先に良い条件を並べれば納得してもらえるかもしれない。そう考えていた時点で、彼女と話し合うことを避けていたのだと思います。
今は、2人で次の候補を探しています。間取り図は3枚に増えました。今度は俺が先に決めた部屋ではなく、彼女が見たいと言った部屋も入っています。同棲の話は、驚かせるより先に、2人で同じ地図を見るところから始めるべきでした。
(20代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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