「心配させたくなかったんだ」彼女に共有する時、予定の名前を変えて送っていた僕の言えなかった理由
名前を書き換えて送っていた
彼女とは付き合って2年になります。お互いの予定が合いにくく、カレンダーの招待を送り合って会う日を決めていました。
最初はそのまま予定名を送っていました。けれど、前の職場の集まりがある日は、彼女に送る前に名前を変えるようになりました。
送別会も、同僚のお祝いも、彼女の画面では「ごはん会」や「打ち合わせ」にしていました。隠しているつもりはありませんでした。ただ、見ただけで彼女が気にするなら、最初から見せないほうがいいと考えていました。
不安そうな顔を見たくなかった
前の職場の集まりには、元恋人もいます。恋愛感情は残っていません。それでも、彼女がその存在を気にしていたことは分かっていました。
以前、前の職場の飲み会に行くと話したとき、彼女は誰が来るのかを何度か聞きました。俺はそのとき、彼女を不安にさせたくないと思いました。
だから予定名を書き換えました。前の職場と分かる名前を見せなければ、彼女は気にせず過ごせる。そう考えていました。でもそれは、彼女を安心させるためというより、自分が説明する場面から逃げるためだったのだと思います。
聞かれて分かったこと
彼女から「明日のごはん会って、前の職場の集まりのこと?」とメッセージが届いたとき、俺は「うん、そうだよ。なんで?」と返しました。
続けて、「私に送ってくれた予定、名前が全部違うのはどうして?」と聞かれました。そこで初めて、彼女が書き換えに気づいたのだと分かりました。
俺は「前に気にしてただろう。心配させたくなかった」と返しました。それは本音です。でも、そう書きながら、自分のしていたことが彼女を守る形になっていなかったことにも気づきました。
そして...
彼女を不安にさせたくなかった気持ちは本当でした。けれど、予定名を書き換えることは、彼女が何を知って、どう受け止めるかを俺が勝手に決めることでもありました。
彼女は子どもではありません。不安になるかもしれない予定でも、知ったうえでどう向き合うかを選ぶ権利がありました。俺はそれを、気遣いという言葉で隠していました。
それからは、予定をそのままの名前で送るようにしています。前の職場の集まりがあるときは、誰が来るのかも先に話します。少し気まずくても、隠して後から疑わせるより、最初から一緒に受け止めるほうが誠実なのだと思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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