返信が素っ気ない彼から届いた「本当は会いたい」→噛み合わない一言に戸惑った
短くなっていく、彼の返信
付き合って1年ほどになる彼とは、毎日のようにメッセージでやり取りをしていました。以前は仕事の合間にも、ちょっとした出来事を送ってくれていました。帰り道に見た犬の写真や、コンビニで見つけた新商品。中身は何でもないのに、彼の生活の中に私がいるようで嬉しかったのです。
けれど、ここ1か月ほどで返信が変わりました。「了解」「うん」「また連絡する」。短い返事ばかりで、こちらが話を広げても続きません。忙しいのだろうと思おうとしても、以前との違いははっきりしていました。
会う約束もなかなか決まりませんでした。私から「今週どこかで会える?」と送ると、返ってきたのは「ごめん、厳しい」だけ。その言葉を責めたいわけではないのに、短く区切られるたびに、私のほうだけが会いたがっている気がしました。
届いた「本当は会いたい」
その日も、彼に予定を聞きました。少し迷ってから、「無理なら無理で大丈夫。ただ、最近あまり話せてないから寂しい」と送りました。返事はいつもより早く届きました。
「会えない。ごめん。本当は会いたい」
最初に読んだとき、意味がうまくつながりませんでした。会えないという断りのあとに、会いたいという言葉が続いている。送る相手を間違えたのか、途中まで打ってそのまま送ったのか、いろいろな考えが浮かびました。
「本当は会いたい」と書かれているのに、それだけで安心していいのか分かりませんでした。嬉しい言葉のはずなのに、ここ最近の短い返信が、その言葉まで遠く見せていました。
電話で聞こえた彼の声
問い詰めるような返事はしたくありませんでした。でも、このまま短いメッセージだけで判断するのも違う気がしました。私は「少しだけ電話してもいい?」と送りました。
彼からは「いいよ」と返ってきました。電話に出た彼の声は、思っていたより疲れていました。彼は、仕事が詰まっていて、帰ってからも何を返せばいいか考える余裕がなかったと話しました。「会いたくないわけじゃない。でも、会いたいって言ったら、余計に期待させる気がして」
その言い方は不器用でした。けれど、短い返信の裏に気持ちがないと決めつけていたのは、私のほうでもありました。彼の言葉を聞いて、安心したというより、ようやく同じ場所に立てた気がしました。
そして...
電話のあと、私たちは近いうちに会う約束をしました。あの言葉が打ち間違いだったのか、本音だったのかは、まだ聞けていません。でも、短い返信だけを並べて彼の気持ちを決めつける前に、声を聞けばよかった。
次に会ったら、寂しかったことも、不安になったことも、ちゃんと自分の言葉で話そうと思います。彼の短い返信だけではなく、私の聞き方も、2人の距離を遠くしていたのかもしれません。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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